2008年3月31日月曜日

21: 図解 あの人はいつ勉強しているのか


図解 あの人はいつ勉強しているのか—「一流の勉強法」を、学べ。

アークコミュニケーションズ







・神田 昌典
・池谷 裕二
・山崎 元
・佐々木 かをり
・和田 秀樹
など、15名の方々の勉強法が紹介されています。今回は、2人の方の勉強法のコツを紹介します。

 神田 氏は、知的生産の時間単位を30分と推奨されています。その内訳は、25分で仕事に集中し、5分は休憩すると良いそうです。仕事を始める前に、潜在意識に「25分間、私は完全に仕事に集中しています」と語りかけておくとよいそうです。速読も4行日記も潜在意識を味方につけると良いことは共通していますね。

 池谷 先生は、東大で脳の研究をされています。一般的な、間違った思い込みを解説してくれています。それは、「やる気は、やっている間に出てくるということ」です。つまりやらないと、やる気が出ないので堂々巡りということですね。これだけで、とても参考になりました。
 

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2008年3月30日日曜日

20: 99・9%は仮説


99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

竹内 薫




 本書は、プロローグを紹介しましょう。とてもインパクトがありますので。

飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない

 飛行機は、安全性試験のシミュレーションなども発達しているそうなので、私自身かなり驚きました。

 科学は全部仮説にすぎず、信憑性は様々である。一度、大衆に常識として信じられていたことでも覆る可能性があるということを歴史を紐解いて説明されています。この本はとても面白かったです。


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19: 原稿用紙10枚を書く力


原稿用紙10枚を書く力

斎藤 孝




 本書の目的は、原稿用紙10枚の文章をとにかく書けるようになることだそうです。なぜ、10枚なのでしょうか?それは、10枚書ける人は、長い文章を書く基礎的な力をつかみ、本を書ける可能性を手に入れたことになると著者は考えているからです。そこで、原稿用紙10枚を書く方法や考え方についてまとめられています。

 今回は、文章を構築するために私が注目した3点をご紹介します。

1.「書く」ことは構築することだ

 書く力をつけるためには、「文章とは構築物である」という認識が必要です。はじめに「キーワードを見つける」「キーワードから3つのキーコンセプト(つまり言いたいこと)をつくる」「3つのキーコンセプトを結びつけて文章を構築する」

2.引用のポイントを外さないコツ

 作者が何を言いたいのかというポイントを押さえることが大事である。

3.「気づき」が面白さを生む

 既にあるものであっても、そこに新しいラインを繋げることによって、十分「新しいもの」が生み出せる。

 (2)は、まず、主張を決めて、その根拠を3点で支えるということでしょうね。論理展開の基本の1つですね。(3)は、オリジナリティーを生み出すのに応用できそうです。

★私は、斎藤 先生の本が好きで、これまでに数冊購入しています。特に、この本はインスピレーションを刺激するらしく、部屋を片づけていたら本書が2冊出てきました。(いずれも書店で購入していたようです。)本には、それぞれ異なる場所に書き込みしてあり、読んだ時期で注目するところが変わることを実感しました。


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18: 新版 ことわざ・名言事典


新版 ことわざ・名言事典

創元社編集部




 先日、『一日5分奇跡を起こす4行日記』を紹介しました。4行日記では、『●教訓』が3つめにありました。この教訓には、ことわざなどが良いとされていました。もともと私は諺が大好きたったので、早速書店でことわざ事典を見比べ、2冊購入しました。

 今回紹介する『ことわざ・名言事典』は、前半にことわざ、後半に名言がまとめられています。ことわざは、50音順に記載されています。また、名言は、カテゴリー別で記載されていて、索引がないので検索性は低いのが残念ですが、読み物として少しずつ読むにはいいかなと思っています。

 本書は、記念品・贈り物として多くの人に大切にされているそうです。(買った後に知ったので得した気分になりました)

