2011年1月31日月曜日

残念ですが、あなたの言葉は相手にスルーされていますよ!









はじめに

あなたの文章、スルーされていませんか?

私は仕事では企画書や論文を書き、プライベートではブログやツイッターで情報を発信しています。

より多くの人に読んでもらいたい、読んだ人に行動してもらいたい。

と、常日頃考えています。

今日ご紹介するのは『仕事はストーリーで動かそう』の川上徹也さんの『キャッチコピー力の基本』です。

本書では、キャッチコピーの基本三ヵ条にはじまり、「読み手」に考えさせる、「比喩力」を磨く、「組み合わせ」て化学変化を起こすなど、9章にわたって人を惹きつける77のヒントが紹介されています。

自分の言葉をちゃんと相手に伝えたい方にとって、この本はキャッチコピーの辞書として手元に置いておきたい1冊にきっとなるはずです。

では、本の1章で紹介されている3つの「キャッチコピーの基本」をご説明しましょう。


ポイント

① 「あなたのことですよ!」と問いかける

WEBニュースの新着記事リストや買った雑誌の記事タイトルを眺めているとき、どんな記事を読んでいますか?「自分に関係がないな」と思った記事までちゃんと読みますか?

私も含め、人は「自分に関係ない」と思った記事は読みません。当然このブログの記事もコピーにまったく興味のない方は絶対スルーです。(笑)

伝えたい相手を十分に絞り込んで問いかけることが重要ですよ。本書で紹介されているコピーがこちら。


気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ(P14)
生まないかもしれない私(P15)



② 強い言葉を発する

「たくさん」とか「ものすごい」とかモヤッとした言葉を使っていませんか?このような曖昧な単語は言葉としては力が弱く、読者に届きにくい。


口に入れた瞬間に溶けてなくなっちゃうんです(P18)
朝引き薩摩鶏を備長炭でじゅわっとジューシーに焼きあげました(P19)


「具体的な方法」、「数」、「状況」が目に浮かぶように心がけましょう。

③ 「それ逆でしょ!」と「なんで?」と考えさせる


千円札は拾うな。(P21)
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?(P22)


「いやいや、お札が落ちてたらみんな拾うでしょ!」
「そういや、なんで潰れないんだろ?」
と読者の頭に浮かんだら、そのコピーは成功です。

目にした瞬間に、“引っかかる”フレーズをつけることができれば、読んでもらえる確率はぐんと上がりますね。




おわりに


ビジネス書のタイトルや広告のコピーをストックしておくと、言葉を入れ替えるだけでおもしろいコピーができますよ。もちろん今日ご紹介した本にもたくさん掲載されています。試してみてくださいね。

せっかくの自分の意見はより広く伝えたいですよね。とっても参考になる本でした。オススメです!

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。





キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニックキャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック
川上 徹也





【関連記事】

川上 徹也さんの本の紹介記事です。

仕事はストーリーで動かそう

あの演説はなぜ人を動かしたのか


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2011年1月28日金曜日

気がつけば文房具で引き出しがぐちゃぐちゃになっているあなたへ







はじめに


文房具を次々買って満足していませんか?

私も文具が好きで、面白そうな文房具はついつい衝動買いしてしまいます。最近ボールペンを整理したら50本くらい出てきてビックリしました。

文具好きにとっては、たしかに文具は楽しいものです、でも文房具は仕事の道具でもあります。つまり、使って活かさないと意味がないのです。

“道具は、「何を使うか」と同時に、「どう使うか」が重要です。”

これは美崎さんの『文具術』の中でまえがきに書かれている一文です。

文房具を楽しくかつ、有意義に使って知的生産をするということに気づかされる1冊です。編集は『モレスキン 「伝説のノート」活用術』や『人生は1冊のノートにまとめなさい』と同じダイヤモンド社の市川有人さん。中身はもちろん、見た目も素敵に仕上がっています。眺めているだけでワクワクしてきます。

