2009年4月29日水曜日

仕事はストーリーで動かそう


どんな人にでも、相手の心に響くストーリがある。

こんにちはchampleです。

今日は、川上徹也さんの『仕事はストーリーで動かそう』をご紹介しましょう。川上さんとは鹿田さんの『聞くが価値』vol.04セミナーでお会いして、その際にこの本を出版されたことを伺いました。

話すにしろ、書くにしろ、文章やパラグラフの“流れ”は非常に大切です。「結局、何が言いたいの?」と言いたくなる話や文章が生まれてしまうのはきっと“流れ”がないからでしょう。

本書では全体的な“流れ”の創り出し方について学ぶことができます。

ストーリー(物語)の良いところは、頭に残るということでしょう。昔話が千年単位で記憶され続けていることがそれを証明していますね。日常的なやりとり全てに、必ずしも立派なエピソードは必要はないでしょうが、ささやかなことでもストーリーをつけて話してみると結構楽しいですよ。

どんな人にでもストーリーはある

川上徹也さん 仕事はストーリーで動かそう

もっとも大事な情報は、グーグルで検索できない。あなたの記録です。

美崎栄一郎さん 聞くが価値×UNDERGROUND

自分の名前の由来、服装、持ち物、小物すべてにストーリーを持たせ、ロジカルに説明出来るようにしておく。

ウエスタン安藤さん 『聞くが価値』vol.06

自分の経験をストーリに織り込んで伝える。これをマスターできれば仕事もプライベートもきっとうまくいくでしょうね。


【感想】

川鉄さんの名刺私としては本のデザインがとても気に入っています。冒頭の写真はあえて白黒のページを写しましたが、舞台幕からでた花のイラストが本のイメージにぴったりです。

川鉄さんの名刺もとってもおしゃれでかわいいですよ。
アルパカとか電車とかかき氷が散りばめられていますね。


【読書の目的】

ストーリーを意識した文章を書く、伝える。


【マインドマップメモと注目の3ポイント】


マインドマップは赤く注目ポイントのブランチが伸びています。

1.ストーリーの必要性
2.ストーリーの組み立て方
3.ストーリーの実例

に注目しました。

1.ストーリーの必要性

ストーリーのメリットが挙げられています。それは相手の興味を引くこと、感情を揺り動かすこと、記憶に残ることの3つです。また、客観的なデータとロジックにストーリーを組み合わせることで、効果的に相手に自分の言いたいことを伝えることが可能になります。

2.ストーリーの組み立て方

“simple is best”です。シンプルなストーリーに盛り込むべき要素は、現在の問題点と最終ゴール、そしてゴールを阻む障害、この3つです。この3要素が人類共通のツボと川上さんは言い切っています。実際にハリウッド映画もこの構成で作られているそうです。確かにそうですよね。

3.ストーリーの実例

オリンピックの誘致に成功した無名のCMディレクター、タイタニック号に残されたルイ・ヴィトン、ファイロファックスの銃弾など、ストーリーを使って成功した実例が数多く紹介されています。どれも面白いエピソードで、自分のストーリーを考えるのに参考になります。

最後に、起業の理念としてシンプルで心に響く良い例としてGoogleのデザインガイドラインが紹介されています。個人としても行動の指針にすると良いと思いました。

1. Useful: focus on people - their lives, their work, their dreams.
役立っているか?
2. Fast: every millisecond counts.
速いか?
3. Simple: simplicity is powerful.
シンプルか?
4. Engaging: engage beginners and attract experts.
魅力的か?
5. Innovative: dare to be innovative.
革新的か?
6. Universal: design for the world.
ユニバーサルか?
7. Profitable: plan for today's and tomorrow's business.
利益が出るか?
8. Beautiful: delight the eye without distracting the mind.
美しいか?
9. Trustworthy: be worthy of people's trust.
信頼できるか?
10. Personable: add a human touch.
親しみがあるか?



【今日紹介した本】

■ 仕事はストーリーで動かそう 川上徹也 2008


【関連記事】

● 『聞くが価値』vol.04に参加してきました!
● 聞くが価値×UNDERGROUNDに参加してきました!
● 『聞くが価値』vol.06に参加してきました!


