いつも目標達成している人の読書術
丸山 純孝
2008
つい先日、「読むが価値!」の鹿田尚樹さんが「書評ブログ(メルマガ)管理人必読の読書術&情報発信術」ということでオススメされていたので、さっそく読んでみました。
【感想】
丸山 純孝さんは2004年から書評メルマガを配信されているそうで、3万人ほどの読者がいらっしゃるそうです。(すごい!)
そんな丸山さんの書評家としての視点から書かれた読書術です。
折り目が沢山でき、非常に参考になる部分が多かったです。脳にしみ込むというか、非常に納得しながら読みました。鹿田さんは、
『書評を運営しているモノ同士の頭の中は、こうもニテイルノカ(笑)』
表現されていますが、私も共感できるところが多々ありました。
「本を読んで行動に移すことが大切である」というのが本書の根底にあります。行動に移す方法は、ブログやメルマガを書く以外にもいろいろ考えられます。丸山さんの言葉を借りて言うと、それがその人にとって“快”である方法でアウトプットしていけばいいと思います。
実はこの“快”であるということこそ、この本の核だと私は思いました。丸山さんの一文を紹介します。
なぜなら「快」であるということは、脳がYESと本能から教えてくれていることであり、まだ見えていない人生の指針が実はその裏に隠れているからです。
私はこの本を、「本を読んでいてそろそろ何か行動に移したいと考えている方」におススメします。メルマガを発行し続けた丸山さんの経験と、それに基づく意見はとても参考になると思います。
【読書の目的】
多読を行動に移す。
【注目ポイント】
・学習と情報収集という読書の2種類の目的を意識する。
・多角的に物事を眺めると、本質が理解できるようになる。
・リアルとネット両方で、本との出会いを大切にする。
・脳を「快」の状態にインストールする重要性を知る。
・その1冊の本から得たいポイントを絞り込む。
・情報発信と読書のとっても良い補完関係。
・個人メディアを持っていることの強み。
・今の状態がどんなレベルであっても、行動を起こすことができるか?
これ以外にも、ご紹介したいポイントが沢山ありました。
【関連記事】
● 寺田 昌嗣 フォーカス・リーディング
寺田 昌嗣さんも丸山さんの本をお薦めされています。読書において、フォーカスするという点は同じですね。
【参考サイト】
* 【ビジネス書評】鹿田尚樹の「読むが価値!」【ビジネスブック・ミシュラン】:『いつも目標達成している人の読書術』@丸山純孝
* 俺と100冊の成功本:いつも目標達成している人の読書術 by エンジニアがビジネス書を斬る!
【読みたくなった本】
丸山 純孝さんのオススメ本がたくさん紹介されていました。
■ 西田 文郎 面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます 2001
脳を「快」の状態にインストールする重要性について書かれているそうです。
■ 成毛 眞 本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! 2008
読めば読むほど読書がラクになるそうです。
■ 石原 明 「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント 2007
努力から想像する期待値と実際に得られる結果がずれる時期がある。そんな時に読むと良いそうです。
■ リチャード コッチ,仁平 和夫 人生を変える80対20の法則 2008
■ 西田 文郎 No.1理論―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」 1997
■ ケリー・グリーソン,楡井 浩一 なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 2003
■ 森田 英一 デキる人は皆やっている 一流のリーダー術 2008
【今日の折り目】
40折/205ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【目次】
はじめに
第1章 ビジネス書を読む目的を明確に
第2章 欲しいビジネス書の見つけ方
第3章 本を読む時間を作る
第4章 多読のすすめ
第5章 アウトプットのすすめ
第6章 目標・夢を達成するために
第7章 役に立つおすすめのビジネス書
おわりに
【読書カウンター】
★★★★★ ★★★★☆
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆
今月は、あと13冊!
【バックリンク】
* 書評の塊:2008年9月11日 の書評
sundobaさんにこの記事を取り上げて頂きました。感謝!
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