 では3つほど、ことわざ・名言をあげてみます。

・青は藍より出でて藍よりも青し
・水至って清ければ則ち魚なく、人至って察なければ則ち徒無し
・働けば回る

★実は、四字熟語も好きです。短い漢字や言葉に物語りや意味が濃縮されているところが、良いと思います。


【関連記事】

山といえば川:一日5分奇跡を起こす4行日記
2008年3月25日
2008年3月23日


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2008年3月29日土曜日

「あわせて読みたい」を導入してみました


↑現在(080329_10:37)はこんなリストになっていました。時々刻々と変化していくそうです。面白そうですね。

リストされたブログは、、、


でした。いろいろなブログが出ていますね〜。

ここにも貼りました。

あわせて読みたいブログパーツ


「あわせて読みたい」は、 あなたのブログ読者が読んでいるブログ を表示する無料サービスです。

あなたのブログ専用の画像をサイトに貼るだけでどんなブログでも参加できます。

詳細は→  「あわせて読みたい

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2008年3月28日金曜日

16: 稼ぎ出すアイデア脳


稼ぎ出すアイデア脳 仕事にすぐ使える発想力トレーニング

佐藤 真介







注目した3点についてピックアップします。

●稼げるビジネスアイデアを生み出せない3つのワケ

《原因1》理論(メソッド)を知らない
《原因2》トレーニング(訓練)をしない
《原因3》実力が不足している

●アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ

●ヤングによるアイデア発想の「ステップ」

1.情報を収集する
2.情報を様々な角度から眺め、思いつく部分的なアイデアを咀嚼する
3.無意識下で、組み合わせる
4.アイデアが生まれる
5.具現化する

★アイデア発想のための参考書も充実しています。ぱらぱら見ると、挿絵も面白いですよ。

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2008年3月27日木曜日

15: 人を見抜く力〔セオリー〕vol.6

人を見抜く力〔セオリー〕vol.6 (講談社 Mook)

もうダマされない! さらば、間違いだらけの「人選び」
仕事も人生もこれでうまくいく
プロ25人が「人を見る目」を徹底コーチ!

第一編集局セオリープロジェクト

 仕事柄、デキル人を見抜くことがとても大切なので、購入しました。以下ポイントを抜き書きします。

【大前 研一】
 新しい時代に通用する人材を見抜く3つのポイント

1.前提条件を自分で考えられるか
2.自分自身を変えられるか
3.能動的な人生を歩んできたか

+ 物語る力

【荻田 伍】

部下は上司を3日で見抜くが、上司は部下を3年かかっても見抜けない


【宇田川雅俊】
 面接ではここを見る

GOOD↑
・好きなテーマを深く究めている
・専門的なことをわかりやすく説明できる
・多趣味である
・雑談に乗ってくる
・返し言葉がうまい
・意見は述べるが主張しすぎない

BAD↓
・服装があまりにもラフ
・相手の目を見ない
・視線があちこち泳ぐ
・質問に対して仏頂面
・趣味があまりない
・独りよがりの意見を譲らない

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14: Think! 2007年春号 No.21


Think! 2007年春号 No.21
特集 キャリアアップ勉強法&ビジネスプロフェッショナルが薦める200冊

東洋経済新報社

自分自身のキャリア戦略をどう考えるか。たとえば経営幹部を目指すとすれ
ば、必要な能力とはどのようなもので、それを身につけるにはどうしたらいいの
か。さまざまな分野で活躍中のビジネスプロフェッショナルから、キャリアをつ
くりあげていく心がまえと、MBA留学、英語習得、資格取得などを含めた具体
的かつ効率的な勉強、トレーニングの方法を学びとろう。

また、特別企画として、『Think!』執筆陣の戦略コンサルタント、企業
経営者、経営学者80人からのアンケートご回答をもとにした「ビジネスプロ
フェッショナルが薦める200冊」を併せて紹介している。

Amazon 商品の説明 出版社/著者からの内容紹介 より

・一橋大学大学 伊丹 敬之 先生
・遠藤 功 さん
・10倍本の勝間 和代 さん
・「フェルミ推定」の細谷 功 さん
・レバレッジ本の本田 直之 さん

など、2007年に活躍された方々の勉強法について紹介されています。
参考になったポイントをまとめて、ご紹介します。

【大前 研一】

 40代で活躍するために30代でやっておくべきこと、鍛えるべき能力の3つ

1.「新しいものを生み出せる力」を身につける
2.「サイバー能力」を向上させる
3.「資産運用力」をつけて金持ちになる

+ グローバル・リーダーシップ

 2と3は私も勉強して着手しています。しかし、1がなかなか難しいですよね。これは、論理的思考力と問題解決能力を鍛えると良いそうです。具体的には、後に紹介する方々が説明してくれています。