【読みたくなった本】

■ 伝わるWeb文章デザイン100の鉄則 益子 貴寛 2004


【次の1冊は・・?】

■ 本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! 園 善博 2009
園先生の本はやっぱり大反響でしたね。園先生の文章は技術だけでなく、どんどん読みたくなる雰囲気があります。


【今日の折り目】

17折/189ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【やまかわポイント】

72 pt


【目次】

はじめに ストーリーを上手に使えば、仕事はすべてうまくいく
第1幕 なぜ、今、“仕事にストーリー”なのか?
第2幕 こんなストーリーが人の心をつかんだ!
第3幕 で、具体的にどうすればいいの?
おわりに


【読書カウンター】

★★★☆

今月は、あと1冊!


【ひとこと】


いつもこのブログにもコメントくださっている『さむらいコピーライティング道』のどらさんが人気ブログのつくり方の無料レポートを作成されています。ブログを始めようと思っている方はもちろん、ブログを書かれている方にも新たな気づきがきっとあります。充実レポートです。是非!

■ 「人気ブログの作り方」無料レポート&音声


【バックリンク】

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2009年4月26日日曜日

聞くが価値×UNDERGROUNDに参加してきました!


0:11帰宅しました。

こんにちはchampleです。

今日(もう昨日ですね)は、【記録】がキーワードの聞く価値×アングラセミナーに参加してきました。

ひとことでいうと・・・、

『自分が行動し経験した掛け替えのないもの、それが記録に宿る』

です!!

詳細は追加であとでアップしますね。
 →追加完了です。

【感想】

鹿田さんからは読書を記録し、実践することの重要性について、美崎さんからは人を動かすための記録の重要性についてお話し頂きました。

鹿田さんは体系的に、美崎さんは具体的にそれぞれの『記録』について教えてくれました。必死でメモをとりました。汗

懇親会もやっぱり大盛況です。ここでも色々な方々との出会いがありました。モチベーションの高い方々との出会いはやっぱりいいですね。

懇親会では、メモ術や文房具ネタでいろんなところで盛り上がってしまいました。ノートと一緒に写っているZEBRAの『Clip-on-Slim』を今回は勉子さんたちにイチオシしてしまいました。笑

書評ブロガーとしてご紹介頂き、とても嬉しかったです。鹿田さんと美崎さんに感謝。


【マインドマップメモと注目ポイント】

鹿田さんに字が細かいことを褒めて頂きました。細かく字を書ける人は記憶が早いのだそうです。(そうだったのか!)


左のオレンジのブランチには、鹿田さんの記事『【永遠の学習者にならない】「投資を回収できる人」の五箇条』を描いています。

その五箇条とは、

  1. 学んだことを他の人に「教える」機会を持つ
  2. 自分のフィルターを通して「自分の言葉」にしてみる
  3. 「目的」を明確に意識する(紙に書く)
  4. 実際に「行動」に変化を起こす
  5. 自分の頭で「考える」こと、そして行動すること
鹿田尚樹の「読むが価値」【ビジネスブック・ミシュラン】より

読んだり、聴いたりしたりして得た学びを記憶だけに留めていてはいつまでたっても生活に変化はありません。学びを記録し、それを実践することによって行動は変化します。また、その行動の変化によってもたらされる成果を自分にフィードバックすることで人生が変化していくのですね。

右側のブランチには鹿田さん、美崎さん、そして最近『3000人の指導実績を誇る人気No.1カリスマ講師が教える 資格試験の合格技術』を出版された多田さんのスペシャル講演での気づきを描いています。それぞれワンフレーズにまとめておきます。

1.記録は進化する。(多田さん)

2.情報を知ることは重要だが、実際に行動することがもっと重要である。(鹿田さん)

3.一番大切な情報は自分の中にある。(美崎さん)


1.記録は進化する

多田さんは、自分の体験をブログとして書きはじめてから本を出版されるまでの過程で三段階の記録の進化を実感されたそうです。自分のために書く記録から、他人のために書く記録への変化だったのでしょうね。このように記録することによって、自分の意識が変わる。その結果、多くの人に影響を及ぼすことが出来るようになるのだと感じました。

2.情報を知ることは重要だが、実際に行動することがもっと重要である

鹿田さんは、ご自身が7年間突き詰めてきた読書体験をもとに具体的な記録する読書法について教えてくれました。本に書かれた文章から自分に必要な言葉を抜き出して、精製する。精製したエッセンスを自分なりに消化して実践する。行動を変化させることによって得たものを自分にフィードバックする。この繰り返しが自分をさらに成長させることになるのですね。円を描いてぐるぐる回るのではなく、角度を付けて螺旋で上がるイメージです。

