レバレッジ勉強法
本田 直之
2007
『レバレッジシンキング』と同じく、おしゃれな装丁ですね。『THE 21 2008年 04月号』のサブタイトルにも使われた『レバレッジ勉強法』を紹介します。
【感想】
本田 直之さんのレバレッジシンキングの基本思想は、勉強を自己投資として考えていることですね。この本には、学んでおかないと損することを仕組み化して効率的に吸収していく具体的な方法が書かれています。
まえがきには、
私は勉強が大嫌いです。
勉強も大嫌いですが、無駄なことはもっと嫌いだからです。
勉強は、やらないよりは、やったほうが絶対的にトクなのです。
と本田さんは言い切っています。個人的にはとても共感できる言葉です。
本書は、
語学を習得したい
勉強した事柄をビジネスに結びつけたい
効率的に勉強したい
という方におすすめします。
【読書の目的】
効率的に勉強する具体的な方法を学ぶ。
【注目の3ポイント】
《1.何を勉強するべきかを絞り込む7つのポイント》
- どんな自分になりたいか
- 自分の性格にあっているか
- 継続的にリターンをとれるか
- 勉強するのは嫌だが、知らないともっと損をしないか
- まだ人がやっていない希少性があるか
- 実情を知っているか
- 時流に合っているか
《2.限られた時間で成果を出すために大切なこと》
勉強そのものより、いかに勉強するか、その仕組みづくりが大切だ
これが本田さんが大学受験時に強く意識したことだそうです。自分に合った仕組みづくりをするのが良いですね。
《3.効率的な学習の仕組みはマニュアルに学ぶ》
ビジネスパーソンが勉強する時に参考にすべき3つのマニュアルが紹介されていました。
1.ビジネス書を読む
本田さんの書かれている通り、ビジネス書はアイデアの宝庫ですね。「こういうときは、こうしたらいいんだ」と効率的に学ぶことができますね。
2.うまくいった人の話を聞く
私もよくこれをしています。例えば、試験の成績がいい人に勉強の仕方を聞いてみたり、成功している人がどのような考えを持っているのかを質問してみたりしています。
3.スクールや通信教育を利用する
セミナーなどに参加するのがオススメですね。同じようなことを目指している方とたくさん知り合いになれます。毎日の仕事だけでは絶対に出会うことのない人脈の広がりもまた楽しいことです。
【関連記事】
● PHP研究所 THE 21 2008年 04月号
● 本田 直之 レバレッジ・シンキング
【読みたくなった本】
■ 泉 正人 年収150万から2億円へ!成功する「投資力」の伸ばし方 2006
成功者の共通点は勉強していることなのだそうです。本田さんが紹介されている泉さんの本です。
【今日の折り目】
14折/197ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【目次】
PROLOGUE
LEVERAGE. 1 あなたの「ビジネス偏差値」は?
LEVERAGE. 2 何を勉強するかを決める
LEVERAGE. 3 ラクに勉強できる「仕組み」づくり
LEVERAGE. 4 成果に直結するスケジューリング
LEVERAGE. 5 どんな試験にも受かるテクニック
LEVERAGE. 6 挫折しない英語マスター術
LEVERAGE. 7 最速で情報を「勉強する」法
LEVERAGE. 8 勉強しやすい環境をつくる
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