ではポイント見てみましょう。




ポイント

① ストックとフローを意識してクリアフォルダーに入れる

情報はドライアイスのようなもの
古川裕倫さんは「課長のノート」でこう書かれています。

書類が手元に届いたら「ストックしておくべき」なのか「フローするべき」なのか、考えて分類してみましょう。

「フローするべき」書類は保管せずに、どんどん使いましょう。

あらかじめクリアフォルダーの数を決めておいて、どんどん詰め替えると書類が増えるのを防げますよ。


② ペンを変えてどんどん思考する

手書きが思考を促すと齋藤 孝先生は『大事なことは3つにまとめなさい!』で書かれています。実際に、色々ペンを使ってノートを書いてみてください。線の太さ・筆質によって、ノートの雰囲気だけでなく自分の思考が変わるのが実感できるはずです。

ボールペン1本だけでなく、サインペンやマーカーなど色々なペン先でノートをとってみましょう。

私が普段使っているのは、紙用マッキー・プラマン・マルチ8・ジェットストリーム・セラミックペン・マイルドライナーです。


③マスキングテープを10倍活用する

塗装の際に作業箇所以外を汚さないために使われていたマスキングテープ。

雑貨店にマスキングテープコーナーができるほど、色・大きさ・紙質がとっても充実してきています。マスキングテープの活用法の本が出るくらい大人気です。

単に貼って何かをとめるだけでなく、付箋にしたり、インデックスにしたり、付箋の土台にしたり。いろんな使い方ができるのがマスキングテープの良さです。

ふとしたときに、「どんなことに使おうかなぁ」と考えて見るのも楽しいですよ。


おわりに



文房具を次々買って、引き出しの中にほったらかし
ではもったいないです。

この本には文具の使い方の写真が200以上掲載されていますので、自分にあった文房具がきっと見つかるはずです。

お気に入りの文房具を見つけて、楽しくアウトプットしてくださいね。


ちなみに、私も自分でスタンプをデザインしてみました。
To doスタンプです。メモ帳や付箋にポンポン押してみてください。



TODOスタンプ|きりとりや
ほぼ日用もありますよ。好評のようで、嬉しいです^^


それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。



【今日紹介した本】


[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる![書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!
美崎 栄一郎







【おしらせ】

2/6(日)の午前中に、『[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術』の出版記念セミナーが行われます。
美崎さんと文房具朝食会とのコラボセミナーです。

場所はダイヤモンド社の9F

09:00-09:15 会場準備
09:15-09:30 受付時間
09:30-10:15 美崎さん講演(45分)
10:15-10:30 休憩(15分) 
10:30-11:45 文房具朝食会(75分)
11:45-12:15 フリータイム(30分)


9:30~12:00に @ksorano さんの http://ptflive.jp/ でUst中継されるそうですよ。

▼最新情報

@a16misaki: 本日の予定。文具術×文房具朝食会@ダイヤモンド社 UST中継あり。http://ptflive.jp/ の @ksonora さんをチェックください。スタートは、9時30〜。ボクのライブは、10時50分〜の予定。



【関連記事】

あとで読んでも使えるノートを書くための3つのルール 〜 頭が良くなるノートのとり方
齋藤 孝さんの『大事なことは3つにまとめなさい!』を紹介した記事です。


人生を豊かにするモレスキンノート
堀 正岳さんの『モレスキン 「伝説のノート」活用術』を紹介した記事です。

ライフログを人生に活かすための3つのポイント
ライフログをラクに続けるための3つコツ
これであなたも試したくなる!ライフログの3つの効用
奥野 宣之さん『人生は1冊のノートにまとめなさい』を紹介した記事です。

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2011年1月27日木曜日

ダメパターンから抜け出すための3つのヒント










はじめに

「ダメなパターン”にハマっていませんか?」

・ついイラっとしてしまって不機嫌になってしまう
・相手と何を話して良いのか迷って、いつも会話が盛り上がらない
・やることが溜まっているのにやればやるほど失敗してしまう

ほんの些細なことだけど、それが引き金になってどんどん悪い方向に転がっていく。ダメなパターン。

仕事をしていてこんな場面に心当たりのある方は、吉山勇樹さんの『ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫』を読んでみてはいかがでしょうか。

ダメパターンにおちいるのを防ぐために心がけたいちょっとした工夫が、50個紹介されています。

本書を手に取ったらまず目次をチェックして、自分ができていない仕事の基本を見つけてから読むことをオススメします。仕事の基本は、坂木浩子さんの楽しい4コマと共に解説されているのでとっても読みやすいですよ。