3.一番大切な情報は自分の中にある

美崎さんは相手を喜ばせる能力が非常に高い!しかもそれを楽しんでいる!論理と感情のバランスを保ちながら、相手のことを良く観察し考え記録する。これによって、非常に良い人間関係を形成していっているのですね。さまざまな美崎さんのエピソードは、すべて記録と人間関係がうまく結びついていました。どうすれば相手が嬉しいかを考えてサプライズを贈る。自分がサプライズしたことを記録する。この好循環がよい人間関係を創り出す肝です。また、聞き手を巻き込み、引き込むようなプレゼンテーションがとっても参考になりました。Macを使われているところにも注目しました。笑


【関連記事】

● 『聞くが価値』vol.06に参加してきました!
● 『聞くが価値』vol.04に参加してきました!
● 『聞くが価値』vol.02に参加してきました!

鹿田さんのセミナー5割の出席率ですね。高い!笑
次回はどんなセミナーになるかな?期待しています!!


【読みたくなった本】

■ 3000人の指導実績を誇る人気No.1カリスマ講師が教える 資格試験の合格技術 多田 健次 2009

セミナーにゲスト参加された多田健次さんが遂に4/23に出版されました。売れ行きは好調なようです。素晴らしい!セミナーでさっそく購入しましたのでまたご紹介いたします。


【参考サイト】

* 【聞くが価値×UNDERGROUND】『記録』:感想リンク集|鹿田尚樹の「読むが価値」【ビジネスブック・ミシュラン】
鹿田さんのセミナーは何度出席してもイイです!

* ありがとうございます。聞くが価値×UNDERGROUND|misaki2.net
美崎さんの抜群のサプライズ感覚に感動しました。


【参加者のブロガーの皆様】

名刺を頂いた順にご紹介いたします。

* (仮)井の中の蛙、大海を目指す!
セミナー前列でお隣だったshockyさんは、年度ごとに立てられた計画書がとっても印象的でした。

* 読書ノススメ~読書とは「読んだら書く」~
竹原健一さんご自身もセミナーを開催されています。『ワクワークショップ』気になります。

* joshiben(女子勉)-働く女性のためのビジネス書の書評ブログ
勉子さんにお会いできてよかった。ずっとお会いしたかったんです。絵が上手な素敵な方でした。とっても綺麗な名刺もいただきました。四コマをみると・・・たしかに「まっぱ」ですね。笑

* ブルックスにオンブヒも STKSTK(しょーちゃん)'s blog
美崎さんのサプライズターゲットだったSTKSTK(しょーちゃん)さんのブログです。とてもバイタリティーにあふれていて、私も元気を分けて頂きました。

* 蔵前トラックⅡ
名刺をリニューされたということで、1枚頂きました。色鉛筆風トラックのイラストがとてもかわいいです。

* 実践起業!成功への道。blogで人脈は作れるか?
ビジネス書書評「知識をチカラに!」で有名な小林さんのブログです。
ブログ初心者でも失敗しない、ブログのコツ』気になります。

* 『華麗なる経営コンサルへの道』
28歳までに他社からスカウトされる人脈術』の坂田篤史さんも参加されていました。やはりするどい質問が印象的でした。

* オンライン書評図書館 -Blue Sky Horizon-
こまめに名刺をリニューされているMasterさん。007仕様の携帯が光ってます☆ボンドは良いですね。

* ほぼ日blog~25歳経理マンの読書とグルメ日記~
自分の新しい名刺を渡しました。聞く価値に行く度に同窓会な感じですね。笑


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2009年4月21日火曜日

[キャンペーン] (3特典)夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣

人にうまく伝えられずに困っている方のための1冊。

こんにちはchampleです。

今回のキャンペーンは、菊原智明さんの「夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣」です。

菊原智明さんは、元口ベタ・あがり症で7年もの間クビ寸前のダメ住宅営業マン時代を経て、突如として4年連続トップ営業マンになった後に独立。現在営業サポート・コンサルティング株式会社の代表として、経営者や営業マン向けのセミナーを年間90回以上実施されているそうです。

住宅の営業マンの仕事を通じて身につけたお客様との話し方を、一般の生活に応用することでよりよいコミュニケーションが行なえるようになると考えられて出来上がった1冊です。