【御立 尚資】

 リーダーを目指す人が持つべきは、明るく、楽しく勉強する姿勢だそうです。これは確かに、上司が楽しそうに働いていたり、勉強していたりすると頑張れる気がします。

【伊丹 敬之】

 大成した名経営者には、「器量」の大きさが共通してあるという特徴を突き止めたそうです。では、どうやって、その「器量」を大きくするのでしょうか?器量には、3つの要素があるそうです。

1.考えることのスケールの大きさ
2.予想外の出来事にうろたえずに対応できる力
3.他人を受け入れる懐の深さ

「高い志」「仕事の場の大きさ」「思索の場の深さ」を意識することで器量が育つ

 また、キャリアは自分で意図的に作るものではなく、仕事をきちんとこなす中で、自然と築かれていくものということにも注目しました。

 ちなみに、伊丹 先生のことは『創造的論文の書き方』という本で知っていました。対話式に進められる論文作成法の本です。写真が載っていて、やさしそうな先生でした。また、本はご紹介します。

【細谷 功】

 まず、頭が良い人は3つに分類できるそうです。「物知りタイプ」「機転が利く」「地頭がいい」の3つです。この3つめ「地頭がいい」とは、未知の領域で問題を解決する能力のことです。未知の問題を解決するためには、左脳の論理的思考力に加えて、右脳の直感力が必要になります。これらを磨くために有用なのが「フェルミ推定」と呼ばれる方法です。フェルミ推定とは、例えば、「日本全国にある電柱は何本か?」というような問題です。

 では、なぜフェルミ推定が有用なのでしょう?その理由は3点あるそうです。

1.「質問の内容が明快かつ身近である」
2.「厳密な正解はない」ため、思考プロセスが問われる
3.「簡潔でありながら問題解決の縮図である」


 この、フェルミ推定を実践することで、仮説思考力・フレームワーク力・抽象化思考力が鍛えられるそうです。これらは、以前紹介した『効率が10倍アップする新・知的生産術』にも出ていましたね。

これ以外にも、参考になる記事が沢山載っていました。

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◦ いま、すぐはじめる地頭力

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2008年3月25日火曜日

一日5分奇跡を起こす4行日記


  • 書名:一日5分奇跡を起こす4行日記—成功者になる!「未来日記」のつくり方
  • 著者:小林 惠智 (著)
  • 単行本: 191ページ
  • 出版社: オーエス出版
  • ISBN-13: 978-4757301368
  • 発売日: 2002/11

 今回は、先日紹介した「一日5分奇跡を起こす4行日記」の中から、他の書評ではふれられていない部分について紹介します。それは、『潜在意識』についてです。4行日記の書き方は、以前紹介したとおりです。

■四行日記の構成は、「■事実」「◆気づき」「●教訓」「★宣言」です。
◆四行日記は短い単文で書くため、簡単に書けます。
●習慣は簡単なことから。
★4行日記を続けます。

 この『短い単文で書くため』が、潜在意識にとって、大事なポイントだそうです。以下に、潜在意識の力について、本書から引用します。

◇「時間の概念」がない
◇想像と現実の区別はしない
◇すべてを保持する
◇「単純な言葉」を理解し反応するが、言葉を持たないのでイメージで応える
◇不眠不休

 つまり、これから達成したいことを、今は出来ていなくても、単純な言葉でイメージ出来るように語りかけることによって、潜在意識は『できている!!』と勘違いしてしまうそうです。イメージトレーニングやポジティブシンキングも同じ原理でしょうね。

 潜在意識については、本書では後半に書かれていますが、4行日記の根幹をなすとても大切なことだとおもいます。夢を実現するためには、潜在意識を味方につけるといいそうです。

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◦ 海馬/脳は疲れない

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13: 高学歴ノーリターン


高学歴ノーリターン The School Record Dose Not Pay

中野 雅至




 勝間さんの書籍を読んでいると、年収がどんどん上がればいいなと考えることが多くなりました。

 今回紹介する著者の中野さんは、厚生労働省のキャリア官僚として仕事をされていたそうです。高学歴者と長年働いている間に「報われない高学歴者」がいることに気づかれて、その原因とこれからの対処法について説明されています。

