2008年5月31日土曜日

CD #2: rapture / UNCHAIN


rapture

UNCHAIN

2008

 UNCHAINは、聴き飽きない曲が多いです。AORがベースになっているのだそうです。

58: 仕事に活かす集中力のつくり方


仕事に活かす集中力のつくり方―“辻メソッド”でフローに集中する人生を獲得する

辻 秀一

2007

 今日は、辻 秀一先生の『仕事に活かす集中力のつくり方』をご紹介します。集中力をコントロールして、仕事したいので、この本を読むことにしました。

 以前、築山先生の『脳が冴える15の習慣』で、「集中力は、上げようと思ってあげられるものではない」ということを記事にしました。この本を読んだ後、「では集中力とは何か」「どうやったら上げられるのか」という疑問がありました。

 そこで、この本を読んでみると、“フロー状態”と呼ばれる、心の集中状態への導き方が書かれていました。


【目次】

序章 集中力のヒントはスポーツにある
第1章 集中する人の心と脳
第2章 心のゆらぎをコントロールして集中力をアップ
第3章 脳の柔軟性をトレーニングして集中力を上げる
第4章 ビジネスシーンで集中するためのヒントQ&A


【注目の3ポイント】

《1.集中力は、セルフイメージとセルフコンセプトによって発揮される》

 集中には、他人に対しての外的な集中と、自分にとっての内的な集中との2つあります。内的な集中を上げることによって、外的な集中もまた上がるのだそうです。したがって、内的集中に注目してその仕組みをみていきます。

 まず、内的集中は、「セルフイメージ」の大きさで決まるそうです。この「セルフイメージ」はとても重要なのだそうです。というのは、以下の式で表すようにパフォーマンスの大きさを決めるのが、セルフイメージの大きさだからです。

   能力スキル × セルフイメージ = パフォーマンス

 次に、「セルフイメージ」は “氷山の一角” として喩えられます。ということは、「セルフイメージ」を支える水面下にあるものも、同じように大切だと考えられます。これが、「セルフコンセプト」と呼ばれる潜在意識の中にある固定概念のようなものなのだそうです。したがって、「セルフコンセプト」を、質の良い柔軟な状態に維持することによって、「セルフイメージ」が大きくなり安定します。これによって、高い集中力が発揮されるのですね。

 まとめて図解すると、このようになります。



《2.呼吸法はミカン集中法》

 「セルフコンセプト」を柔軟にするためには、右脳の働きを常に活性化しておくとよいそうです。ここでは、呼吸を利用した3ステップの方法が詳しく説明されています。その3ステップは、

   (1)筋肉の緊張を解く
   (2)心を静める
   (3)イメージを誘導する

です。

 これは、フォトリーディングの講座を受けたときに教わった “ミカン集中法” に似ていると思いました。

《3.言葉遣いも集中に大きく影響する》

 私たちは、腐った食べ物を口にすることはありませんね。それと同じく、言葉も選んで使う必要があると辻先生は言っています。本文を引用します。

 人間は不思議と自分の口にした言葉に影響を受け、気付かないうちに、その言葉に合ったような行動を取っていくからです。つまり潜在意識のセルフコンセプトにも影響していることになるのです。

 「セルフコンセプト」については、p. 32に『すり替わった人物データで人生が変わった』というオリンピック選手の強烈な逸話が紹介されていました。これを読むと、セルフコンセプトの大切さがとても良く理解できました。ここだけでも、一度読んでみてください。


【読書後の感想ひとこと】

 ポイントでは紹介していませんが、部下を“フロー状態”への導き方や、右脳のイメージ力を強化するためのトレーニング法など、仕事に役立つヒントがたくさん載っている良い本でした。


【関連記事】

1.築山 節 脳が冴える15の習慣
 集中力を上げるための、脳のウォーミングアップについてまとめています。

2.ポール・R・シーリィ あなたもいままでの10倍速く本が読める
 速読のための、集中法について書かれた本を紹介しています。

【参考サイト】

スポーツドクター辻秀一 公式サイト

【参考書籍】

(1)ポール・R・シーリィ あなたもいままでの10倍速く本が読める 2001
 ミカン集中法について解説されています。こちらのほうが、実践しやすいと私は思います。


【今日の折り目】

26折/175ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★ 
            今月は、 +2冊!

【バックリンク】

◦ 海馬/脳は疲れない
◦ 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方

***

2008年5月30日金曜日

57: レバレッジ・リーディング


レバレッジ・リーディング

本田 直之

2006

 今日は、2冊めの本田 直之さんの『レバレッジ・リーディング』をご紹介します。この本も、見た目かっこ良くて“ジャケ買い”しそうになりました。(笑)

 「100倍の利益を稼ぎ出す」といことで、かなり実践的な多読術を解説してくれていたので、読むことにしました。見た目も良いですが、中身もかなり良かったです。

 本田さんは、アメリカのビジネススクールへの留学をきっかけに、この多読法を考案されたそうです。現在は、一日1〜4冊のペースでビジネス書を多読されているそうです。本田さんは、読書を“不労所得”をえるための自己投資と位置づけていらっしゃるようです。

 まえがきで、本田さんが書かれているように、うまくいくコツは本から学んだほうが、自分で編み出すよりはるかに効率的に、目的地に到達できます。私自身も、本を読んでいて実感することです。また、もし新しいコツを、自分で編み出したときは、みんなに紹介すればいいですよね。


【目次】

はじめに
第1章 ビジネス書の多読とは何か?—100倍のリターンをもたらす究極の読書術
第2章 本探しは投資物件選び—ビジネス書の効率的スクリーニング術
第3章 1日1冊、ビジネス書を戦略的に読破する—訓練不要であなたの読み方が劇的に変わる
第4章 読んだままで終わらせるな!—反復と実践によって100倍のリターンを獲得せよ

わたしのベストビジネス書

【注目の3ポイント】

《1.本をたくさん読むということ》

 多読についての本田さん主張を引用します。

 たくさん本を読むことを推奨するにあたって、こんなことを言うのはなんですが、実は本を何冊も読んでいるからといって、偉くもなんともありません。インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。いかにアウトプットするかが勝負なのです。

 数をこなすと、それだけよい考え方やノウハウに出会う確率が高くなります。言ってみれば、リスクを減らし、累積効果により成功の確率を上げるための多読なのです。

《2.多読のための読書の目標設定》


 本を読む前に、なぜ・なんのためにその本を読むのかを考えてから、(できれば書き出してから)読みはじめるべきですね。また、時間の節約にもなりますね。

《3.自己投資としての読書からリターンを得るための方法》


 ここには、本書で解説されているレバレッジ・メモの作成と利用法を図解しておきました。せっかく本も多読しただけでは、資産価値はありませんね。それを生活や仕事に活かしてこそ価値がありますよね。

 レバレッジ・メモを使うということは、簡単に言うと、

   “本の気になるポイントを抜き書きし、読み返して実践して、身につける”

ということです。

【読書後の感想ひとこと】

 私の本の読み方を大きく変えた一冊です。

 また、最近始めた読んだ本をポイントとして数値化する際にも、参考にしました。

 このレバレッジリーディングとフォトリーディングを組み合わせて、本を読み、久恒先生の図解とマインドマップを組み合わせて図示して頭の中を整理しています。


【関連記事】

1.レバレッジ・シンキング
 労力・時間・知識・人脈のそれぞれを効率化し、より大きな成果を得るための考え方が書かれています。

2.あなたもいままでの10倍速く本が読める
 フォトリーディングの技術について、解説されています。

3.図で考えれば文章がうまくなる
 久恒先生の図解法が載っている一冊です。


【参考サイト】

レバレッジコンサルティング|会社概要
 本書の表紙になっている本棚は、実際の本田さんの仕事場にあるものだそうです。やっぱりおしゃれですね。

【参考書籍】

1.久恒 啓一  図で考える人は仕事ができる 2002
 久恒先生の図解法が解説されています。

2.妹尾 堅一郎 考える力をつけるための「読む」技術―情報の解読と解釈 2002
 情報を読み、どう処理するかについて、解説されています。

3.トニー・ブザン ザ・マインドマップ 2005
 マインドマップの描き方についてや、偉人のマップが載っています。

【読みたくなった本】

■ 嶋津 良智 だから、部下がついてこない! 2006

■ 大橋 禅太郎 すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる! 2005

■ P・F. ドラッカー プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) 2000

■ 加藤 昌治 考具―考えるための道具、持っていますか? 2003

■ 御立 尚資 戦略「脳」を鍛える 2003

【今日の折り目】

15折/171ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★☆ 
            今月は、 +1冊!

***

2008年5月29日木曜日

56: 図で考えれば文章がうまくなる


図で考えれば文章がうまくなる―「図解文章法」のすすめ

久恒 啓一

2005

 今日は、久恒 啓一先生の“図解文章法”をご紹介します。久恒 啓一先生は、日本航空に勤める傍ら、「知的生産の技術」研究会で活動されていたそうです。その後、宮城大学で学生に文章法を指導され、現在は多摩大学にいらっしゃるそうです。

 文章を上手く書くために、この本を読むことにしました。

 はじめには、この本の目的が書かれていました。引用します。

 「良い文書を書きたいけれど、どうしたらよい文章を書けるようになるのかがわからない」という人のために、『図解文章法』という新しい文書の書き方を提案することです。

 いつも、どうしたらより良い文章が書けるのかと考えていた自分にとって、ぴったりな一冊だと思いました。


【目次】

はじめに
第一章 「文章読本」は何を語ってきたか
第二章 「文章読本」に足りなかったもの
第三章 図解文章法
第四章 実践:図解文章法
第五章 文章論・文章術と、文章法


【注目の3ポイント】

《1.“文章読本の名著”を図解する》

 第一章では、これまでに出版されている文章の書き方を解説した、5冊の本を図解してまとめています。

  ・谷崎 潤一郎 文章読本 1975
  ・清水 幾太郎 論文の書き方 1959
  ・本多 勝一 日本語の作文技術 1976
  ・木下 是雄 理科系の作文技術 1981
  ・野口 悠紀夫 「超」文章法 2002

 これらの図解から、文章を書くための9つのポイントを列挙します。

    1.分かりやすく、また、記憶に残るように書く。
    2.あるがままに書かない、曖昧な接続助詞 “が” を多用しない。
    3.短文が長文の基礎
    4.主題を1つ設定する
    5.事実と意見を区別する
    6.パラグラフを意識して文章をまとめる
    7.意識して読点をうつ
    8.誤解のない修飾を心がける
    9.メッセージを打ち出す

