今日は、2012年1月27日に幻冬舎から発売される藤巻 健史さんの新刊『なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか』をご紹介します。幻冬舎さんの新刊は3冊連続紹介になりました。ラッシュですね。
著者の藤巻 健史さんは、モルガン銀行では「伝説のディーラー」と呼ばれ、投資家のジョージ・ソロス氏のアドバイザーも務められた方です。このブログでも、国際未達によるハイパーインフレの可能性を示唆した『マネー避難 危険な銀行預金から撤退せよ!』を以前ご紹介しています。
本書では、最近の円高の理由、円高の危険性と対応策、金融知識の誤解などについてわかりやすく解説されています。もちろん、円の暴落に備えて個人の対策案が書かれています。ですので、資産の多寡に関わらずぜひ一読をお勧めします。
経済ニュースが伝えるように、円高の影響は産業の空洞化だけではありません。火災保険に入るように、最悪を想定して対策しておくことはけっして無駄ではないと思いました。
本書の目次はこちらです。
Part 1 国力が弱いのになぜ円は強いままなのか
Part 2 それでも2012年は円安になる理由
Part 3 個人はどう対処したらよいか
Part 4 円安政策、時すでに遅し
Part 5 一足先に地獄をみた国々
Part 6 諸悪の根源は円高にあり
Part 7 為替・金融に関するトンデモない誤解と嘘
付録 世界一わかりやすい「為替」の授業
なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか 藤巻 健史 幻冬舎 2012-01-27 |
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