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2009年5月17日日曜日

伝わるWeb文章デザイン100の鉄則


「シンプルさ」がサイトの価値を高める。

こんにちはchampleです。

今日ご紹介するのは、益子 貴寛さんの『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』です。最近ダウンロードしたどらさんの『人気ブログの作り方』が切っ掛けで読んでみました。


【感想】

サイトはデザインだけでなく、文章もシンプルであるべきである。
分かりやすく、かつシンプルな文章に磨きをかけたいです。


【読書の目的】

分かりやすい文章の書き方を学ぶ。


【マインドマップメモと注目の2ポイント】


ブランチは、文章のデザインとテクニックが伸びています。それぞれ説明します。

1.Web文章はなぜ分かりやすく書く必要があるのか?
2.まず書くべきことは?


1.Web文章はなぜ分かりやすく書く必要があるのか?

Web文章は紙媒体の一方的な文章より、書き手と読み手のコミュニケーションが成立しやすい。したがって読みやすさ、分かりやすさがより求められる。

2.まず書くべきことは?

重要なポイントを書くこと。そして見出しは体言止めや疑問形にすること。


【今日紹介した本】

■ 伝わるWeb文章デザイン100の鉄則 益子 貴寛 2004


【関連記事】

● [セミナー] 人気ブロガー養成講座(入門コース)
● 伝わる・揺さぶる!文章を書く


【今日の折り目】

15折/231ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【やまかわポイント】

33 pt


【目次】

はじめに
【技術編】「見せる」Web文章デザイン
【表現編】「読ませる」Web文章テクニック
【応用編】メールマガジンの文章術


【読書カウンター】

★★★☆

今月は、あと1冊!


【バックリンク】

◦ 

***

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2008年6月10日火曜日

66: 段取り力


段取り力―「うまくいく人」はここがちがう

齋藤 孝

2003

 今日は、随分前に買った斎藤 孝先生の『段取り力』を読みました。仕事を早く終わらせるためだけでなく、いい仕事をするために、この本から学びました。

 プロローグで斎藤先生は、一握りの天才や芸術家を除けば、大多数の人々には大きな才能や能力に差はなく、段取りの善し悪しで成果が変わってきていることを指摘しています。つまり、何かがうまくいかなかったときに、能力や才能がないからと片づけてしまったら、上達の道は閉ざされますが、段取りが悪かったからだと考えれば、改善の道が開けるということです。

 このように、「段取りを上手くすれば、出来るのだ」と考えることが大切で、できなかった事も、自分の得意な事をやるための“段取り”を転用することで、できるようになりうるのだと述べられています。

 また、“段取り”といえば、“マニュアル”が引き合いに出されますね。これについても言及されていて、マニュアル通りにしか動けなくなると問題だが、マニュアルが出来上がった背景を掴み取ること、あるいは自分でマニュアルを作り出していくことは、非常に重要なのだそうです。これは、私も同感です。レバレッジ本の本田さんの“仕組み化”や、10倍本の勝間さんの“ベスト・プラックティス”は、まさにこの“段取り”と“マニュアル”が背景にあると考えます(*1,*2)。


【目次】

 プロローグ
 第一章 生産性の高いプロの「段取り力」
 第二章 トラブルに強いタフな「段取り力」
 第三章 実践編・ケース別「段取り力」
 第四章 「段取り力」とは何か
 第五章 「段取り力」の鍛え方
 エピローグ


【注目の3ポイント】

《1.トヨタ式発想:納期が決まれば無駄はなくなる》

 企業では、自分の年収の3倍の利益をあげなければ、雇っている意味がないと言われるそうです。したがって、付加価値を生まない作業は無駄と認識してトヨタは改善を図ったのだそうです。

 斎藤先生は、トヨタの納期主義が文章を書くことにもあてはまると言います。つまり、論文を書く時にも、新しい価値が生まれる所にエネルギーを注ぐべきであり、価値を生まない下準備のところでいくら頑張っても結果には反映されないことを心に留めておくべきだということです。こうすることによって、クリエイティブな論文を作ることができるのだそうです。

 納期という考え方の重要性について引用しておきます。

 いつまでに終わらせなければいけない、という期限なしには改善は難しい。納期があることで初めて他のことでも無駄を減らし、ブラッシュアップしていくことができるのだ。

 納期とは時間制限だ。時間制限がない作業において段取りがよくなるはずはない。まずは上手な時間制限を設けるのが、段取りを組むための段取りである。

《2.安藤 忠雄に学ぶ“段取り力”》

 尊敬する建築家の1人である、安藤さんのエピソードが紹介されています。安藤さんは、1日15時間ひたすら歩き続けながら、建築について考えていたという世界旅行をされていたことは、有名です。安藤さんのインタビューで述べていることを引用します。