《2.書く前にやるべきこと》

 文章読本の名著のまとめによって、文章技術が体系化されたことがわかります。ここで、久恒先生が指摘するのは、「文章の各段階での技術はわかっても、どうやって考えるのか」が分からないということです。本書では、『梅棹 忠夫 知的生産の技術 1969』をもとに、書く前の前段階としての考える必要性を説明しています。

 そこで、この考えるという作業を助けるのが、図解文章法なのです。図解の利点について、引用しておきます。

 図を一枚の白紙に描くことに重要な意味があるのです。ちょうど鳥が空から街を見下ろしたときのように、すっきりと全体を見渡せるほどの情報量になるからです。《理解》
 このような状態で情報を眺めていると、余計な部分・足りない部分というものがよく見えてきます。情報同士の関係を確認していくうちに新しいアイデアが生まれることがあります。それもすぐに図に書き加えることができます。《思考》
 図を相手に見せると、相手も鳥の視点を持つことができます。同じ視点を持つと議論が上滑りすることなく、話がかみ合うことでしょう。《伝達》

《3.文章術の基本は“簡・明・短・薄”》

 最後に、久恒先生のお勧めの文章術を紹介します。

  ・ポイントがどこなのかがすぐわかる、簡潔な文章
  ・論旨が曖昧でなく、明快な文章
  ・長々と説明しない、センテンスの短い文章
  ・以下の結果としての、薄い文章


【読書後の感想ひとこと】

 久恒先生は、図でものごとを考えることを大学で講義されているそうです。

 講義を受けた学生のうち、文章を書くことが苦手だった学生ほど「生まれて初めて文章を書くのが楽しかった」「自分でも信じられないくらい、すらすらとペンを走らせることができた」という感想を持つのだそうです。

 久恒先生は、文章を書くことに図解を導入することによって、まるで“革命”が起こったかのようだと書かれています。

 “図解文章法”は、とても優れた文章法の1つと言えるでしょうね。


【関連記事】

1.理解する技術
 図表を作りながら読むことで、理解がはやまります。

2.THE 21 2008年 01月号
 久恒 啓一先生の記事が掲載されている雑誌です。

3.ラクして成果が上がる理系的仕事術
 文章の構成のつくり方について、説明しています。

4.文章力の鍛え方
 樋口 裕一さんの文章の “型” を紹介しています。


【参考サイト】

(1)NPO法人 知的生産の技術研究会 - NPO法人 知的生産の技術研究会
(2)久恒啓一図解WEB

【参考書籍】

1.勝間 和代 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法 2007
 雲・雨・傘の思考法が、久恒先生の説明する事実・論理・意見の例えになっています。

2.倉島 保美  論理的な文章が自動的に書ける! 2003
 パラグラフライティングについて、詳しく解説されています。

3.西村 克己 図解する思考法 2002
 図解の詳しい描き方や、応用例が説明されています。


【今日の折り目】

30折/253ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】

5 (座右の書)

(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★★★★ ★★★   今月、目標達成!!

【バックリンク】

◦ 伝わる・揺さぶる!文章を書く
◦ 「わかった」と言わせる説明の達人に変わる本
◦ “ビジュアル式”メモの達人
◦ 図解する思考法

***

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2008年5月28日水曜日

55: 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 6/3号

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 6/3号
特集 すぐ効く!ロジカルシンキング


日経BP出版センター

2008

 書店で、「ロジカルシンキング 」が目に入り、購入しました。ロジカルシンキングについて、全体的な知識を得るために、読むことにしました。問題解決のための思考力は、ビジネス業界に限らず、研究の場でも必要ですね。

 デキるビジネスパーソンは、正しい解決策にたどり着く思考の「型」を習得しているので、困難な課題でも克服することができます。このような人は、たとえ考える対象に関する専門知識が少ない場合でも、足りない情報を臨機応変に補うことによって、正しい結論に向かっていくそうです。


【目次】

総論
思考の「型」を知れば、仕事はずっと楽になる

基本編
論理的思考の「基本の基本」

実践思考術編
強みと弱みを知る「SWOT分析」 野村るり子
「リターン」と「機会費用」で考える 午堂 登紀雄,竹内 幹
実行力を増す「プロアクティブ思考」 村中 剛志 
「フィンランド式」で頭を整理 諸葛 正弥
発想力を高める「視点の転換思考」 山名 宏和
目標を可視化する「数字思考」 小宮 一慶
データを積み上げる「推定思考」 門倉 貴史

Test 採用面接で出題される問題に挑戦
米国の一流企業が求める “地頭力”

現場編
プチプチに学ぶ「展開思考」 杉山 彩香
黄金比率プリンの「データ思考」 柳迫 さやか
am/pmの「ゼロベース思考」

私の思考法
現場で幅広く情報を収集し、高い視点で決断を下す 樋口泰行 氏 (マイクロソフト 日本法人社長)
「仮説検証思考」と集中力で、最善の一手を導き出す 梅沢 由香里 氏 (女流棋聖)
常識を疑う思考法で、驚きの発想を生み出す 為末 大 氏 (プロ陸上400mハードル選手)


【注目の3ポイント】

《1.論理的思考の「基本の基本」を身につける》

 論理思考の第一歩として、3つの基本の「型」があげられています。それは、ロジックツリーと仮説思考とマトリックスです。それぞれの方法を使いこなすコツが、分かりやすくまとめられています。

《2.「リターン」と「機会費用」で時間効率を考える:午堂 登紀雄,竹内 幹》

 リターンを意識した逆算思考を行ない、機会費用を抑えることによって、時間を効率的に使って仕事をするという考え方がまとめられています。

 ここで出てくる機会費用とは、時間や能力といった“資源”を別の用途に用いなかったことによって、失われた利益のことです。たとえば、1つの課題を4時間かけて、8割越えの成果を出すよりは、2つの課題を2時間ずつかけて、それぞれ8割の成果を出すほうが、効率的という考え方です。これは、『レバレッジ・シンキング』で記事にしたことと同じですね。

知識労働社会では、時間を積み重ねれば積み重ねるほど成果につながるという仕事はほとんどなく、実際にはある程度のレベルにまでは到達しますが、その後は一定になる

ということです。時間をかけても、成果濃度が薄まるだけということですね。


山といえば川:レバレッジ・シンキング


《3.「視点の転換思考」でアイデアを出す:山名 宏和》

 山名さんは、「ザ!鉄腕!DASH!!」「行列のできる法律相談所」などの構成に携わられているそうです。2つともおもしろい番組ですよね。

 山名さんは、7つの視点をもってトレーニングし、普段から“おもしろがる心”を持つことを勧めています。さらに、アイデアは、ブログとしてデータベース化されているそうです。このブログもちょっとしたデータベースになっているのかもしれませんね。


【読書後の感想ひとこと】

 本書では、ロジカルシンキングの「型」を、数学の定理に喩えています。つまり、定理さえ記憶していれば、速やかに問題を解くことができますよね。また、 定理を忘れた場合でも、それ導くことによって、問題にあてはめれば、解答することが可能になりますね。これは、経験的に納得できます。

 思考法については、過去にも『仕事ができる人の実践思考術』に記事にしましたね。


【関連記事】

1.仕事ができる人の実践思考術
2.レバレッジ・シンキング

【参考サイト】

(1)かみからの風:課題解決力10倍アップ! すぐ効く! ロジカルシンキング


【読みたくなった本】

村中 剛志 「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~ 2008


【今日の折り目】

10折/137ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★★★★ ★★☆   今月は、あと1冊!

***

2008年5月27日火曜日

54: 理解する技術


理解する技術 情報の本質が分かる

藤沢 晃治

2005

 今日は、藤沢 晃治さんの『理解する技術』をご紹介します。ネット・書籍・論文・セミナーなどの大量の効率よく理解し、仕事に応用したいと思って、この本を読むことにしました。

 まえがきでは、情報洪水の中で溺れないためには、「自分自身で分かりやすく理解する」ことが大切である。また、情報を受信する際には、アウトプットすることを心がけることが大前提であると藤沢さんは述べています。これまで紹介した、土井英司さん・日垣 隆さん・鎌田 浩毅さん・勝間 和代さんは、いずれもアウトプットの重要性を指摘していましたね。


【目次】

プロローグ こんな経験はありませんか?
第1章 アウトプットしながら情報収集する
第2章 分かりにくい文章から意味を読み取るには
第3章 文章か ら情報を読み取る基本テクニック
第4章 情報を手っ取り早くつかむテクニック
第5章 図表をつくりながら読むテクニック
第6章 記憶力を高めるテクニック
第7章 情報にだまされないテクニック
第8章 一夜漬けで乗り切る勉強テクニック
第9章 職場の情報収集テクニック
第10章 人から情報を 得るテクニック
効率的な情報受信のポイント


【注目の3ポイント】

《1.分かり難い文章から情報を吸収するためにするべきこと》

 分かり難い文章から情報を読み取るための、いくつかのテクニックが示されていました。

 まずはじめに、脳の情報処理の仕組みを知っておいて、それに合ったインプットをするということです。脳は、長い文章や構造がはっきりしない文章を処理するのが苦手なのだそうです。

 認知心理学では、記憶は一次記憶と二次記憶の2つに分けて考えられるそうです。一次記憶のほうは、入ってきた情報を吟味、解釈するための作業場であり、本書では”脳内関所”と呼ばれています。二次記憶のほうは、一次記憶で処理した情報を長期的に保存することから、本書では”脳内辞書”と呼ばれています。

 したがって、脳に理解し、記憶させるためには、まずこの”脳内関所”を通過させることが大切なのが分かりますね。このときに、「長い文章や構造がはっきりしない文章」は、はじかれるということです。さらに、短くて構造がはっきりしていることに加えて論理性があることも必要です。

 ”脳内関所”と”脳内辞書”の5つの機能を列挙しておきましょう。

   1.情報の大きさをチェックする
   2.脳内辞書の棚から必要な辞書を選ぶ
   3.情報構造の分析をする
   4.論理性をチェックする
   5.脳内辞書に格納して意味を確定する

 次に、因果関係を探すということです。これは、”脳内関所”の4つめの機能「論理性をチェックする」に関わります。私たちは、納得できないことは頭の中に入らないのだそうです。したがって、「なぜそうなるのか」「どうしてそういう結論になるのか」というある主張に対する根拠を探しながら読むと良いのですね。

 最後に、過去の体験と照らし合わせるということです。「そうそう!分かる。分かる。」と深い理解が起こるのは、過去の体験と一致を強く感じるからだそうです。『「手帳ブログ」のススメ』では、このときにひらめきも起こる可能性があることを記事にしたことを思い出しました。