では3つのヒントを説明しましょう。



ポイント

① 「イラっと」したら実況中継してみる

自分の思うように事が進まないときに、ついイラッとしてしまいますよね。そんな時は、すぐに自分の行動や感情を客観的な言葉にしてみましょう。

実際に口に出さなくても、頭でイラッとする状況を考えたり、紙に書き出したりすると落ち着きやすくなりますよ。

私はよく「そもそもイラッとしている時間がもったいないな」と考えるようにしています。


② 会う相手のために差し入れを準備してみる

もっと話さなければならないのに、いつも何を話して良いのか分からない。そんな場面では、相手が喜びそうな情報や物を用意してみましょう。

無理やり相手の好みに合わすのではなく、自分も楽しめる事を準備するのがコツです。お互いに楽しめる話題ならスムーズに会話が続きますよね。


③ 忙しくても予定を立ててみる

やることが沢山あるとついつい予定も立てずに仕事を始めてしまって、ミスを連発したりしてしまいます。そんな時こそ、1日にやることを整理してから取りかかりましょう。

自分で優先順位をつけたり、抜けやモレをチェックしたり、上司や同僚と相談したり。どんな仕事でも予定を立てると先の見通しが良くなりますよ。

また取りかかる前に目標設定をした方が、内的なモチベーションを上げることができるそうです。


自問自答することで、人は自分に克服できそうな目標を自分で設定します。そして、この目標を達成したいという気持ちが、実際に挑戦しつづけるモチベーションを起こさせる
(いい仕事をするためには、報酬や昇進ではなく「内的モチベーション」を上げよう|ライフハッカー)」




おわりに


「当たり前のことをバカにせず、ちゃんとやること」(P7)
一流の方になればなるほど、“基本を本気で大切にしているな”と感じるんです。(P152)


と吉山さんが書かれているとおり、些細なこと、当たり前のことでも、実は仕事の土台になっていることが多いですよね。スムーズに仕事をこなすために、簡単なことでもできていないなら、きちんとおさえておきたいですね。

本書は広報担当 岩田様よりご恵贈頂きました。いつもありがとうございます。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。


【今日紹介した本】


ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫
吉山勇樹






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2011年1月26日水曜日

ネットでゆるーく発信しつづけるための3つのポイント









はじめに

情報発信を「やめて」いませんか?

私がこのブログを開いて、3月で3年になります。

このブログを読んで下さっている皆さんも日々、mixi、twitter、blogなど何かしらのサービスでWEBにご自身の意見を発信されているのではないでしょうか?

情報発信はどんな人でも平等に始められます。山といえば川からリンクさせて頂いているブログ管理者の中でも、ずっと続けられている方もいれば、やめてしまった方もいらっしゃいます。

今日ご紹介する1冊は、「みたいもん!」いしたに まさきさんの『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』です。

110名の著名ブロガーのアンケートをもとに書かれたこの本。いしたにさんがTwitterで集められたそうです。

「何を思ってネットで情報を発信し続けているのか」
「ネットで活躍するために必要なスキルは何か」
「ネットでの情報発信で心がけていることは何か」

といった質問へのリアルな回答が56ページにわたって一挙に掲載されています。

それぞれのブロガーが何を思い、どう情報発信しているのか。自分のメディアを持たれている方にとってヒントになる意見がたくさん載っています。

「ネットが好きで続けたいなぁ」とお考えの方にオススメの1冊です。

ではポイントを見てみましょう。

ポイント

① 楽しいと思えることを書く

自分が楽しいこと、飽きないことを書きましょう。楽しいことはやめないので、必然的に情報発信が続いていきます。「続けるぞ!」と気合いを入れて発信するのもいいのですが、「まぁ、楽しいから」というユル〜い感じで発信していると、疲れなくていいですね。

また、アンケートの回答で目立っていたのが、
「ネガティブなことを書かない」
ということ。



ネガティブなこと、特に人の悪口を書かないということを気をつけています。ネットワークに放ったネガティブな言葉は、結局、自分に返ってくると思います。(P110)