『社長 島耕作』の著者 弘兼憲史氏に推薦されているそうですよ。

面白そうな1冊ですね。


【キャンペーン期間と特典内容】

条件:
 4/23~24 キャンペーン参加

特典内容:
  1. 『夢をかなえる話し方』の「解説」音声ファイル
  2. 「初回接客の奥義」の音声ファイル
  3. 効果の出ている「営業レター」のPDFファイル(非売品)

*詳しくは以下の【今日紹介した本】のリンクをご覧下さい。



【今日紹介した本】

■ 夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣 菊原 智明 2009
4/22発売です。

■ 夢をかなえる話し方 人生を変える5つの習慣 菊原 智明 2009 アマゾンキャンペーンサイト



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2009年4月20日月曜日

仕事頭がよくなるアウトプット勉強法


株式会社ライブレボリューション
増永 寛之 様
八木 様

ご恵贈ありがとうございました。

右の写真は、「就職活動中に出会った魅力的な企業ランキング1位」という素晴らしい会社を経営されている増永 寛之さんの直筆サインです。

「すべては夢をもつことから始まる」
とても元気づけられる言葉です。

こんにちはchampleです。

今回の1冊は『読書人の行き着く先』のトーマスさんが紹介されていて気になっていた1冊です。「インプットだけの勉強は今すぐやめろ!」というひと言に引き込まれつつ読んでみました。これまでにアウトプットに関する本はかなり読んでいるのですが、今回も新たな気づきが沢山ありました。本が折り目だらけになり、今年2冊目の超オススメ本となりました!

増永 寛之さんの『仕事頭がよくなるアウトプット勉強法』です。
ではいってみましょう!


【感想】

「どんな勉強であれ、アウトプットがない限りは全てムダ」と増永 寛之さんはプロローグでも言い切っています。自分もこの考えに賛成です。なぜなら役に立たないからです。どんなに良い情報や知識だったとしてもそれが誰の目にも触れられないなら活用されようがないですね。

この本は、

 ・勉強はしているけど成果が実感できない
 ・本の効果的な読み方がわからない
 ・日記を書くコツがわからない

という方々におすすめです。


【読書の目的】

アウトプットを意識した勉強法を身につけて実践する。


【マインドマップメモと注目ポイント】


「仕事頭のいい人は、見た目は様々だが、例外なく勉強している人たちだ」と増永さんは述べています。さらに、この勉強がアウトプットを前提にしているが重要ポイントです。これによって勉強の成果が実感できるようになります。

1.出来る先輩をごぼう抜きする勉強法

一番新しい情報、新しいやり方を勉強していくことこそ、「後発」が前を走っている人たちをゴボウ抜きして勝つ方法です。

本文より

新しい分野を基礎から勉強しておく、これがニッチでありブルーオーシャンという訳ですね。

2.ビジネス書は読み切って読んだ気にならない

本はついつい読み流してしまいまいがちですよね。しかし、増永 寛之さんは本の内容を消化することが大切であると述べています。本の内容について考えることで、アウトプット時にその考えを盛り込むのもいいですね。また、増永さんは読書中に浮かんだアイデアなどもメモしてデータベース化されているそうです。

ちなみに私は、本を読んでいる時はどうして関係なさそうなことまで思い浮かぶのか?ということが最近の疑問です。笑

最後に増永さんによる良い本の選び方について本文をまとめておきます。

成果につながる本選びの「三つのパターン」

*ある分野について網羅的に学びたいときは「古典とおすすめ本」
*スキルアップのための本は「薄い本&厚い本」
*信頼できる人のおすすめ本と、成功者がこっそり読む本

本文より


3.何があったかな?という日記は書かない

 たまたま印象に残ったこと、気がついたことを日記に書くようにするのではなく、「日記に書いておきたいと思えるような一日にしよう」と先にアウトプットしたい内容をイメージするのです。
 こんな発想をすれば、仕事のやり方も生活スタイルもぐんとブラッシュアップされる—これは私が経験を通じて知った事実です。