 ポイントは3つ

・社会での成功には学歴は関係ない
・高学歴なのに報われない原因は、勉強以外のスキル(例えば、金儲けなど)ないから
・高学歴者に対する報酬制度を見直し、競争的大学教育をすべき

 3つめ、が現状と原因からやや離れているように思います。つまり、問題提起と分析はいいと思いますが、教育学的な解決策(例えば、大学教育を社会還元する具体的な方法など)について提案があると良かったのではないでしょうか?やる気のある高学歴者が報われるために・・・。

 学歴とまではいかなくても、「偏差値と仕事の出来は必ずしも一致しないな」と感じることがあります。(もちろん、出来るタイプの人は、勉学の成績も良いのですが)受験勉強で終わることなく、社会で学び、成長し続けることが大切だと思いました。また、成功するためには、学歴は関係ないということも分かりました。

 アマゾンではネガティブな評価が多いようですので、”気楽に”、ぱらぱら読むのにいい本かも知れません。

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2008年3月24日月曜日

12: 週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 <特集> 年収が20倍増えた仕事術「グーグル化」知的生産革命


週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号
<特集> 年収が20倍増えた仕事術「グーグル化」知的生産革命

ダイヤモンド社


『効率が10倍アップする新・知的生産術——自分をグーグル化する方法』(弊社刊)が爆発的に売れている。ベストセラーを量産する勝間和代さんはいまや時代の寵児。独自の発想で知的生産力を高めてきた彼女の技法を余すところなく紹介する。

ダイヤモンド社 書籍詳細サイト より

 以前『効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法』を読んでいたので、あまり気にしていませんでした。でも、書店でパラパラめくってみると追加情報があることに気づき、購入しました。ポイントを、4行日記調で紹介します。

 *3箇所引用して、■に書き出しました。
 *自分の意見を◆に書きました。
 *引用と意見を●にまとめました。
 *★には、自分に対して、語りかけています。

■年収を約20倍に増やした知的生産力
◆年収の推移をオープンにする人は珍しいので、目標が立てやすくなります。
●良質の知的生産を続ける報酬として、得られる年収が上がるということでしょう。
★私も、勝間さんを『心の師匠』として、知的生産を続けていこうと思います。

■神田 昌典 さんと勝間 和代 さんのセミナーの音声ファイルダウンロード
◆知的生産を常に心がける人同士の会話は聴いているだけでやる気が出てきます。
●耳学問を大事にしよう
★私は、知的生産を続ける方々と一緒に仕事をしたいと思います。

■勝間さんが12歳〜38歳までその時々に読んでいた本を1冊づつ紹介
◆自分の歳と比較して、読んだ本は共感できたし、読んでない本は読もうと思います。
●何事も、うまくできる人にきくのが一番ですね。
★再現性のある学びを行動に移して、知的生産を行います。

 神田 昌典 さんと勝間 和代 さんのセミナーの「ライブ音源」のサービスは、とてもいいです。本だけでは得られない、耳から得られるエネルギーがあります。

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2008年3月23日日曜日

11: 「人たらし」のブラック心理術


「人たらし」のブラック心理術—初対面で100%好感を持たせる方法
内藤 誼人




4行日記調で紹介します。

 *3箇所引用して、■に書き出しました。
 *自分の意見を◆に書きました。
 *引用と意見を●にまとめました。
 *★には、自分に対して、語りかけています。

■”性悪説”を信じて行動せよ
◆黙っていても分かるはず、は止めるべきでしょうね。
●『仲直りした友人と、温め直したスープの肉には気をつけろ』(スペインの諺)
★いろいろなサービスを繰り返し提供すると、信頼されるようになります。

■圧倒的な「雑学力」を身につける
◆ネタを仕入れると話すことが沢山できますね。
●『人間は、無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である。』(アイザック アシモフ)
★トリビアな人は、好かれます。

■いい声でしゃべれば、どんな人も味方にできる
◆ゆっくりと、はっきりしゃべるのが良いのですね。
●『一に声、二に振り、三に姿』(芝居の世界の格言)
★相手に伝わるように、話しかけます。

『ブラック』と入っているので、少し抵抗がありましたが、悪い内容はひとつもありません。
インパクトがあって、こういうタイトルもいいかなと思いました。

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◦ 出会って1分で相手の心をつかみなさい
◦ 図解する思考法