 ひらめきは、ピカッとひらめくのではなく、順を追って手で手繰り寄せていくものであるそうです。つまり、ひとつのことを考え続けているときに、直接的ある いは間接的に、その物事に関連しそうな現象にであったときに、その2つの事柄が結びつき、それがひらめきとなるということです。

山といえば川:手帳ブログ」のススメ


 これらを考えながら、「分かり難い文章を」「分かりやすい文章に」置き換えることにより、理解することが可能になるのですね。

《2.文章から情報を集めるテクニック》

 大量の文章を含む資料を読むのは大変ですよね。そんな時に効率的に情報を集めるテクニックが紹介されています。手続きの概要を列挙します。

   1.ぼんやりと文章全体を眺める
   2.大きな枠組みに注目する
   3.メイン項目をおさえる
   4.固まりの分かれ目をみつけ、要約を書く
   5.「何が言いたいのか?」問いかける

   +α 5W1Hで問いかける

《3.図表を作りながら読む》

 私も普段、人の話を聞くときや、本を読むときなど、キーワードを図にすることが多く、とても理解しやすいと感じています。図は、キーワード間の関連を理解するのに、有用です。それに対して、表は、項目ごとに比較して理解するのに、非常に便利ですね。是非、使っていこうと思いました。

 ”理解する”とは、逆になりますが、”書く”際に注意すべきことが図解されて一冊にまとまったオススメの本を思い出しました。久恒 啓一先生の『図で考えれば文章がうまくなる』です。これまでに、出版された知的生産の良書のエッセンスがまとめられていて、非常に参考になる良い本です。(『ラクして成果が上がる理系的仕事術』の記事でも言及していましたね。)


【読書後の感想ひとこと】

 この本の最後に、「効率的な情報受信のポイント」がまとめられていて、ここを憶えておくだけでも、十分日常の情報処理の助けになると思います。

【関連記事】

1.才能がある人の生活習慣
 土井英司 成功するビジネス読書習慣で、「常にアウトプットを意識して読む」ことを勧めています。

2.鎌田 浩毅 ラクして成果が上がる理系的仕事術
 資源がない我が国は、知的生産をどんどんする必要があるという意見に、納得させられます。

3.日垣 隆 知的ストレッチ入門
 知的ストレッチの基本3原則のひとつ、「インプットは必ずアウトプットを前提にする」です。

4.勝間 和代 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法
 インプット:アウトプット=5:5の比率を勧めています。

5.大橋 悦夫 「手帳ブログ」のススメ
 「あるある〜」からのひらめきについて書いています。

6.鎌田 浩毅 ラクして成果が上がる理系的仕事術
 文章の磨き方について、書く側のコツですね。


【参考書籍】

1.久恒 啓一  図で考えれば文章がうまくなる―「図解文章法」のすすめ 2005


【今日の折り目】

44折/209ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★★★★ ★☆☆   今月は、あと2冊!

***

2008年5月26日月曜日

53: いつでもどこでも!手帳スケッチ


いつでもどこでも!手帳スケッチ

NHKまる得マガジン
講師:おかだ 美保

2008

 先日、『説明上手になれる「らくがき」の技術』を読み、落書きをしてみていたんです。どうも、形のバランスが上手く書けないと思っていたら、『いつでもどこでも!手帳スケッチ』を書店で見つけて、買ってみました。この本を読んで、お絵描き力をつけたいです。これできっと、マインドマップも上手く書けると思います。


【目次】

はじめに
01|感動をスケッチに
02|果物・野菜を描く
03|身近な小物を描く
04|花・観葉植物を描く
05|食事を描く
06|ペットを描く
07|人物を描く
08|建物を描く
09|風景を描く(1)
10|風景を描く(2)
11|風景を描く(3)
12|風景を描く(4)

【注目のポイント】

《物の形は○・△・□が基本》

 野菜・果物を描くときのコツに、大まかな形を○か△か□として捉えることが紹介されていました。これは、非常に勉強になりました。

《大きさはペンではかる》

 自分の絵は、縦横のバランスが悪いことが問題だったのですが、描く物のバランスをはかって書けば正確に写せるのですね。絵を描いている人が、ペンではかる姿はよく見かけますよね。

 早速、これらを踏まえて、目の前にあったマウスを楕円として捉えて、写生してみたら、結構上手く書けました!

【読書後の感想ひとこと】

 この本は、手帳やスケッチブックを使って、絵を書こうというコンセプトで書かれています。それで、はじめのほうで、いろいろなおすすめスケッチブックが紹介されていて、ステーショナリー好きとしては、楽しめました。その中に、モレスキンがあったので、早速購入してしまいました。


 自分は絵が下手なので、描くことを躊躇していました。でも、この本を読んで、少し上手くなった気がするので、これからどんどん描いていこうと思いました。


【関連記事】

1.説明上手になれる「らくがき」の技術
 まずは、『いつでもどこでも!手帳スケッチ』を読んでから、この本を読むと良かったと思います。


【今日の折り目】

5折/79ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

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★★★★★ ★★★★★ 
★★★★★ ☆☆☆   今月は、あと3冊!

【バックリンク】

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【お礼】

本サイトからご購入いただき、誠にありがとうございました。

***

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レビュープラス

2008年5月25日日曜日

【週間ランキング】5/19 ~ 5/24

 日曜日は、今週読んだ本の『折り目と満足度』から計算したポイントをカウントダウンします。本のタイトルは、本ブログの記事にリンクしています。


【第6位】 47 p 説明上手になれる「らくがき」の技術

説明上手になれる「らくがき」の技術

ミリー・ソネマン (著), 諏訪原 久美子 (翻訳)

2005



【第5位】 53 p THE 21 2008年 01月号

THE 21 2008年 01月号
誰も教えてくれなかった「仕事が速くなる」表&裏ワザ100

PHP研究所



【第4位】
 81 p 文章力の鍛え方

文章力の鍛え方 わずかなトレーニングで格段に上達する

樋口 裕一

2007



【第3位】
 96 p なぜ、アイツだけは怒られないのか

なぜ、アイツだけは怒られないのか—一瞬で“怒り”を“好感度”に変える50の心理術

内藤 誼人

2007



【第2位】
 119 p レバレッジ・シンキング

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

本田 直之

2007



【第1位】
 137 p 図解Dr.佐藤富雄のあなたの運命が一変する!「口ぐせの法則」実践ノート

図解Dr.佐藤富雄のあなたの運命が一変する!「口ぐせの法則」実践ノート

佐藤 富雄

2004



【ちょっとひとこと】

 今週の平均は89 pでした。

 「口ぐせの法則」は、良い本でした。前向きに生きたいですね。
 

【読書カウンター】 

今月は、あと4冊!

***

2008年5月24日土曜日

CD #1: BEST OF THE BESTEST / BENNIE K


BEST OF THE BESTEST

BENNIE K

2008

 ベニーKは、日曜日のドライブにぴったりな曲が多いので、車の中でよくかけています。

52: レバレッジ・シンキング


レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

本田 直之

2007

 今日は、本田 直之さんの『レバレッジ・シンキング』をご紹介します。ちゃんと内容も確認しましたが、ジャケ買いしそうになるほど、表紙がカッコいいですね。Doing more with less(ラクしてもっとやる)に非常に共感しまして、何とか効率的に仕事がしたいので、この本を読んだので紹介します。


【目次】

はじめに
第1章 常にレバレッジを意識せよ
第2章 労力のレバレッジ
第3章 時間のレバレッジ
第4章 知識のレバレッジ
第5章 人脈のレバレッジ
レバレッジ・シンキング おすすめブックリスト
レバレッジ・シンキング チェックリスト


【注目の3ポイント】

《1.効率的に時間を生み出しトレーニング不足を解消する》

 プロスポーツ選手とビジネスパーソンの時間の使い方の違いは、トレーニングに使う時間配分です。スポーツ選手が時間の80%をトレーニングに使うのに対して、ビジネスパーソンは、1%しか使わないのだそうです。もっと、トレーニングをしないと成果が得られないのは当然ですよね。ビジネスでうまくいっている人は、絶えず自己投資というトレーニングをしているそうです。

 レバレッジとは、てこのことです。本田さんは、少ない労力と時間でもレバレッジをかけることによって、成果が何倍にも増えるといいます。では、どうやって”レバレッジ”を手に入れるかというと、お金のように、自己投資することにより「労力」「時間」「知識」「人脈」の資産を作り上げ(パーソナルキャピタル)、不労所得的に得た時間や労力をさらに投資する(複利のように)ことで、成果を得るのだそうです。このような考え方が、レバレッジ・シンキングと名付けられました。

 レバレッジ・シンキングを実行するために必要になるのが、先に書きましたDoing more with lessを常に意識するということです。

 さらに、本田さんはマインドを高めるのも成果を上げるために必要なことだと言っています。なぜならば、成果=パーソナルキャピタル × マインドだからです。マインドは、自己啓発書を読むことで高まるそうです。パーソナルキャピタルとマインドをバランスよく上げていくことが、成功の近道といえますね。

 最後に、ノウハウを学んで、すでにある物の質を高めたり、付加価値を加えることも労力と時間を削減するのに、有効だそうです。本田さんの言葉を引用しておきます。

 一握りの天才を除いたほとんどの人は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道です。試行錯誤に労力と時間を使うのではなく、すでにある一の質を高めたり、付加価値をつけたりしたほうが、少ない量力と時間で済み、成果が上がりやすいのです。

 ノウハウの必要性は、藤田田さんも言及されているようです。

藤田さんは「『ノウハウ』とは、『有効な時間の使い方』ということもできる。つまり『ノウハウ』とは、仕事をするときに、いかに限られた時間を有効に使ったら儲かるか、ということである」とし、「ノウハウがなぜ必要かというと、現代が時間不足時代に突入しているからである」と述べています。


《2.時間レバレッジのかけかた》

 本田さんは、こう断言しています。

 時間がないから成果が上がらないのではありません。時間があるから成果が上がらないのです。

 知識労働の時代では、仕事にかける時間に際限がなくなりました。したがって、時間を区切って、目標を設定してやらないといけないのですね。ここで、注意しておくべきことを本田さんは述べています。それは、

知識労働社会では、時間を積み重ねれば積み重ねるほど成果につながるという仕事はほとんどなく、実際にはある程度のレベルにまでは到達しますが、その後は一定になる

ということです。時間をかけても、成果濃度が薄まるだけということですね。これも「パーキンソンの法則」の1つでしょうね。(パーキンソンの法則は、見田村 元宣さんの朝9時までの「超」仕事術の記事でも言及しました)

パーキンソンの法則(Parkinson's law)とは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(第一法則)、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」(第二法則)というもの。