本文より

「まずアウトプットありき」の発想を日記にも当てはめる。行動が前向きになるとてもいい心がけですね。

「偉人だから記録が残るのではない、『偉大な記録を残した人が』偉人となるのだ」

と増永 寛之さんは述べています。記録の重要性を示唆していますね。

記録と言えば、
聞くが価値×UNDERGROUND【記録】に期待です。


【今日紹介した本】

■ 仕事頭がよくなるアウトプット勉強法 増永 寛之 2009
「打ち出の小槌は縦に振れ」これもとっても良いエピソードでした。


【関連記事】

● 勉学術
学びの秘訣を記事にしています。

● A6ノートで思考を地図化しなさい
本を読んだ後にアウトプットには2つのベクトルがあります。

● 一日5分奇跡を起こす4行日記
問いかけを設定しておくだけで、日記は驚くほどスムーズに書けますよ。


【参考サイト】

* プレジデントブログ(社長ブログ) 増永 寛之
増永 寛之さんのブログです。


【読みたくなった本】

■ 「見える化」仕事術 石川 和幸 2008
思考のボトルネックを解除しよう!」の石川 和幸さんの新しい本です。


【次の1冊は・・?】

■ 仕事はストーリーで動かそう 川上徹也 2008
論理だけでは人は動かない。次回は、ストーリで動かす仕事術です。


【今日の折り目】

50折/207ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【やまかわポイント】

110 pt


【目次】

プロローグ
第1章 勉強と仕事の上昇スパイラルを生む「アウトプット勉強法」
第2章 自己管理こそシステムに任せよ
第3章 アウトプットありきの「読む習慣」
第4章 日記はディテールにこだわれ
第5章 メモのカギは「データ化」と「紙」の使い分け
第6章 打ち出の小槌は「縦」に振れ
第7章 仕事頭のいい人を見抜くポイント
エピローグ


【読書カウンター】

★★☆☆

今月は、あと2冊!


【ひとこと】

ニュージーランドに海外出張に行ってきました。北島最大の都市オークランドからフェリーでワイヘキ島に渡って1週間の研究合宿でした。演者と聴者が非常に活発な質疑応答をしていたのが印象的でした。スカイタワーもとっても綺麗でした。雹が降ってきてびっくりでした。笑


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2009年4月13日月曜日

【コラボ書評 with 読書I/O日記 #003】ルーチン力


『読書I/O日記』のMharuさんとのコラボ記事の三回目です。
こんにちはchampleです。

この本は大橋悦夫さんの『シゴタノ!』で紹介されていて、面白そうだなと買ってみました。読んでみるととっても良かったので、Mharuさんにも教えてさしあげたところ、気に入っていただけたそうで、この度コラボ記事の1冊となりました。佐々木 正悟さんの『ルーチン力』です。

ではさっそく『やまかわ』バージョンいってみましょう!


【感想】

仕事を自動化して効率化するという内容をこれまでにもよく目にしてきました。本書は「ルーチン化」に徹底的に焦点を当てて書かれた1冊です。テクニカル的にも、心構え的にもとっても得るものが多い1冊でした。


【注目の5ポイントとマインドマップメモ】

1.時間をお金のように考える

『時は金なり』

ベンジャミン・フランクリンに由来する言葉なのだそうです。時間は貴重であるという意味で使われています。しかし、佐々木 正悟さんはこのような抽象的な時間の捉え方でなく、より現実的に時間を扱うべきであると主張されています。本文を引用しましょう。

例えば、私たちは、お金を空間的には決して扱いません。お金は、分量的に使うのです。ほとんどの人は、「予定を立てる」というと、すぐに空間的なとらえ方をします。

こうしたやり方ですと、ある仕事を行なう前に、いつやらなければとか、いつ取りかからなければならないという、本来義務でないものまで義務化して、余計な苦労を背負うことになります。

こうした「分量としての時間」を日頃から意識するようにしなければ、ルーチン化によって自由時間を増やしたり、仕事の生産性を高めることなど、到底不可能と言えるでしょう。

本文より

2.メールはすぐに反応しない

佐々木 正悟さんは、『マニャーナの法則』に書かれている“クローズリスト”を紹介しています。“クローズリスト”とは、やるべきことの最大量を予め把握したリストのことです。つまり後から仕事が増えないところがポイントです。

この“クローズリスト”をメールに応用するとメールに追われることがなくなります。つまり例えば昨日に届いたメールにのみ対処すると決めてしまえば、今日何通メールが届こうとそれは明日に対応すれば良いメールとなるのです。

確かに、今日届くメールには緊急のものもあるでしょう。ですので、無視すると仕事に支障が発生すると思います。そこで緊急のメール以外は、当日読んだ後でも再度未読にするなどの応急処置をしておけば良いのではないでしょうか?