と橋本大也さんは言います。

「楽しんで続ける」
というのがいちばんですよね。

② 相手のことを考える

あらかじめ読者の反応を想像しながら、発信する内容を推敲しましょう。糸電話で話すように、情報を発する側と受け取る側が1:1の関係にあることも忘れずに。



半径3メートル以内の出来事を発信する。遠いものは出向くか引き寄せる。とにかく半径3メートル以内に入れる。(P112)



と、ジェット☆ダイスケさんが書かれているように、自分の身近なものを紹介すると読者の反応がいいですね。


③ 前提条件は違う



前提条件が違う人が読むことによる、読み手の誤解は必ず起こるということを前提にすること。論拠が共有されていない人間に発信する際は、当たり障りのないものか、あるいは論拠の違いによる誤解を当たり前だと思って書くこと(P215)



という岩田真さんの意見に納得しました。

受け取り方は人それぞれなので、読者の行動(たとえば、ネガティブな反応)に対しては一歩引いて対応するのが良さそうです。

さらに、本の中に出てくる“スルー力”が特に文字でやりとりすることの多いネットでは大切です。





おわりに

3つ挙げたポイントの他にも、
「おもいがけないレスポンスがまた嬉しい」
「何があたるか分からない」
など、ブログを書かれている人ならうなずいてしまう意見がたくさん載っていました。ネットの大先輩の言葉は深いですよ。

ネットでアウトプットを続けていくには、内的報酬(自発性)が必ず必要だと思います。つまり、発信したい。楽しいと感じていると言うことです。また、私の場合は自分の記事が読者のためになった時が一番精神的な満足感が得られます。

では最後に、私のアンケートの回答も掲載します。

Q1 タイムスタンプ
11/01/26/21:02

Q2 お名前
chample

Q3 twitter ID
chample_ytk

Q4 ご自分のWebサイト、ブログなど
山といえば川

Q5 いちばん好きなWebサイト(Webサービス)は?
Googleサービス(Mail, Calendar, Doc)

Q6 始めてみたときにいちばん衝撃を受けたWebサイト(Webサービス)とその理由
Wayback Machine
Webサイトを時系列にアーカイブするサービス。これでWebの情報は永久に残り続けると感じた。

Q7 ネットで情報発信する際にいちばん必要な個人のスキルは何でしょう?
Giveの精神

Q8 あなたがネットで情報発信する際に心がけていることは?
有意義な情報をわかりやすく、そして楽しく伝える。
ポジティブに書く。必要があれば、必ず建設的に批判する。

Q9 あなたがネットでの活動を続けることができた理由はなんでしょう?なぜ続いたのでしょう?
自発的に情報を発信したいと思い続けているのと、反応を見て色々と実験したいから。また、発信した情報がお役に立てた実感が得られると「やめたい」と思わなくなったので続いている。

Q10 収入の変化はありましたか?
はい(わずか)

Q11 収入の変化はどれくらい経ってからですか?
始めてすぐ

Q12 アクセス数を増やす工夫をしていますか?
はい

Q13 フォロワーを増やす工夫をしていますか?
いいえ


みなさんはいかがでしょうか?

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。


【今日紹介した本】


ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉であるネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である
いしたに まさき








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2011年1月24日月曜日

あとで読んでも使えるノートを書くための3つのルール 〜 頭が良くなるノートのとり方












ポイント


① 手書きにこだわる

ポメラ・iPhone・ネットブックなどのデジタル機器を活用してノートをとっている読者の方も多いのではないでしょうか。デジタルメモは便利ですよね。後からキーワードを検索したり、文章を移動して構成したり…。

頭に浮かんだことを素早く文字にするために私もmacで毎日メモをとり続けています。

でもパソコンを使ってノートをとっているときは、脳をあまり使っていないのだそうです。

板書を使った講義で実験した結果、講義内容を手書きで写した方が、パソコンに打ち込むより脳が活性化しているというデータが得られたそうです。手書きの方が、指先の刺激と脳の思考が連動しやすいのでしょうね。

ノートをとることが「情報を書き写す」作業になってしまわないように、手書きでちゃんと考えながらノートをとるようにしたいですね。


② 3つのポイントにまとめる

人に聞いたこと、TVで観たこと、本や雑誌で読んだことは、3つのポイントにまとめるようにしましょう。

単純に印象に残った3つを書き留めても良いですし、
 (1) すごく重要な骨格
 (2) まあ重要な情報
 (3) 面白いと思うこと
と、ポイントの重要性を意識してまとめておくのも良いでしょう。