ウィキペディア(Wikipedia):パーキンソンの法則

 また、時間のルーチン化についてです。時間割を作ることによって、ルーチンを組み込むということです。ルーチン化のメリットは、ほぼ無意識的に行動できるようになるということです。朝の支度と同じですよね。時間はお金と違い、貯蓄できないのでお金以上の意識を持つことが大切だと本田さんは述べています。

《3.レバレッジ・リーディングのすすめ》

 私は、いままで本を読んできても頭に残るものが少ないと感じてきました。しかし、本田さんの勧めるレバレッジ・リーディングを実践するようになり、読んできた本が頭の中で有機的に結びつくようになってきました。『レバレッジ・リーディング』という本田さんの本があるので、また紹介します。


【読書後の感想ひとこと】

 本田さんが使っていらっしゃるステーショナリーがカッコいいので、いくつかマネして買ってみたいと思っています。あと、レバレッジ本はどれもおしゃれだなぁ〜と思っていたら、Joyさんのブログ、『そろそろ本気になって勉強してみようか。』で、こんな記事を見つけて、納得しました。

「レバレッジ・リーディング」の出版にまつわる裏話的なものも聞けました。

この本を出版するに当たっては題名、装丁にこだわったとのこと。題名はわざとちょっと分かりにくくした。少し考えさせた方が強烈に記憶に残るから。出版社からははじめ「分かりにくい、『ビジネス書多読本』にしてくれ」と言われたとのこと(笑)装丁については、日本のビジネス書はアメリカのビジネス書に比べてカッコイイものが少ないので、「スタバとかで机の上に置いても恥ずかしくないもの」にしようとのコンセプトで作ったとのこと。

そろそろ本気になって勉強してみようか。:本田直之講演会@六本木ヒルズ49階


【関連記事】

1.本田直之 週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35才能がある人の生活習慣Think! 2007年春号 No.21
2.築山 節 脳が冴える15の習慣
3.見田村 元宣 朝9時までの「超」仕事術


【参考サイト】

そろそろ本気になって勉強してみようか。:本田直之講演会@六本木ヒルズ49階

【参考書籍】

築山 節 脳が冴える15の習慣
ティモシー・フェリス なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?

【読みたくなった本】

1.スチーブ リブキン アイデアをいただいてしまえ!—模倣はこんなにクリエイティブだ 2003
2.本田 直之 レバレッジ時間術—ノーリスク・ハイリターンの成功原則 2007
3.石田 淳 「続ける」技術 2006
4.小山 昇 「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために 2005
5.西野 浩輝 仕事ができる人の「段取り」の技術 2006
6.デール カーネギー 人を動かす 新装版 1999
7.キース フェラッジ 一生モノの人脈力 2008


【今日の折り目】

50折/181ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★★★☆ ☆☆☆   今月は、あと4冊!

【バックリンク】

◦ 段取り力
◦ 栗田昌裕の「一夜づけ」超スピード勉強法
◦ 思考の整理学
◦ アイデアをいただいてしまえ!
◦ サラリッチの法則
◦ 「お金を稼ぐ!」勉強法
◦ いま、すぐはじめる地頭力
◦ 仕事の道具箱
◦ 頭の引き出しが多い人の習慣
◦ レバレッジ勉強法
◦ 人に2歩差をつける先読み仕事術
◦ ハイペース仕事術
◦ 超時間活用ノート

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2008年5月23日金曜日

51: 文章力の鍛え方


文章力の鍛え方 わずかなトレーニングで格段に上達する

樋口 裕一

2007

 今日は、樋口 裕一さんの『文章力の鍛え方』をご紹介します。分かりやすく、読みやすい文章を書き方を学んで、ブログを充実させたいと思って、この本を読むことにしました。

 自分でものを考え、分析し、どの方向に進むべきかを自分で判断するだけでなく、それを人に伝える必要が、これからますます必要になります。そのために、文章力を鍛えることが最も大事であると樋口さんはい言います。以下に、文章を書くことによる効用について、引用します。

 文章を書こうとすると、しっかりとものごとを考えます。書こうとしなければ見えないことも、書こうとして考えるからこそ見えてきます。そして、実際に書こうとしてこそ、論理的にものごとを分析できます。そうしてこそ、話もしっかりとできて、論理的な会話ができるようになります。会議での発言も、文章を書けるようになってこそ、自信を持ってできるようになるのです。

 樋口さんは、これまで25年以上もの間、文章指導を行なってきたそうです。現在も通信添削を通して、子供から大人まで、多くの方の文章力がアップしたそうです。この本では、この経験に基づいて、特に効果の高い文章鍛錬法を60以上も解説してくれています。


【目次】

はじめに めきめき文章力がつく方法
PART 1 文章力とは何か?
      それがわかれば文章や会話は組みたてられる
PART 2 「描写力」と「表現力」
      日々の生活の中で鍛えるヒントをつかむ
PART 3 「意見」を考える
      立場と矛盾から論理力を磨く
PART 4 心に届く文章
      頭で考えるのではなく実際に書いてみる
終わりに 


【注目の3ポイント】

《1.文章を書く基本とは?》

 文章を書く第一歩として、樋口さんは以下の3点を挙げられています。まず、文章の主語述語をはっきりさせること。次に、一文を意識して短くすること。これは、文が長くなると文章的な間違いが起こりやすくなるからです。最後に、読点を適切に打つこと。打つ場所は神経質になることはないようですが、最低限意味の通るように打つと良いそうです。

 小論文・プレゼンテーションなど何かを考える時に基本形になる文章構成を提案されています。それは、以下の四部構成です。

(1)「〜だろうか」と問題提起して
(2)「たしかに」で反対意見に譲歩しつつ、「しかし」で自論を示します
(3)「なぜなら」でその根拠を言って
(4)「したがって」で結論に到達します

 このように、四部構成で考えることによって、話が分かりやすくなるだけでなく、論理的な内容になります。これは、実は科学論文でも使われる方法です(*1)。

《2.多角的な思考が、論理を強化する》

 基本的に、私たちはものごとに対して、最初は自分の考え方からしか見る事はできません。これが、視野の狭さということです。しかし、”バランスのいい人”は、そこからさらに様々な経験や知識を織り交ぜながら多角的に考察していくそうです。

 また、新しい考えを得たいときや、自分の考えを検証したいときには、他人の立場になって考えるようにします。さらに、具体的な考えをイメージする場合は、「あの人ならどう考えるだろう」と、特定の他人になりきると良いと樋口さん言っています。他人になりきるといえば、「わたしは犯人だ!」って言いながら捜査をする、Monsterに出てくるルンゲ警部を思い出しました(*2)。

 これによって、視野が広がるばかりでなく、人を思いやることを意識することができるので、人に優しい文章が書けるようになります。これは、いいですよね。憶えておくといい方法ではないでしょうか?ここで紹介されている多角的な視点によるものごとの考察は、勝間さんが『効率が10倍アップする新・知的生産術』で説明されている、”知の三点測量法”にも繋がりますね(*3)。

 最後に、「乱暴すぎる仮説を立てる」というのも良い方法だなと思いました。竹内さんが『99・9%は仮説』に書かれているように、世の中は”信頼性のおかれた”仮説で成り立っています(*4)。したがって、直感的に乱暴すぎる仮説を立てることによって、新たなアイデアが思いつくのではないかと読みながら考えました。それから、児玉さんが『直感力』で言うように、アイデアを左脳で分析していけば良さそうです(*5)。思いつきやひらめきには、必ず答えを用意しておくべきと樋口さんも書かれています。

《3.会議に出たら補足か反論をする》

 会議では、限られた時間で議題をこなす必要があり、スピードが求められます。樋口さんは、1分で話をまとめるよう本書で主張しています。この1分のまとめを、先に書いた四部構成を意識しながら、会議で発言するとよいそうです。これによって、会議全体も、「問題提起→反対意見→正論→その根拠→結論」と流れていくようです。問題提起といえば、山田さんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』での議題を疑問型にするというのを思い出しました(*6)。


【読書後の感想ひとこと】
 コミュニケーションが上手くできると、文章も上手く書けるそうです。これは、文章を読んだ相手の反応を想像できるようになるから、意識して上手い文章が書けるようになるのですね。コミュニケーションについても勉強しようと思いました。


【関連記事】

1.勝間 和代 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法
2.竹内 薫 99・9%は仮説
3.児玉 光雄 直感力


【参考書籍】

(*1)阪田 せい子 だれも教えなかった論文・レポートの書き方 1998
 自分の研究テーマに関して、支持か反対するために文献を引用する必要性を説明しています。

(*2)浦沢 直樹 Monster (1) 1995
 とても人気のあるミステリーコミックです。アニメ化もされました。これに出てくるルンゲ警部は、犯人になりきって、事件解決に迫ります。

(*3)勝間 和代 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法 2007
 知の三点測量法(複眼的な視点の構築)について、解説があります。

(*4)竹内 薫 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 2006
 「飛行機が飛ぶ原理は、実はよく分かっていない」など、世の中のいろいろな仮説を紹介しながら、仮説の信憑性について解説しています。

(*5)児玉 光雄 直感力 直感力 「上手に決断できる人」になる脳力トレーニング 2006
 右脳をうまく使って、直感力を磨いて、上手にものごとを判断しようという本です。

(*6)山田ズーニー 伝わる・揺さぶる!文章を書く 2001
 議題を問いにすることが、議事録の書くコツなのだそうです。


【今日の折り目】

36折/220ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★★☆☆ ☆☆☆   今月は、あと5冊!