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10: 一日5分奇跡を起こす4行日記


一日5分奇跡を起こす4行日記—成功者になる!「未来日記」のつくり方
小林 惠智




「手帳ブログ」のススメで本書を知りました。ポイントを紹介するには、4行構成がよいと思いましたので、早速試してみます。

 *3箇所引用して、■に書き出しました。
 *自分の意見を◆に書きました。
 *引用と意見を●にまとめました。
 *★には、自分に対して、語りかけています。

■四行日記の構成は、「■事実」「◆気づき」「●教訓」「★宣言」です。
◆四行日記は短い単文で書くため、簡単に書けます。
●習慣は簡単なことから。
★4行日記を続けます。

■4行日記を書くことで得られる効果は、自分の行動特性を把握できることや論理性を養えることです。
◆省みることで自分を変えることや、論理的な文章が書けるようになれます。
●文章にすることは自分を見つめ直すということ
★4行日記を時々見返します。

■日記で宣言することにより、潜在意識に自分の目標を繰り返し送り込むことができます。
◆潜在意識を活性化させることにより、夢を実現することが可能になります。
●夢の実現は潜在意識から
★潜在意識に種を蒔きます。

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2008年3月15日土曜日

9: 仕事が10倍速くなる最強の図解術


書名:仕事が10倍速くなる最強の図解術
著者:開米 瑞浩 (著)
単行本: 237ページ
出版社: 東洋経済新報社 (2006/12)
ISBN: 9784492042717
発売日: 2006/12
Amazon.co.jpで詳しく見る


【どんな著者か?】
 開米 瑞浩 氏は、これまで多くの企業や官庁などで『図解法』を指導されてきたそうです。

【要するに何が書いてあるのか】
 仕事の加速度を上げるためには、「何をするべきかを判断し、それを分かりやすく説明する能力」が必要不可欠であると主張されています。この主張の根拠は、3つの力(前に踏み出す力・考えぬく力・チームワークで働く力)が経済産業省の「社会人基礎力の能力要素」に掲げられているからだそうです。

【私が注目したポイント】
1.議事録を図解でレベルアップ
2.ビジネス・フレームワークを図解して叩き直す
3.チームリーダーの仕事は情報処理
4.図解の基本はマトリックス
5.ロジックはツリーで構造化
6.目的と目標の違い
7.4S手順を日常的に踏襲せよ
8.ステートメントに分解せよ
9.全体をひと言に要約せよ

1.議事録を図解でレベルアップ

30分以内:良
当日中:可
それ以降:不可

 議事録の締切りの目安を初めて知りました。30分以内に送信しようとすると、逆算すると、会議前に議題を把握しておく必要があるのでしょうね。こういう段取りは、会議に限らず仕事を効率的に進める上で、非常に大切なことだと思いました。また、議事録の最低要件は、「正確な議事内容」と「明確なタイトル」であると書かれていました。さらに、合格要件としては、「内容への分類タグづけ」が必要だそうです。これは、文章を図解化することによって、状況を把握しやすくするためです。普段は、私もたまに会議に出ることがありますが、自分で議事録を書いたことは、今のところありません。毎回配られる議事録を漫然と読んでいました。しかし、この本を読んだら、会議は問題を発見し、それを解決するプロセスの一部であることがわかったので、「どうすれば充実した会議を開くことができるのか?」と考えるようになりました。簡単なミーティングにも応用できるので、今度使ってみようと思います。

2.ビジネス・フレームワークを図解して叩き直す

 ビジネス・フレームワークとは、仕事をする上での「よくあるパターン」を整理して名前をつけたもののことです。日頃発生する様々な問題を、大まかにパターンとしていったん分類しておいて、またもとの問題を図解を使って多面的に解釈した上で、解決策を考えるということです。この「多面的」というのが文章にない図解の最大の特徴なのでしょう。文章は一列に記述されていくため、”線”の理解になり、頭の中で内容を展開していく必要があります。でも、図解は二次元で表現されるので、”面”の理解になり、頭の中の作業は次の段階の解釈にすすめる訳ですね。