「建築を頭で考えるトレーニングが、この厳しい旅で可能になり、今も私の大切な能力になっている。建築は本のように、読み取れる人だけが本当にわかる。それができなければならないのです。」

 安藤さんの具体的な“段取り法”が3点あげられています。イメージを描く必要性は、伊藤さんも『ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ』で言及されていました。

  1.現場に行って、調べる
  2.最終ビジョンを明確に描く
  3.素材を限定することで創造性をかきたてる

 
《3.「段取り力」の鍛え方》

 「段取り力」の具体的な鍛え方について、参考にしたい3つの方法をあげておきます。

 (1)裏段取りを意識する
 (2)メイキングビデオは段取り力トレーニングに最適
 (3)倍率を変えるように、物の見方を変えてみる


【読書後の感想ひとこと】

 エピローグでは、会社経営とスポーツ体験には関連性があると書かれています。生死を懸けた山登りというスポーツには、高度な段取りが要求されるため、多くの経営者のバックボーンになっているのだろうということです。

 また、人にものごとを教える時に、相手のやる気を引き出すのにも“段取り”は有用であるとも書かれていました。何からやっていいのか分からない人にとって、きっかけを与えるために、“段取り”を教えるのはいいことだと思いました。

 本書は、2006年に文庫になったようです。“段取り”の大切さ・必要性が分かる良い本でした。よろしければ読んでみてください。

 ◆ 斎藤 孝 段取り力―「うまくいく人」はここがちがう 2006


【関連記事】

●大橋 悦夫,佐々木 正悟 スピードハックス
 手強い仕事に手をつける“段取り”について記事にしています。

●本田 直之 レバレッジ・シンキング
 ノウハウを学ぶ重要性について記事にしています。

●築山 節 脳が冴える15の習慣
 集中力を高める準備法を記事にしています。

●伊藤 守 ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ
 イメージは記憶できないからこそ、描く必要があることを記事にしています。


【参考書籍】

*1.本田 直之 レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術 2007
 仕事の仕組み化の効用について言及されています。

*2.勝間 和代 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法 2007 
 ベスト・プラックティスについて書かれています。

*3.鎌田 浩毅 ラクして成果が上がる理系的仕事術 2006
 効率的な文章の構成法について書かれています。

【読みたくなった本】

  ■ソニーマガジンズビジネスブック編集部 稲盛和夫の「仕事学」―「1年後の自分」を確実に大きくする言葉 2002

  ■安藤 忠雄 連戦連敗 2001


【今日の折り目】

34折/206ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

今月は、あと17冊!

【バックリンク】

◦ コメント力

【お礼】

本サイトからご購入いただきまして、誠にありがとうございます。

***

2008年5月12日月曜日

42: ラクして成果が上がる理系的仕事術



ラクして成果が上がる理系的仕事術

鎌田 浩毅






 今回は、先日紹介した『頭がよくなる照明術』を探しに書店に行った時に、見つけた本を紹介します。タイトルの「ラクして・・」というのが何とも魅力的だったので、即買いました。

 全体は、3部構成になっていて、それぞれ、”集める””整理する””アウトプットする”について、具体的なコツとともに説明されています。ただ漫然と学んだり教養を積んだりする「知的消費」ではなく、はっきりした形をもった知価の高いものを生み出す「知的生産」ことを目的として本書は書かれたそうです。

 本書を、ひとことで要約すると、「仕事をゴール思考で考え、トップダウン型で目標を立てて、簡単なところから達成していく。」ということだと思います。

【目次】

はじめに
第I部 アタマも周りもまずは一新!
 第1章 頭の中の準備術
 第2章 仕事環境の整理術
 第3章 賢い情報収集
第II部 無駄なデータをなくすデータ整理術
 第4章 無駄をなくすデータ整理術
 第5章 クリエイティブな魔法の発想術
 第6章 発想をメッセージへと変える技術
第III部 いよいよ書き出す!
 第7章 書くことをラクにする技術
 第8章 文章をわかりやすく仕上げる技術
 第9章 未来のアウトプットへと助走する技術
おわりに


【注目ポイント】

《1.完璧主義を捨てる》

 第一章では、文章を書き上げるための心構えが紹介されています。特に、完璧主義を捨てるのと、できることから書き始めるというコツが参考になりました。引用しておきましょう。