【バックリンク】

◦ 伝わる・揺さぶる!文章を書く
◦ 書き方のコツ、話し方のワザ
◦ 非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門


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2008年5月22日木曜日

50: THE 21 2008年 01月号


THE 21 2008年 01月号
誰も教えてくれなかった「仕事が速くなる」表&裏ワザ100

PHP研究所



 今日は、仕事が加速しそうな、THE21の特集です。成功する人が実践している「超スピード仕事術」が紹介されています。

【目次】

北尾吉孝  何事にも乱されることのない「胆識」を養おう
大橋悦夫  段取り術
平野友朗  メール術
国吉拡  「報・連・相」術
小山龍介  情報術
竹内謙礼  企画書術
原尻淳一  プレゼン術
大串亜由美 人間関係術
佐々木正悟 モチベーション術
できるビジネスマンの“仕事が速くなる”技術 4
“仕事が速くなる”お助けステーショナリー6

佐藤可士和 仕事がサクサク進む「佐藤可士和流・整理術」11
松本幸夫  1日の仕事が半日で片づく「カンタン手帳術」8
久恒啓一   すぐに伝わる「図解コミュニケーション術」8
中山マコト  誰でも素早く企画を生み出せる「アイデア術」8
本田直之  効率的に目標に到達する「レバレッジ勉強術」8
「スピード仕事術」を極めるためのブックガイド

秋池玲子  「目標の細分化」でモチベーションを維持しよう
水谷健彦  やる気が高まる「スイッチ&フォーカス」思考術
高城幸司  成功するために“自分を鼓舞する”最良の法則
古市幸雄  10年後に輝くには「1日30分」から勉強を始めよ
「続ける&達成する」技術が身につく読書ガイド

他・・・


【注目の3ポイント】

《1.北尾吉孝 「胆識」》

 *人生の賞味期限は、30~60歳のせいぜい30年間。時間を大切にして集中すること。
 *ASPをキチンとやり、どうしたら成功率が高められるかについて常に考えること。
 *まわりを気にせず、自分自身で的確に判断する力を養うこと。

ASPとは、A: Analysis, S: Strategy, P: Practiceのことです。分析・戦略・実行ですね。

《2.竹内謙礼 企画書はタイトルが命》

 *書籍は、タイトルで売れ行きが大きく変わる。企画書も同じ。
 *目を引く企画書は、”引き”,”特徴”,”説明”。

《3.原尻淳一》

 *離見の見で、自分のプレゼンを客観的にみる。
 *相手の許容量を考慮して、使う情報は2割にとどめる。


【読書後の感想ひとこと】

 この雑誌は、たくさんの方々にインタビューされてまとめられています。いろんな人の考え方が集中して吸収できて良いですね。

 また、読みたい本が6冊載っていました。これから読むのが楽しみです。


【関連記事】

1.大橋悦夫 「手帳ブログ」のススメ
2.小山龍介 STUDY HACKS!
3.本田直之 週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35才能がある人の生活習慣Think! 2007年春号 No.21

【参考サイト】

THE21|雑誌|PHP研究所


【今日の折り目】

6折/112ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
★★☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと6冊!

【バックリンク】

◦ デキる上司は定時に帰る
◦ いま、すぐはじめる地頭力

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2008年5月21日水曜日

49: 図解Dr.佐藤富雄のあなたの運命が一変する!「口ぐせの法則」実践ノート


図解Dr.佐藤富雄のあなたの運命が一変する!「口ぐせの法則」実践ノート

佐藤 富雄

2004

 今日は、口ぐせ博士こと佐藤 富雄先生の本をご紹介します。先日、『ツキを呼ぶ「魔法の言葉」』という本を読んで、昔買ったこの本を引っ張り出してきて、読み返しました。

【目次】

巻頭インタビュー 今日から「口ぐせの法則」を実践すれば、永遠の幸福、本当の成功が手に入ります!
第1章 「口ぐせ」で人生は変わる!幸運を呼びこむ習慣づくり
第2章 あなたは最初から“どんなことでもうまくいくように”できている

第3章 夢の実現から、お金、恋愛まで、「魔法の言葉」を使いこなそう!
第4章 ツキがツキを呼ぶ!成功者の意識トレーニング
第5章 老いない、病まない、悩まない—毎日を活性化させる「生活習慣」



【注目の3ポイント】

《1.脳には自動目標達成装置がある》


 私たちの脳は、「こうありたい」と意識すると、体全体をコントロールして「こうありたい」を実現しようとします。これを、「自動目標達成装置」と、佐藤先生は名付けています。この装置をオンにするためには、夢や楽天思考や自分をほめることによって、「楽しい感情」が起こして、脳を刺激する必要があるそうです。

 楽しい気分のときは、快楽ホルモン(βエンドルフィン)が出てきて脳の働きが活性化するそうです。また、「自動目標達成装置」には時間の概念と現実と想像の区別がないそうです。これは、潜在意識のことを言っているのだろうと思いました。潜在意識については、『一日5分奇跡を起こす4行日記』で記事を書きました。引用しておきます。

以下に、潜在意識の力について、本書から引用します。

◇「時間の概念」がない
◇想像と現実の区別はしない
◇すべてを保持する
◇「単純な言葉」を理解し反応するが、言葉を持たないのでイメージで応える
◇不眠不休

 つまり、これから達成したいことを、今は出来ていなくても、単純な言葉でイメージ出来るように語りかけることによって、潜在意識は『できている!!』と勘違いしてしまうそうです。イメージトレーニングやポジティブシンキングも同じ原理でしょうね。

 潜在意識については、本書では後半に書かれていますが、4行日記の根幹をなすとても大切なことだとおもいます。夢を実現するためには、潜在意識を味方につけるといいそうです。

山といえば川:一日5分奇跡を起こす4行日記

 さらに、「おもいこみ」の素晴らしい効果についての実験結果が紹介されていました。アメリカの麻酔生理学研究室での、親知らずの抜歯実験です。この実験では、効果のない薬をモルヒネだと信じた人の6割が、麻酔なしで抜歯が出来たそうです。さらに、これらの人の脳内には、モルヒネに似た構造の化合物が脳の中で作られていたそうです。

《2.言霊のちから》

 古くから日本では、口に出して言ったことは現実化すると信じられてきました。これは”言霊”と呼ばれ、古代の王朝では、軽はずみな言葉を口にすることが、かたく禁じられていたそうです。

 たとえば、自分にとってマイナスな出来事が起こった場合に、「あ〜もうだめだ」と言うか、「まあ大丈夫!」と言うかで、自動目標達成装置への指示の送られ方が全く違ってきます。その結果、その後の人生も大きく変化していくのだそうです。佐藤先生の言葉を引用します。
 現象はあくまでも現象で、その認識は、自分がどんな言葉を使うかによって決まる。「言葉の力」というのは、それほど大きいのです。

 また、かつて佐藤先生が成功者にしたインタビューによると、危機や困難を乗り越えた人が最初に考えた言葉が、ほとんど同じ言葉だったそうです。

「なんとかなるさ!」
「大丈夫、できるさ!」
「とにかく、やってみよう!」

 ”言霊”の威力は、五日市 剛さんの『ツキを呼ぶ「魔法の言葉」』でも紹介しましたね。

《3.仕事は楽しく》

 人間はつねに、”快”を求めているので、目標を達成することも、困難な問題を解決することも、”遊び感覚”なら成功する可能性が高くなります。たとえば、すぐれた経営者というのは、仕事にも”遊び感覚”を取り入れているそうです。

 しかし、仕事には「やりたくないことを、やらなければならない」ことがあるので、”遊びの時間”の必要性を佐藤先生は強調されています。先生自身は、ハンティング・ヨット・カメラなどを趣味にして楽しんでいるそうです。また、独りで旅に出ることもお勧めされていました。その効用について、引用しておきます。

未知の風景や未知の人々とのふれあいが、あなたの意識空間を大きく広げてくれます。
 

 生命科学研究者の柳田充弘先生も、旅の効用について『生命科学者になるための10か条』という本に書かれていて、学生のうちに長い旅にでかけて、自分を見つめるよう勧めていました。


【読書後の感想ひとこと】

 昔読んだはずなのに、折り目がたくさん付きました。前向きな口ぐせが人生を良い方向に進めてくれることが分かりました。とても良い本でした。また、健康維持のための、サプリメントや食事法、運動法がお医者さんの視点から紹介されていてお得な一冊でした。


【関連記事】

1.ツキを呼ぶ「魔法の言葉」
2.一日5分奇跡を起こす4行日記


【参考書籍】


(1)ツキを呼ぶ「魔法の言葉」
(2)仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術
(3)一日5分奇跡を起こす4行日記
(4)生命科学者になるための10か条


【今日の折り目】

33折/95ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
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2008年5月20日火曜日

48: 説明上手になれる「らくがき」の技術


説明上手になれる「らくがき」の技術

ミリー・ソネマン (著), 諏訪原 久美子 (翻訳)

2005





 今日は、速読セミナーで知った本をご紹介します。絵はあまりうまくないのですが、マインドマップを書くときに、出来れば分かりやすいイメージ図を添えられたらと思い読んでみました。

 まえがきには、本書の目的が書かれていました。らくがき(絵ことば)を使って、複雑な問題・意見の相違・衝突する利害関係のぬかるみにはまった人たちを問題解決に導くことです。


【目次】

まえがき 「らくがき」を軽く見ていませんか?
ツールキット1 あなたを成功へ導く「らくがき」
ツールキット2 らくがきをらくがきで終わらせないために
ツールキット3 らくがきが教えてくれるもの


【注目の3ポイント】

《1.情報を組み立てる基本技5》

技1:考えを1つにまとめる
技2:連続的な考えをまとめる
技3:関連する考えをまとめる
技4:緊密な関連を表す
技5:メッセージを伝える

+α
・ダイアグラム(図解)やマインドマップで枝分かれの関係を示す
・マップ、比喩を表す絵、風景画を使って多次元的な関係を示す
・マンダラで全体の相互関係を放射線状に構成する

《2.集中力を維持するためのチェックリスト》

□ 食べ物―十分に水を飲む
□ 環境―ちょうどよい照明にする(頭がよくなる照明術)
□ 休息―体を動かす(働く気持ちに火をつける)
□ 集中―おなかで呼吸する

□ 目を閉じずに内なる声に耳を傾ける

《3.練習プラン》

● 視覚的な認識力を強化する
● 自分の感覚と存在を強化する
● 絵を描く力を強化する

【読書後の感想ひとこと】

 個々のアイコンやレタリングのコツは、参考になりましたが、ストーリーのある絵も載せてくれていたらもっと良いと思いました。

【関連記事】

1.頭がよくなる照明術
2.働く気持ちに火をつける


【参考サイト】

(1)情報考学 Passion For The Future:説明上手になれる「らくがき」の技術
(2)Ceekz Logs:説明上手になれる「らくがき」の技術
(3)創造マラソン:7冊目:説明上手になれる「らくがき」の技術
(4)やんずのマインドマップ(R):『説明上手になれる「らくがき」の技術』

【今日の折り目】

16折/237ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと8冊!