3.プレゼンテーションにもルーチン力を

佐々木流プレゼン資料の作成のコツが2つ紹介されています。

 1.スライドの中に、言うべきことを全部書いてしまう。
 2.一度使ったスライドを出来るだけ使い回す。

プレゼン資料に困った時に憶えておくと良いですね。

4.ルーチンのボトルネックを解除せよ

ルーチンのボトルネックが現れるポイントがあるのだそうです。それは・・・、

見積もり時間を大幅に越えたり、見積もり時間が大きいのに、実際には作業をしなかったりしているところに現れる点です。

本文より

どちらも「よくある現象」ですよね。これに対処法として、見積もり時間の仕事内容を分割し、1時間以内に処理できる量に分割してしまうのが良いそうです。

5.目指すはピタゴラ装置

 あらかじめあちこちに色々な「仕掛け」を施しておけば、私という「ボール」が、ああしよう、こうしようといちいち考えずとも、一定のルールに従って行動を繰り返すうちに、気がつけば「ゴール」に到達していた、ということです。

本文より

佐々木 正悟さんは、「まるで“ピタゴラ装置”のように。」と表現されています。“ピタゴラ装置”とは重力を利用したドミノ倒し的な仕掛けです。私もDVDを持っています。結構楽しめますよ。(脱線)

話を戻しますと、仕事を始める前にうまく転がる仕掛けをたくさん準備しておいて後はこなしているだけにするというのが理想的ということです。

ルーチン力のとっても分かりやすい喩えでした。

クリックで拡大します

マインドマップメモでは、仕組み(ルーチン化)がない時とある時の仕事の進み具合をグラフに書き写しています。上のように、仕組みがないと仕事の効率が非常に悪くなることがイメージとして捉えることができました。


【読書の目的】

ルーチン力をつけて、仕事効率を上げる。


【今日紹介した本】

■ ルーチン力 佐々木 正悟 2009


【コラボ記事】

* 読書I/O日記フォトリーディング×マインドマップ|【コラボ書評 with 山といえば川 #003】ルーチン力
Mharuさんの記事です。次の1冊もお楽しみに。


【関連記事】

● レバレッジ・シンキング
ルーチン化のメリットは、ほぼ無意識的に行動できるようになるということです。自動化ですね。

● 時間の「投資」術!
細切れタイムにルーチンワークを、まとまった時間にコアワークをこなす。作業ごとに割り当てる時間を変えることで効率化が進みます。


【参考サイト】

* 『ルーチン力』公式ブログ
本書の佐々木 正悟さんによる公式ブログです。多くのブロガーにレビューされていますね。


【読みたくなった本】

■ 本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! 園 善博 2009
キャンペーン情報をお届けしました園先生の1冊です。アマゾンから届いたので読むのが楽しみです!


【次の1冊は・・?】

■ 仕事頭がよくなるアウトプット勉強法 増永 寛之 2009
次回おたのしみに!


【今日の折り目】

11折/95ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【やまかわポイント】

79 pt


【目次】

はじめに
Chapter 1 なぜ「ルーチン力」が必要か?
Chapter 2 仕事を徹底的にルーチン化する
Chapter 3 あらゆる実務をルーチン化する
Chapter 4 スケジュールにルーチンを組み込む
Chapter 5 毎日の業務をルーチン化する
Chapter 6 1つ上のルーチン


【読書カウンター】

★☆☆☆

今月は、あと3冊!


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2009年4月4日土曜日

更新停止のお知らせ

こんにちはchampleです。

海外出張にでますので、更新をしばらく停止します。
次回は、4/13頃の予定です。


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2009年4月3日金曜日

[キャンペーン] (5特典)本がどんどん読める本

こんにちはchampleです。

今回のキャンペーンはフォトリーディングでお世話になった園先生の1冊です!
私は既に購入しました!!


【キャンペーン期間と特典内容】

条件:
 4/3 12:00 ~ キャンペーン参加

特典内容:
  1. 「速習法」セミナー無料招待
  2. まるわかりレポート
  3. 速習ドリル
  4. 質疑応答集
  5. 用語集

*詳しくは以下の【今日紹介した本】のリンクをご覧下さい。



【今日紹介した本】

■ 本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! 園 善博 2009 キャンペーンサイト



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