3.チームリーダーの仕事は情報処理

仕事がデキる人は、ビジネス・フレームワークを読み解き、尋ねて、表現するために図解を使う。

 つまり、図解を利用して判断を加速するということですね。

4.図解の基本はマトリックス

 さて、実際にはどのように図解していくか、について説明されています。まず始めに、マトリックスを書くとよいそうです。マトリックスとは格子状の表で、状況のひとつひとつをその中にうめてていきます。次に、そのマトリックスを詳しく詳細化することにより、論理の穴を見つけて埋めていくそうです。本の中には、「テーブル型」と「座標平面型」について説明されていて、それぞれ、「細部を明らかにする」のと「重要な指標に絞り込んで簡潔にする」のに適しているそうです。まずは、テーブル型で展開しておいて、座標平面型にまとめていくと、うまくいくようです。

5.ロジックはツリーで構造化

 主張は理由で支えられる。これは照屋 華子 氏が書かれているように、論理の基本構造ですね(1)。主張は行動を要求するものであり、理由は事実を認定するものと説明されています。つまり、自分が言いたいこと(主張)を、根拠(理由)で支えることによって、説得力を上げることができるということですね。この”支える”部分を図解化すると、「カメラの三脚」のように、ツリー型に構造化される訳です。この際大切なのが、モレなく、ダブりなく(MECE)ということです。本書ではMECEについてとてもわかりやすい例えを挙げられていますので紹介します。それは、『卵かけご飯のレシピ』です。つまり、材料として必要なのは「ご飯・生卵・醤油」ですね。たしかに、モレなく、ダブりなくになっていて、すぐに覚えられました。わかりやすい”たとえ”が良いですね。

6.目的と目標の違い

 仕事柄、目的と目標の違いがごっちゃになる場面に多く遭遇します。(ごっちゃになっている人に説明するもの一苦労です)本書では、『目的を追求するために特定の手段を選択し、その手段での達成目標を決める』と説明されています。しかし、(ゴールをまず決める)トップダウン型なのは理解できるのですが、目的における目標(目標の連結が戦略)を設定し、それから、その目標を達成するための戦術(つまり手段)を決定するのではないかと思います。つまり『目的←手段←目標』ではなく、『目的←目標←手段』ではないか?と私は思います。

7.4S手順を日常的に踏襲せよ
8.ステートメントに分解せよ
9.全体をひと言に要約せよ


Statment: 1つの意味だけを明確に表現した短い文のこと
Sticky note: 適切なキーワードを付箋紙に書き出すこと
Sequence: 試行錯誤を繰り返し、キーワードをきれいな順序に並べること
Summary: 整理した情報をまとめて一言で表すこと

 「4S手順とは何か?」ということに注目しました。この4Sは具体的には上記の通りです。この手順をふむことによって、文章を解読できるだけでなく、オリジナルのアイデアを一から組み立てることも可能になります。ステートメントに分解することによって、文章が簡潔になるため、理解が進みます。また、的確に要約することにより、迅速に概要を伝えることが可能になります。これらは、文章を書くときに非常に大切なことですね。
 
【感想】

図解の方法をしっかり理解する良いテキストだと思いました。3つの力(前に踏み出す力・考えぬく力・チームワークで働く力)を上げるために、図解は非常に役立つことが理解できました。後半の4S手順をふむことで、複雑な文章を理解したり、新たなアイデアを生み出したりすることができそうです。

【参考文献】
1.
ロジカル・ライティング
照屋 華子
2006
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【関連リンク】

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2008年3月12日水曜日

8: 「手帳ブログ」のススメ


  • 書名:「手帳ブログ」のススメ
  • 著者:大橋 悦夫 (著)
  • 発売日:2006/4
  • 項数:184ページ
  • ISBN:9784798111025
  • Amazon.co.jpで詳しく見る

【どんな著者か?】
 大橋 悦夫 氏は、ブログ『シゴタノ!を運営されています。毎日仕事に役立つエントリをされ続けていて、多くの読者がいるそうです。私も毎日楽しみに読んでいます。

【要するに何が書いてあるのか】

 これまでブログを作る過程で試行錯誤されてきた事柄について、ポイントをまとめて分かりやすく説明されています。始めるときには、ブログの目的を明確にする。継続する仕組みづくりを工夫する。具体的には、ブログ作成術のノウハウを中心に書かれていますが、実際の日常の仕事にも十分応用できます。したがって、読み方によって得られるものが多くある著作のひとつだと思いました。