【バックリンク】

◦ いつでもどこでも!手帳スケッチ
◦ 齋藤孝の「教え力」アップノート!
◦ どんどん右脳が目覚める!不思議なノート法
◦ 図解する思考法
◦ アイデアマップ


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2008年5月19日月曜日

48: なぜ、アイツだけは怒られないのか


なぜ、アイツだけは怒られないのか—一瞬で“怒り”を“好感度”に変える50の心理術

内藤 誼人

2007





 今日は、以前読んだ『「人たらし」のブラック心理術』の内藤 誼人さんの本をご紹介しましょう。人を怒ることの問題点と、怒られないようにするための秘訣について、心理学的な実験結果を交えながら説明してくれています。また、後半は愛されキャラというか、憎めないキャラを分析しています。

 「はじめに―なぜ怒ってはいけないのか?」では、怒る人のことは嫌いになる確率が高く、仕事をしたくなくなるという実験結果が紹介されています。したがって、仕事の勝敗の分かれ目が、「以下に自分が好かれているか?」ということになります。そこで、人に好かれたいなら”怒らない”のが、得策だと考えられますね。

【目次】

まえがき―なぜ怒ってはいけないのか?
第1章 どういうときに人は怒るのか
第2章 起こりっぽい人は、ここで見抜け!
第3章 起こりっぽくなるシチュエーションを回避する
第4章 自分の怒りを抑え込む心理テクニック
第5章 相手の怒りを一瞬で鎮める”反則”テクニック
第6章 怒られるのを水際で食い止める心理テクニック
あとがき


【注目の3ポイント】

《1.ネガティブな本音を直球で投げてはいけない》

 「ネガティブな本音は、人間関係において、癌にしかならない」と、内藤さんは言います。ですから、”ネガティブなホンネ”は、ストレートに伝えるのではなく、うまく言い訳をしてやんわりと伝えるといいそうです。

 例えば、友人が待ち合わせに遅れてきた場合の言い訳として、一番反感を買うのが、ホンネ丸出しの「来たくなかった」で、逆に反発の感情を和らげた言い訳が、「友人を空港に送っていたんだ」であるという実験結果も示されていました。

《2.不機嫌な人は飲み食いしない》

 お茶や茶菓子を出した際に、断ったり手をつけなかったりする客人は、怒りっぽいか不機嫌な可能性がたかいそうです。不満や不機嫌な状態では、話し合いはうまくいきそうにないですよね。

 そんなときは、「私のふるまいが、何かお気に障りましたでしょうか?」とやんわり聞いて、相手の本音を聞き出してあげると良いそうです。これは参考になりました。

《3.”衝突したら”すぐに修復が憎めないキャラの秘訣》

 人は平均一日4〜5回はイライラして人に文句を言うのだそうです。したがって、どんなに気をつけていても、”衝突”は避けられないようです。ですので、衝突後は速やかに修復するのが良さそうです。これは、幼稚園で人気のある児童の特徴を調べた実験の結果から導かれたようです。

 人気のある児童は、そうでない児童と同程度にケンカをするそうです。しかしケンカした後に、人気のある児童は、人気のない児童に比べて6倍も相手に話しかけていることが分かったそうです。つまり、この”関係修復”の早さが人気の秘訣と考えられるわけですね。


【読書後の感想ひとこと】

 本文に挟まれているコラムも結構参考になる事例を紹介してくれています。

コラム
徹底的にやれないなら、親切にするな
大人びた顔をした人ほど、たくさん笑え
”軽く”仲が悪いくらいのほうが仕事はうまくいく
イライラは、”ちょっとずつ”吐き出すのがマナー
”お触り上手”は誰からも好かれる!?
男性はブサイクに厳しく、女性は美人に厳しい

 「軽く”仲が悪いくらいのほうが仕事はうまくいく」は、自分も何となく考えていたことで、仲良し同士は”なあなあ”になり、仲の悪い同士は”仕事”になりません。着かず離れずで、お互い軽い悪口を言い合うくらいがちょうど良いというところなのですね。


【関連記事】

1.「人たらし」のブラック心理術


【今日の折り目】

45折/202ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと9冊!

***

2008年5月18日日曜日

【週間ランキング】5/12 ~ 5/17

 日曜日は、今週読んだ本の『折り目と満足度』から計算したポイントをカウントダウンします。本のタイトルは、本ブログの記事にリンクしています。


【第6位】 39 p IT達人の仕事術

IT達人の仕事術

IT media Biz.ID

2007

 48 p 週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35

週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35
仕事を2倍ラクにする4つの力+α

小学館

2008

 72 p ラクして成果が上がる理系的仕事術

ラクして成果が上がる理系的仕事術

鎌田 浩毅

2006

 73 p できる大人の「モノの言い方」

できる大人の「モノの言い方」

話題の達人倶楽部

2007

 76 p 朝9時までの「超」仕事術

朝9時までの「超」仕事術

見田村 元宣

2008

 81 p ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ

ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ

伊藤 守

2008


【ちょっとひとこと】

 今週の平均は65 pでした。

 下位になった、『IT達人の仕事術』『週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35』は、満足度はそこそこでしたが、折り目が少なかったからですね。

 『ラクして成果が上がる理系的仕事術』では、アウトプットを目標とした逆算思考での知的生産を勧めていました。文系に向けて書かれた本のようですが、理系の私にも、とても参考になりました。

 『できる大人の「モノの言い方」』は、日常に使える一冊になりました。

 『朝9時までの「超」仕事術』は、早起きで確保することによるマインドへのポジティブフィードバックが印象的でした。

 『3分間コーチ』は、短い時間を使ったコミュニケーションの必要性を実感しました。

【読書カウンター】 

今月は、あと10冊!

***

2008年5月17日土曜日

47: IT達人の仕事術


IT達人の仕事術

IT media Biz.ID

2007




 『IT media Biz.ID』というサイトをよく読みます。PCを活用した仕事術(PC hacks)を勉強しようと、購入しました。13人の達人たちに、仕事の仕方や、仕事環境について
インタビューされ、まとめられています。

【目次】

まえがき
情報収集術1 橋本大也
  「情報のわらしべ長者のススメ」
情報収集術2 山崎恵人
  「情報収集の一番の障害は時間」
情報収集術3 萩原雅之
  「RSSリーダーの意外な利用法」
情報収集術4 加藤恭子
  「半クローズドの“SNS型”」
アウトプット術 藤代裕之
  「アウトプットはエレベータトークを目指せ!」
データ管理術1 関口和一
  「すべての情報をデジタル化」
データ管理術2 増井俊之
  「すべての情報をサーバに」
データ検索術 岡田有花
  「さっきどこで保存したっけ?」
情報処理術 小川浩,西川敦子
  「忘れてしまったことは、重要ではなかったと割り切る」
時間管理術1 西村博之
  「明日できることは今日やるな」
時間管理術2 渡辺千賀
  「シリコンバレー発“日米をつなぐ”働き方」
タスク管理術 山崎徳之
  「すべてをメールに一元化」
ボーナストラック 斎藤健二
  「席にいなくたって仕事はできる!?」
あとがき


【注目の3ポイント】

《1.情報のわらしべ長者(橋本大也)》

 自分が、何かのエキスパートでなかったとしても、情報のハブになると情報が集まり、結果として専門家になれることがあるそうです。

《2.日本人は、メールが長い(渡辺千賀)》

 アメリカ人は、スクロールしないと読めない長さのメールは書かず、そのような要件は電話で棲ませるのが一般的だそうです。注意しなければ!

《3.個人的に気になるサイト&ツール》

*はてブ
*はてブニュース
*ブクログ
*本棚.org


【読書後の感想ひとこと】

 『ネットワーク知識・プログラミング知識不要』の帯の説明通り、ツールの説明は写真付きでわかりやすく、用語解説もついているので、読みやすいと思います。雑誌感覚で、さくっと読める一冊でした。


【参考サイト】

(1)IT media Biz.ID

(2)On Off and Beyond

(3)はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク

(4)はてブニュース

(5)ブクログ -ウェブ本棚サービス-

(6)本棚.org


【今日の折り目】

9折/247ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと10冊!

【バックリンク】

● デジタル・ワークスタイル

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2008年5月16日金曜日

46: 朝9時までの「超」仕事術


朝9時までの「超」仕事術

見田村 元宣




 TSUTAYAで、たまたま見つけた、もう一冊です。以前は、『ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ』を紹介しましたので、今回は『コチラ』です。見田村 元宣 さんは、朝4時起きの税理士さんだそうです。

 成功者には早起きが多いから、そこからまねてみようというのが、早起きになったきっかけだそうです。成功して、金銭的に余裕のある生活を送りたいのが、目標なのだそうです。と、これだけならまず、マネしようとしても早起きは続けられなくなると思います。

 しかし、三田村さんのスゴいところは、具体的な年収額を決めているにとどまらず(皆さんそれぞれ目標額があると思います)、統計的に日本人のうち、何人がその域に達しているかを知って、モチベーションを補強している点にあると私は思います。図解を参照してください。


【図解】

早起きのポジティブフィードバック


【目次】

はじめに 4時起きで得られる高密度の早朝3時間
第1章 早起きすると人生が加速する!
第2章 朝4時起き生活の基本リズムのつくり方&早朝3時間の時間活用術
第3章 早朝3時間で年収3倍を実現した「超」仕事術
第4章 朝4時起きで始める自分ブランドづくり
第5章 明日から朝4時起きで人生を変革しよう!
第6章 「早起きの継続+思考の転換」が成功へ導く
おわりに 目指すは「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」


【注目の3ポイント】

《1.早起きで手にした朝の時間の使い方》

 朝4時の起床から6時の出社までの2時間は、ウォーミングアップ時間として使っているそうです。これは、『脳が冴える15の習慣』で紹介した通り、脳にとっても大切な時間ですね。

 6時の出社から9時の始業までの3時間は、そのまま使うのではなく、1時間に区切って使うのだそうです。人間の集中力は90分が限界なので、それ以上になると効率が低下するからですね。長い時間配分のデメリットについて、ティモシー・フェリスさんの『なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?』に出てくる「パーキンソンの法則」を思い出しました。

『仕事は、完成するために割り当てられた時間に応じて、重要性や複雑性において、膨張する』


 三田村さんは、朝一番ほど、文章を書くことなどのクリエイティブな作業に向いた時間帯はないと言います。小山さん『STUDY HACKS!』や結城さん『頭がよくなる照明術』も朝のクリエイティビティの高さに注目されていました。というわけで、私もブログを朝書くことにしています。仕事のウォーミングアップとアウトプットとクリエイティブな作業ができるという一挙三得です。

《2.自分のやるべき仕事を明確に線引きして、仕事を分割・分配する》

 三田村さんは、朝の3時間を使って、自分にしかできない仕事を片づけるようにしているそうです。これは、社長である自分がやるべき仕事と従業員がやるべき仕事を明確に線引きし、従業員の出社前に、自分ひとりでやるべき仕事に集中しているということです。こうすることで、人に任せるべき仕事も見えてくるため、効率が上がるようですね。

《3.億万長者になる確率は1%もある!》

 三田村さんの目標は、年収1億円を達成することだそうです。それで、日本で金融資産を1億円以上持っている人は147万人いるそうで、これが国民の1%ちょっとにあたる計算になります。「意外と多いな」というのが私の感想です。1億円があたるなら、福引きを100回くらい回したくなりませんか?お金の話は、人それぞれですけれど。

 三田村さんは、成功のイメージを「金銭的・物質的・精神的に恵まれている」状態として捉えられているそうで、そのことはあとがきにも書かれていました。これにも、私は納得しました。

 さて、でここで私が一番注目したのは、夢や目標を具体化するだけでなく、客観的事実を認識することで、モチベーションを高めているという点です。(【図解】をもういちど見てみてください)これは、継続力を維持するのにも役立つと思います。


【読書後の感想ひとこと】

 実は、私も早起きなほうで、9〜10時に寝て、3〜4時に起きる生活を続けています。でも、起き難い日もたまにあります。

 しかし、この本を夜に読んで、次の朝目覚めた時に、このことが頭をよぎり、ぱっちり目が覚めました。他人の立てた夢ですら、この威力なので、自分で明確に立てれば、絶対早く起きられるのではないでしょうか。目標(夢)の具体化と、客観的数値には、大きなチカラがありますね。「目標さえしっかりしていれば、早起きは必ず成功に結びつく!」とは、三田村さんの言葉です。

 いままで、「早起きのススメ」に関する記事や本を読んできましたが、これほど深く納得させられたのは初めてでした。オススメします。

【関連記事】

1.ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ

2.脳が冴える15の習慣

3.STUDY HACKS!