 じつは、完璧主義とは自己満足の世界なのだ。もっとよくしよう、と思って必要以上のデータを集めたり思索したりすることにより、自分は満足し安心する。
 しかし同時に、来るべきアウトプットからは、だんだん遠ざかってゆくのである。いったん完全主義に陥ると、それに気づかなくなってしまう。

 余計な情報を集めすぎないために、まず、全体の枠組みを作るとよいそうです。重要なのは読者にとって、必要とされる知的生産物を提供することだからですね。

 たとえば、ある章や節がうまく書けなかったら、そこに拘泥しない。ラクに書ける箇所から書きはじめるのだ。すこしでも仕事が進んでいれば、精神的にも負担がかからない。
 例として、ジグソーパズルを思い浮かべてみよう。隅から順番に埋めていく人はいない。うまくピースの合うところから、だれでも埋めてゆくではないか。最終的に全部が埋まればよいのであって、どこから埋めてもかまわないのだ。

 これはとても的を得た例えですね。埋められるところから埋めていく。簡単な問題から解くという受験テクニックの応用のようでもあります。

《2.資料の処理を工夫し、書く前にコンテを書く》

 資料を読み込んでいく時に、非常に便利だと思ったのが、クロスリファレンスです。クロスリファレンスとは、データを互いに導き出せるようにする仕組みで、相互リンクを資料間で作るということです。また、プレゼン資料や、文章を書き出す前に、思考と作業を分けて行なうと良いそうです。それはどうするかというと、アイデアを紙などにどんどん書き出し、それを分けたりくっつけたりしながら、考えをまとめていきます。映画製作などでよく使われている手法で、コンテを描くと言われるそうです。

《3.構成のつくり方から文章の磨き方まで》

 著者は、まず全体の構成を考えるために、話の大枠を3部に分けてみることを推奨しています。実際、本書も3部構成になっています。そこからさらにそれぞれの部を、3章・3節と分けていくことで、合計27(3×3×3=27)個の節が出来上がります。その各節に、メッセージを1つずつ埋め込んでいきます。また、まえがきには易しい内容を書くことにより、読者を引きつけることができるというのも参考になりますね。

 文章の磨き方については、パラグラフライティングやトピックセンテンス、句読点のうちかたなどについて説明されていましたが、倉島 保美 さんの『論理的な文章が自動的に書ける!』と久恒 啓一 さんの『図で考えれば文章がうまくなる—「図解文章法」のすすめ』のほうが理解しやすいと思いますので、またの機会に紹介しましょう。


【読書後の感想ひとこと】

 火山研究者である鎌田先生は、「日本には、資源がない。だからこそ、知的生産を行なう必要がある。」とあとがきに書かれていました。深く納得してしまいました。


【今日の折り目】

33折/261ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと15冊!


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2008年3月30日日曜日

19: 原稿用紙10枚を書く力


原稿用紙10枚を書く力

斎藤 孝




 本書の目的は、原稿用紙10枚の文章をとにかく書けるようになることだそうです。なぜ、10枚なのでしょうか?それは、10枚書ける人は、長い文章を書く基礎的な力をつかみ、本を書ける可能性を手に入れたことになると著者は考えているからです。そこで、原稿用紙10枚を書く方法や考え方についてまとめられています。

 今回は、文章を構築するために私が注目した3点をご紹介します。

1.「書く」ことは構築することだ

 書く力をつけるためには、「文章とは構築物である」という認識が必要です。はじめに「キーワードを見つける」「キーワードから3つのキーコンセプト(つまり言いたいこと)をつくる」「3つのキーコンセプトを結びつけて文章を構築する」

2.引用のポイントを外さないコツ

 作者が何を言いたいのかというポイントを押さえることが大事である。

3.「気づき」が面白さを生む

 既にあるものであっても、そこに新しいラインを繋げることによって、十分「新しいもの」が生み出せる。

 (2)は、まず、主張を決めて、その根拠を3点で支えるということでしょうね。論理展開の基本の1つですね。(3)は、オリジナリティーを生み出すのに応用できそうです。

★私は、斎藤 先生の本が好きで、これまでに数冊購入しています。特に、この本はインスピレーションを刺激するらしく、部屋を片づけていたら本書が2冊出てきました。(いずれも書店で購入していたようです。)本には、それぞれ異なる場所に書き込みしてあり、読んだ時期で注目するところが変わることを実感しました。


【今月の読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★
★★★★★ ★★★☆☆
今月は、あと2冊!


【バックリンク】

◦ 書き方のコツ、話し方のワザ

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