2008年8月19日火曜日

フォーカス・リーディング


フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

寺田 昌嗣

2008


昨日届いた『フォーカス・リーディング』をさっそく読んでみました。アマゾンキャンペーンも22日までやっているそうです。


【読書の目的】

自分の読書のフォーカスを明確にする第一歩として、本書で紹介されている項目にそって目的を書いておきます。フォトリーディングの手続きを思い出しました。

1.Why ?

読書を「確かな成長」につなげるために必要なことを学びたいので、この本を読みます。

2.What ?

本を読む目標を正しく設定する(フォーカスする)ための考え方・方法論が書かれた本書を読みます。

3.How ?

方法論的箇所は必要部分をかいつまんで読み、考え方の部分は行間を考えながら読みます。


【感想】

読書による確かな成長のための心構えと、ビジネス書を1冊10分で読み切る具体的な速読トレーニング法について書かれていました。これだけ内容が盛り込まれていて1100円は非常に安いです。買ってよかった。また、何度も読みたい1冊になりました。

この本は、

 ・本をたくさん読んでいるけどイマイチ身に付いていない気がする
 ・速読をこれから始めようかなと考えている
 ・集中力をつけたい

という方におススメします。


【注目の3ポイント】

《1.読書によるリターンが少ないワケ》


寺 田 昌嗣さんが示されている「読書のリターン」の計算式を引用します。この式を見ると読み手の経験値とビジネス力という基盤能力が高くないと効果がでないとい うことがわかります。ここを一朝一夕でを上げるのは難しいということで、分子にある読書コスト(お金よりもむしろ時間)を少なくしようというのが、この本 のコンセプトです。10分で読み切れば、良書でなかったとしても機会損失(その時間を使って他の事をしたほうがよかったということ)は最小限で済みます ね。

10分と言っても何十倍ものスピードで読むというのではなく、2〜3倍の速度で要領よく読んでいくという速読スタイルなのだそうです。ただし、安易な多読に陥ることは避けるようにと寺田さんは指摘しています。

《2.読書に何を求めるのか?》

  (1)読書の目的を明確にする
  (2)リターンを最大化する読み方を考える
  (3)リターンは二系統を意識しよう
  (4)TPOを踏まえた読書を目指せ

以上4点が本書の速読法を実践する前に考えておくべき事項です。どれも、読書からリターンを効率的に得るためには大切な要素ですね。特に、二系統のリターン経路が新しかったです。喩えていうなら、漁業と農業といった所でしょうか?獲る読書と育てる読書ですね。

《3.集中力を高める姿勢

トレーニングを始める前に、まずは読書をする姿勢を正す必要がありま す。武道に由来する姿勢のひとつ「上虚下実」が最適なのだそうです。この姿勢は、上半身は適度にリラックスして、下半身にある程度しっかり力が入った状態 のことです。一番良いのは立って読書するのが良いそうです。書店での立ち読みが、この状態を実現しているのですね。家で立ってるとしんどいので10分で読 み切れそうです。(笑)

また、座った状態で同じような姿勢になろうとすると、普通の椅子では浅く座ると良いそうです。バランスチェアに座ったときの姿勢ですね。バランスチェアとはノルウェーで作られた椅子です。実はずっと職場に欲しいと思っています。


【関連記事】

● 栗田 昌裕 速読法と記憶法
● 斉藤 英治  頭の回転が良くなる10倍速読術
● フォトリーディング公認インストラクターズ,神田 昌典 図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
● ポール・R・シーリィ  あなたもいままでの10倍速く本が読める

これまで紹介した速読法の本です。


【参考サイト】

* 俺と100冊の成功本:【キャンペーン延長!】フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術

本書について詳しく紹介されています。寺田さんのコメントもついています。

* ビジネス速読術講座

寺田 昌嗣さんの速読術の講座のサイトです。栗田 昌裕さんや斉藤 英治さんの速読法についても解説があります。

* 『その本、読んでどーすんの?』

寺田 昌嗣さんのブログです。

* 独立自尊なビジネスリーダーへの道:セミナー2 フォーカスリーディング入門編
『土井英司氏「最強の自分マーケティング11」』寺田昌嗣さんが講演されたそうです。Nickさんのレポートです。

* 【自己研磨ブログ】大森陽介の「成功へのアウトプット!」:【はっとする一言】9/5セミナー②
寺田昌嗣さんがセミナーのゲストスピーカーとして話されたそうです。そのレポートが記事にされていました。

「最短距離」と「成功を望むこと」がキーワードです!


【読みたくなった本】

■ モーティマー・J. アドラー 本を読む本 1997
■ 外山 滋比古 読書の方法―未知を読む 1981
■ 加藤 周一 読書術  2000
■ ショウペンハウエル 読書について 他二篇 1983
■ 平野 啓一郎 本の読み方 スロー・リーディングの実践 2006
■ 山村 修 遅読のすすめ 2002

読書の方法論だけでなく、育てる読書についても学びたくなりました。

■ ショウペンハウエル 知性について 他四篇 1961
■ 石原 明 「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント 2007
■ 池田 光男 眼はなにを見ているか―視覚系の情報処理 1988


【今日の折り目】

51折/238ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。


【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【目次】

はじめに
講座をはじめるにあたって

理論編
第1講 あなたがはまりがちな“読書のワナ”
第2講 読書に何を求めるのかをはっきりさせる

鍛錬編
第1講 速読は体育会系のノリで身につける
第2講 「体」を極める
第3講 「技」を極める
第4講 「心」を極める

実践編
最終講義 フォーカスの力を最大限引き出す読書術

おわりに


【読書カウンター】

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今月は、あと10冊!


【バックリンク】

♪ 【週間ランキング】8/18 ~ 8/23【第1位】
◦ いつも目標達成している人の読書術
◦ 勉学術

* 書評の塊:2008年8月20日 の書評
sundobaさんにこの記事を取り上げて頂きました。感謝!

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2 件のコメント:

Nick さんのコメント...

champleさま

ブログへのコメント有難うございました。
寺田さんはとてもおもしろい方でした。講座もすべて自分一人で担当しているという点も好感が持てました。

chample さんのコメント...

nickさま

コメントありがとうございます。

そうなんですか〜寺田さんは面白い方なんですね。ますますセミナーを受けたくなりますね!

私が今まで受講したセミナーでも、お一人で準備されている先生が多い印象があります。こじんまり感が私も結構好きです。

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