4.頭がよくなる照明術

【参考サイト】

(1)朝4時起きの税理士 見田村元宣のビジネス成功宣言!!

【今日の折り目】

20折/190ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと11冊!

【バックリンク】
 
◦ 答えが見つかるまで考え抜く技術

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2008年5月15日木曜日

45: できる大人の「モノの言い方」


できる大人の「モノの言い方」

話題の達人倶楽部






 コンビニで見かけて、購入しました。読んでみると、日常に使えるフレーズが満載されていて辞書的につかえる一冊です。
 
【目次】

1 好感度が突然アップするモノの言い方
2 人間関係がおもしろいほどうまくいくモノの言い方
3 自分の思いがキチンと伝わるモノの言い方
4 ここ一番で効果抜群のモノの言い方
5 大人なら使いこなしたい絶妙なモノの言い方
6 言いにくいことを上手に伝えるモノの言い方
7 思い通りに「話」を誘導できる人のモノの言い方
8 そういう「モノの言い方」はマズいでしょ!?
9 そんな「言い換え」ができたのか!


【注目の7つの言い方】

1.洋服店などで店員に話しかけられたら・・・

 見ているだけですから、ありがとう

2.上司に仕事をほめられたら・・・

 とても励みになります

3.多少の無理を承知で、頼み事をする場合・・・

 ご配慮いただけないでしょうか

4.目上の人をねぎらう時には・・・

 お疲れになりましたでしょう

5.先に伝えておいて、覚えておいてほしいとき・・・

 ご承知おき下さい

6.上司に反論したいとき・・・

 二、三、質問してもよろしいでしょうか

7.目上の人に、昼間であったら・・・

 お世話になっております(「こんにちは」は避けたほうが無難)


【読書後の感想ひとこと】

 折にふれて、読み返す必要が出てくるとおもいます。座右の一冊になりました。


【今日の折り目】

21折/231ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと12冊!

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◦ 出会って1分で相手の心をつかみなさい

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2008年5月14日水曜日

44: 週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35


週刊ポスト5/21臨時増刊号 Post-35
仕事を2倍ラクにする4つの力+α

小学館





 本屋さんで見つけて、小山龍介さん・おちまさとさん・勝間和代さん・本田直之さん・土井英司さんなどの名前が目に入り、思わず買ってしまいました。

【目次】


1.時間管理力
 小山龍介 ラクに・楽しく・効率よく・無理なく仕事をするための時間管理力

2.企画力
 おちまさと 遊ぶからこそ手に入る。無数のアイデアを生み出す企画力

3.コミュニケーション力
 箱田忠昭 好かれる人は「デキる人」。他人に評価されるためのコミュニケーション力

4.勉強力
 勝間和代 遊ぶために学べ。忙しい大人のための勉強力

α.セルフプロデュース力
 西松眞子

●超厳選!!本当に使える名著5冊 土井英司

●注目パーソンの仕事道具活用術


【注目の3ポイント】

《1.ラクに・楽しく・効率よく・無理なく仕事をするための時間管理力 小山龍介》

 小山龍介さんの著書、『TIME HACKS!』『STUDY HACKS!』から時間管理のコツが図解でまとめられています。時間管理の3要素が挙げられていました。

01 ルーティンの管理
02 ノンルーティンの管理
03 長期スケジュールの管理

 ルーティンの管理では、曜日ごとに仕事の種類を決めて、一週間をリズミカルに過ごすというコツを紹介されています。本田直之さんは、『レバレッジ勉強法』でレバレッジ・スケジュールという時間割を作ることを勧めています。小山さんは、すこしマクロレベルで、曜日ごとにあった行動をこなしているということでした。型にはめて行動することの効力について、イチロー選手の例を引用しておきます。

 イチロー選手は、打席に立つときのしぐさから日々の食事に至るまで決められた型を守ることで知られている。ルーティンを繰り返すことで無駄な動きをなくす。毎回同じように打席に立てば、あれこれと悩む必要はなくなる道理だ。

 ノンルーティンの管理では、特に突発的な事態への落ち着いた対処法のコツが紹介されています。あとは、スケジュールに余裕をもたせるのもよさそうですね。(基本ですよね。)

 長期スケジュールの管理については、多方面の勉強の必要性などについて説明されていて、タイトルから期待される内容はありませんでした。日常的に、自分に投資することで、長期的には効率アップするという解釈はできますね。

《2.好かれる人は「デキる人」。他人に評価されるためのコミュニケーション力 箱田忠昭》

 好意・好感・好印象(三好)がすべてのコミュニケーションの基本であり、この三好を手に入れると仕事ができると評価されるようになるそうです。その他、ポイントを列挙しておきましょう。

・第一印象は、3秒・30秒・3分で決まる。見た目、挨拶、会話がそれぞれの時間に対応。

・SOS話法で相手をほめる。

・交渉時は、相手のペースにまず、乗る。

《3.超厳選!!本当に使える名著5冊 土井英司》

 5冊とも読んだことがない本なので、読んでみようと思いました。


【読書後の感想ひとこと】

 時間管理力のパートから引用。
 目もくらむほど忙しいはずなのに、のんびり働いている人はいないか。しかもそんな人に限って仕事がデキたりするのだ。

 さらに詳しく見ていけば、彼らのスゴさはより際立つ。

 たとえば、大量の仕事を手際よくこなし、締切りに追い立てられている様子もない。むしろ手を抜いているようにすら見えるのに、その仕事量は驚異的、なおかつアイデアも斬新だ。さらには定時になると鮮やかに帰宅、私生活を大切にする趣味人でもある。もうひとつおまけに、彼らは「忙しい」なんて決して口にはしないのた。

 このようなデキる方から、是非、学びたいです。

 小山さんの「30代は責任を受け入れよ」というコメントが印象的でした。自分も30代として受け入れなければ。

【関連記事】

1.STUDY HACKS!
2.効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法
3.時間の教科書


【今日の折り目】

6折/82ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと13冊!

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◦ 出会って1分で相手の心をつかみなさい

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2008年5月13日火曜日

43: ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ


ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ

伊藤 守






 TUTAYAで2冊本を買いました。今回は、その一冊を紹介します。もう一冊は、見田村 元宣 さんの『朝9時までの「超」仕事術』です。3分ならいいな!と思って、読んでみました。あとがきを読んでみると、伊藤 守 さんはコーチングを日本に伝えた方だそうです。3分間コーチは、コーチングの進化形であり、効果的で持続可能なマネジメント手法だそうです。


【目次】

はじめに
第1章 この3分間が組織を変える!
第2章 その瞬間をつかまえる
第3章 そこに、その〈場所〉をつくる
第4章 これについてコーチする
第5章 コーチ型マネージャーの時代
あとがき


【注目ポイント】

《1.3分間コーチはコミュニケーションのプラットホームをつくる》

 私はまだ、それほどではありませんが、たくさんの部下を抱える上司は、すべての部下とゆっくり話す時間はあまりないようです。なので、職場ですれ違った時、目の前を歩いている時など、ちょっとした瞬間に話しかけると良いそうです。そのために、何を部下に話しかけるか?話しかけたとき、部下はなんと言ったかなど、考える時間を持つ。これが3分間コーチのもとになるそうです。

 本書には、わかりやすいたとえが挙げられていました。それは、3分間コーチは、プラットフォームの会話のようなものだということです。

  「どこに行くのか?」
  「何をしにいくのか?」
  「この先どこで乗り継いだらいいのか?」

《2.部下が声をかけやすい環境を作る》

 上司から部下に話しかけるだけでなく、上司は部下から話しかけられるべきなのだそうです。そのためには、部下が話しかけやすい状態を作り出す必要がありますね。具体的には、以下の通りです。

 「特別な問題解決のときだけでなく、普段からコミュニケーションを交わそう」

 「判断に迷ったときや優先順位に迷いがあるとき、予想外のことが起こったときには、きみのほうから遠慮なく声をかけてくれ」

 たとえば、プレゼンの前、企画書を書く前、営業のあと、キャリアについて話したいとき、頭の整理をしたいときなど、できるだけ具体的に、どんな時に声をかけたらいいのかを、あらかじめ伝えておくことです。

《3.ビジョンを作り、一緒に眺める》

 イメージやビジョンは記憶できないので、常に作る必要があるそうです。それを上司と部下は、横に並んで、時には近くのキャンバスを、また時には遠くの星を見るように、ビジョンを作るといいそうです。そうすると、ビジョンが現実化する可能性が高まるのだそうです。


【読書後の感想ひとこと】

 この他にも、「問いを共有する」「会社の目標だけでなく、個人の目標も設定する」「コーチするタイミング」など、参考になる箇所が沢山ありました。(折り目も多めです)タイトル通り、ひとりでも部下のいる方に読んでもらいたいですし、単に、コミュニケーションレベルでも参考になると思いました。お勧めします。


【今日の折り目】

36折/206ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【読書カウンター】

★★★★☆ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと14冊!