3つのポイントを意識して情報に触れることで、頭を使ってノートをとることになります。また、たくさんポイントがみつかったら、それを3つにしぼることでさらに頭を使うことになりますよね。


③ 攻撃的に書く

20分間人の話を聞いた後で、突然「じゃあ今の話、3分でまとめてみて!」と言われたらどうでしょうか?漫然と人の話を聞き流していては何も残りません。

そこでぜひ、攻撃的なノートのとりかたを心がけてください。

 ・「要するに…」「ポイントは…」とまとめる
 ・「たとえば、…」「これは…に似ている」と所感を交える
 ・「人に教えるときはこう説明しよう」と伝達を意識する

このように考えながらノートをとるようにすれば、書き留められた内容の質がどんどん上がっていくはずです。アクティブな姿勢でノートをとるように心がけてみてくださいね。




ひとこと


頭を使ってノートをとっていますか?

今日ご紹介した3つのポイントは、齋藤 孝 先生の『大事なことは3つにまとめなさい!』から取り上げました。

講義の板書や人の話を書き写す。それではただの作業です。自分の頭で考えて見聞きしたことをノートに書き留めるようにしましょう。

そうすれば後で見返したとき、使えるノートにきっとなりますよ。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。





【今日紹介した本】


大事なことは3つにまとめなさい!大事なことは3つにまとめなさい!
齋藤 孝






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2011年1月21日金曜日

知的生活をもっと楽しむ3つの工夫










あなたは知的生活を楽しんでいますか?

情報を発信する手段がどんどん増えてきたので、読者の皆さんもBlog, Twitter, Tumblrなど、何かしらの方法でアウトプットされている方も多いのではないでしょうか。

今日ご紹介する1冊は、渡部昇一さんの『知的生活の方法』です。この本は76年に発売されて以来、不朽のベストセラーとして読まれ続けている本です。35年も前に書かれた本にも関わらず、今でも読んで納得することがたくさん書かれています。

「知的生活は、内面の充実を求める生活なのである」と説く本書では、カントやゲーテの知的生活の様子や、知的生活のための情報整理・読書カードの作り方・時間術・食習慣などさまざまなヒントがふんだんに紹介されています。

より質の高いアウトプットを目指して知的生産したい方におすすめの本です。



知的生活の方法 (講談社現代新書 436)知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
渡部 昇一





ポイント

① 時間を決めて知的生産する

就寝前3時間から1時間毎に体温を測って、体温が下がれば朝型。下がらなければ夜型だそうです。

これは、朝型か夜型かを自分の体温で見分ける方法としてテストの花道(NHK)で紹介されていました。

自分にあった集中で切きる時間帯を見つけて、知的生産にいそしみましょう。

ちなみに私は夜型でした。寝てることが多いですが… ^^:


② 書斎のレイアウトを工夫する

本の中では書斎のある一戸建ての間取り図が紹介されています。

家を建てたり、引っ越しをするときに、自分の知的生産の場をどこかに作ることを考えてみましょう。レイアウトを眺めているだけでもウキウキしてきます。

立派な書斎でなくてもいい、落ち着いて物事を考えられる空間は少しだけでも確保したいですね。




③ ライフスタイルに知的生産をとけ込ませる

お昼ご飯を仕事場のデスクで済ませてしまう。時間がないときはこれもしかたありません。

でも時には、周りの人や友人とゆっくり時間をかけておしゃべりしながらご飯を食べてみませんか?

人と話すことによって自分の考えがまとまったり、相手の話にヒントを得たり。まさに、人との交流はアイデアを生み出す“るつぼ”ですね。

また、椅子に座って考えるだけでなく、時には歩きながら考え事をしてみると良いアイデアが浮かぶかもしれませんよ。



おわりに

渡部さんは知的正直(インテレクチャル・オネスティ)という言葉を本で説明しています。

正直に向き合わなければ、能力の上達は望めないということです。

この知的正直という姿勢を忘れないようにしたいですね。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。


【今日紹介した本】


知的生活の方法 (講談社現代新書 436)知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
渡部 昇一





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