【バックリンク】

◦ 段取り力
◦ ちょっとした習慣であなたの人生は変わる
◦ 図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく
◦ ご機嫌の法則100

***

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2008年5月12日月曜日

42: ラクして成果が上がる理系的仕事術



ラクして成果が上がる理系的仕事術

鎌田 浩毅






 今回は、先日紹介した『頭がよくなる照明術』を探しに書店に行った時に、見つけた本を紹介します。タイトルの「ラクして・・」というのが何とも魅力的だったので、即買いました。

 全体は、3部構成になっていて、それぞれ、”集める””整理する””アウトプットする”について、具体的なコツとともに説明されています。ただ漫然と学んだり教養を積んだりする「知的消費」ではなく、はっきりした形をもった知価の高いものを生み出す「知的生産」ことを目的として本書は書かれたそうです。

 本書を、ひとことで要約すると、「仕事をゴール思考で考え、トップダウン型で目標を立てて、簡単なところから達成していく。」ということだと思います。

【目次】

はじめに
第I部 アタマも周りもまずは一新!
 第1章 頭の中の準備術
 第2章 仕事環境の整理術
 第3章 賢い情報収集
第II部 無駄なデータをなくすデータ整理術
 第4章 無駄をなくすデータ整理術
 第5章 クリエイティブな魔法の発想術
 第6章 発想をメッセージへと変える技術
第III部 いよいよ書き出す!
 第7章 書くことをラクにする技術
 第8章 文章をわかりやすく仕上げる技術
 第9章 未来のアウトプットへと助走する技術
おわりに


【注目ポイント】

《1.完璧主義を捨てる》

 第一章では、文章を書き上げるための心構えが紹介されています。特に、完璧主義を捨てるのと、できることから書き始めるというコツが参考になりました。引用しておきましょう。

 じつは、完璧主義とは自己満足の世界なのだ。もっとよくしよう、と思って必要以上のデータを集めたり思索したりすることにより、自分は満足し安心する。
 しかし同時に、来るべきアウトプットからは、だんだん遠ざかってゆくのである。いったん完全主義に陥ると、それに気づかなくなってしまう。

 余計な情報を集めすぎないために、まず、全体の枠組みを作るとよいそうです。重要なのは読者にとって、必要とされる知的生産物を提供することだからですね。

 たとえば、ある章や節がうまく書けなかったら、そこに拘泥しない。ラクに書ける箇所から書きはじめるのだ。すこしでも仕事が進んでいれば、精神的にも負担がかからない。
 例として、ジグソーパズルを思い浮かべてみよう。隅から順番に埋めていく人はいない。うまくピースの合うところから、だれでも埋めてゆくではないか。最終的に全部が埋まればよいのであって、どこから埋めてもかまわないのだ。

 これはとても的を得た例えですね。埋められるところから埋めていく。簡単な問題から解くという受験テクニックの応用のようでもあります。

《2.資料の処理を工夫し、書く前にコンテを書く》

 資料を読み込んでいく時に、非常に便利だと思ったのが、クロスリファレンスです。クロスリファレンスとは、データを互いに導き出せるようにする仕組みで、相互リンクを資料間で作るということです。また、プレゼン資料や、文章を書き出す前に、思考と作業を分けて行なうと良いそうです。それはどうするかというと、アイデアを紙などにどんどん書き出し、それを分けたりくっつけたりしながら、考えをまとめていきます。映画製作などでよく使われている手法で、コンテを描くと言われるそうです。

《3.構成のつくり方から文章の磨き方まで》

 著者は、まず全体の構成を考えるために、話の大枠を3部に分けてみることを推奨しています。実際、本書も3部構成になっています。そこからさらにそれぞれの部を、3章・3節と分けていくことで、合計27(3×3×3=27)個の節が出来上がります。その各節に、メッセージを1つずつ埋め込んでいきます。また、まえがきには易しい内容を書くことにより、読者を引きつけることができるというのも参考になりますね。

 文章の磨き方については、パラグラフライティングやトピックセンテンス、句読点のうちかたなどについて説明されていましたが、倉島 保美 さんの『論理的な文章が自動的に書ける!』と久恒 啓一 さんの『図で考えれば文章がうまくなる—「図解文章法」のすすめ』のほうが理解しやすいと思いますので、またの機会に紹介しましょう。


【読書後の感想ひとこと】

 火山研究者である鎌田先生は、「日本には、資源がない。だからこそ、知的生産を行なう必要がある。」とあとがきに書かれていました。深く納得してしまいました。


【今日の折り目】

33折/261ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★☆☆ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと15冊!


***

2008年5月9日金曜日

41: 頭がよくなる照明術


頭がよくなる照明術

結城 未来








 今回は、akiyanさんのブログで紹介されていた、『頭がよくなる照明術』を読みました。

特に部屋の雰囲気を変えたいなと漠然と思っている方は今すぐ読むべきだと思います。

私はとくに何も考えずに読んだのですが、読後いてもたってもいられず24時間以内に間接照明器具を3つ揃え、照明リフォームを完了させていました。そしてリフォームの結果に大満足です。費用は約5000円。安いです。
と、akiyanさんがコメントしている通り、私も蛍光灯を昼光色から電球色(白から橙色)に、灯籠型電灯を1つ購入しました。ゆったりした雰囲気の部屋になりました。

【目次】
第1章 人の心は光によって動かされる
第2章 頭も身体もスッキリ!仕事がはかどる「灯り脳」リズム
第3章 ストレス解消!「眠れない病」は光の使い方で治る
第4章 職場の大敵!うつ・時差ボケ・徹夜疲れ解消法
第5章 簡単!疲れ目を防ぐアンチエイジング灯り術
第6章 意外な発見!心が安らぐ照明テクニック
第7章 自分をすてきに演出する”モテ明かり”

【注目ポイント】
《1》照明法の違いと、光の種類に私たちは影響される

 人間は、自分に光があたると緊張する動物だそうです。初めて知りました。それで、本書を読み進めていくと、直接照明と間接照明の2つの照明法について説明されていて、自分にどう影響を及ぼすのかが納得できました。また、光の色合いも影響するようです。本文を引用しましょう。

 直接照明の場合、いつも自分に光が当たるうえ、頭の上から光が降り注ぎます。高い位置にある光は、太陽でいうと昼間の太陽と同じ。これは、私たちを無意識に活動的なモードに切り替える光なのです。

 一方、間接照明の場合、舞台や映画館などの客席と同じように人間には光が当たらないので、緊張感から解き放たれます。さらに人間は、低い位置にある光のなかにいると、夕焼けを見たときと同じ安らぎモードに気分が切り替わります。

 光の色は大きく分けて二種類
  ・朝方や昼間の光の色―青白く、さわやかな色。人を活動的にします。
  ・夕焼けの色―オレンジ色。温かみのある色。人に安らぎを与えます。

 私たちの体には、日内リズムというのがありますね。このリズムは太陽の光に制御されていることが知られえています(本書にも分かりやすい説明が載っています)。有名なのが、朝の光でリズムがセットされるというものですが、その後の太陽の色合いも、私たちのリズムの調節に必要なのでしょうね。灯りの色にも気を使うと良さそうですね。

《2》アイデアは朝生まれる!

 目覚めた午前中の脳は、一日のうち、もっとも活発に働いていて、頭の回転が必要な作業に向いているそうです。これを読むと、左脳が活性化していそうです。でも、”クリエイティブ脳”にもなっているそうで、右脳も活性化しているのでしょうか?夕方から夜にかけて、発散思考でアイデアをだすのも良いと認識していたので、この辺りは他の書も参考にして考えてみます。

《3》読書やモニタで視力を落とさないために

 20代後半から、視力の老化が始まっているそうなので、視力を維持するために注意が必要ですね。読書やPC作業で視力を落とさないコツが4つ書かれていたので、引用します。

(1)パソコン画面はやや見下ろす位置に
(2)光の角度を変えやすいスタンドを選択
(3)画面と部屋の明るさの差を3:1以下にする
(4)姿勢はまっすぐに
 私は、液晶モニタの明るさとコントラストを調節して、暗めにしています。明るすぎるのは、よくないのですね。

【読書後の感想ひとこと】

 最近、眠いことが多く、睡眠時間も延長気味でした。「春眠暁を覚えず」ということわざを思い出してぼんやり過ごしていました。本書では、春になると眠くなる原因についても言及してありました。なぜ、眠いのでしょうか?それは、眠りを深くする働きのあるメラトニンというホルモンが春にかけて多く作られるからだそうです。「だからか!」ととっても納得してしまいました。


【参考サイト】

1.akiyan.com:あなたの知らない照明術


【今日の折り目】

8折/256ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【読書カウンター】

★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 今月は、あと16冊!

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2008年5月7日水曜日

40: 仕事は部下に任せよう


仕事は部下に任せよう!—なぜあの会社はデキる人ばかりなのかがわかる

内海 正人







 本日は、部下に仕事を任せて、仕事を加速するために読んだ本をご紹介しましょう。

【目次】

第一部 仕事を部下に任せれば、社員と会社、さらに自分も成長する。
Chapter 1 リーダーと部下の仕事の関係
Chapter 2 コミュニケーションのポイント

第二部 社員に仕事を任せられる仕組みをつくる。
Chapter 1 組織で仕事を動かそう
Chapter 2 組織のポイント
Chapter 3 部下をマネジメント


【注目ポイント】

《1》なぜ、あなたは仕事を抱えてしまうのか?

原因(1)仕事の内容を吟味せずに、最初から最後まで推し進めようとする。
原因(2)他人に仕事を渡すことができない。
原因(3)自分で何でもやらないと気が済まない。

という3つに原因があるようです。

「自分でやったほうが速い」と思うのは、近視眼的な見方です。「業務を教えるのが面倒くさい」といった声も聞きますが、この場合は最初の努力と全体の効率は比較すべきです。

《2》部下の教育とは?

「仕事の本質は何か」を伝えることが教育だそうです。つまり、

「仕事とはどういうものか?」
「仕事の本質は何か?」
「この仕事を通じて社会に還元できることは何か?」

を伝える必要があるということですね。とても勉強になります。これから、このことを心がけようと思います。

《3》記憶に残る伝えかたとは?

「明確に!」「簡潔に!」

これだけで部下の記憶にかなりの情報が溜まるそうです。長く話せば、伝わるというわけでもないようです。


【読書後の感想ひとこと】

 部下に仕事を任せられる仕組みを作る重要性がよく分かりました。日常に役立つ情報が得られました。


【今日の折り目】

33折/202ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【読書カウンター】

★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆   今月は、あと17冊!

【追記】
このサイトから1冊購入していただきました。ありがとうございます。

【バックリンク】

◦ 効果10倍の“教える”技術
◦ 超!部下マネジメント術 ~1/3の時間と労力で人が育つ~


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