【私が注目したポイント】
1.毎日5分の準備運動
2.「ひらめき」を引き出す読み返しのコツ
3.1粒で2度おいしいテーマ設定のコツ
4.じっくりと燃え続けるコツ
5.やる気が出ないときの応急処置
6.「なるほど」を無駄にしないコツ

1.毎日5分の準備運動

 これは、アイデア5分と呼ばれる『5分で頭の中にあることを洗い出そう。』という作業です。そうすることによって、今自分は何がやりたいのか?何が心配なのか?といったことが客観視することができるようになります。ちなみに、この方法は、一人ブレスト(ブレインストーミング)として単純にアイデア出しにも使えると思いました。さて、話をもとに戻しますが、このアイデア5分によって、自分の内面に向き合うことができるようになると、次の段階では自分のなかでわき上がった疑問に答えていく段階に入ります。その答えを引き出す際に大切なことは、Why?ではなくWhat?で質問することだそうです。これは、What?と問うことにより、質問自体を前向きなものにするだけでなく、答えが名詞になるという仕掛けがあります。今抱えている問題に対して、ポジティブで具体的な対処法を導き出すために非常に有効な方法だと思いました。ブログには、こういう自問自答を経て得られたポイントをまとめていけば良いそうです。『仕組み化』を共有するという意味もあると思います(1)。

2.「ひらめき」を引き出す読み返しのコツ

 ひらめきは、ピカッとひらめくのではなく、順を追って手で手繰り寄せていくものであるそうです。つまり、ひとつのことを考え続けているときに、直接的あるいは間接的に、その物事に関連しそうな現象にであったときに、その2つの事柄が結びつき、それがひらめきとなるということです。また、養老先生の『脳には似た構造を発見する能力があり、それが見つかると人はうれしいと感じる』ということを引用されています。これは例えば、人と話しているときに、「そうそう!あるある〜。わかるわ〜」といって盛り上がることがありますが、まさにこの『あるある』が大切ということです。自分のブログを読み返すことにより、あらたなひらめきがあるそうですが、そのときに今と過去自分を照らし合わせて考えると良いそうです。

3.1粒で2度おいしいテーマ設定のコツ

 自分の枠の中だけで完結せずに、枠の外に飛び出してみようということです。この枠とは、本書で挙げられている『サーカスの像』やスティービー クレオ ダービックさんの『ノミ』のお話が分かりやすいです(2)。サーカスの像の話は読んでいただくとして、『ノミ』の話を紹介します。

 ノミは、あの小さな身体で1フィート以上ジャンプすることができる。ところが、そのノミをビーカーに入れてガラス板で蓋をすると、跳び上がってはぶつかるというのを何度も繰り返すうちに、やがて、ガラス板の少し下までしかジャンプしなくなり、それは、ガラス板を取り外しても変わらないという。
 もう、障害はないのに、小さなビーカーの中で、たかだか数インチのジャンプを繰り返すのだ。自分にはその何十倍もの力があるとは夢にも思わずに。


 大橋さんが伝えたいのは、自分で作り上げた枠を乗り越えてみよう。それにブログを利用しようということです。そうすることで、自分の世界が広がっていくのでしょうね。つまり、『2度おいしい』とは、ブログを書く最終目的とその過程の目標を同時に達成できるということです。

4.じっくりと燃え続けるコツ

 ブログを効率よく書くためのコツを13個まとめられています。また、ブログを書くときは、飲み屋で相づちを打ってくれる聞き上手な友達に話すように書くと良いそうです。これはとても参考になりました。洋書にみられる物語り調の自己啓発本などのように、会話調にしてみると、さらにリアリティーが出そうですね。コツの詳細は、本文とともに、大橋さんのエントリ(シゴタノ!: ブログを効率よく書くための13のコツ)を参考にして下さい。

5.やる気が出ないときの応急処置

 これは見出しに興味がありました。ブログだけでなく毎日のモチベーションの維持にも応用できそうだからです。ポイントは二つだそうです。
  • いつもと違うことをやってみる
  • いつもと違うところにいってみる

6.「なるほど」を無駄にしないコツ

 日々の生活で出会う役立つ情報を、自分の行動を変化させるために活用するためには、過去に書いた自分の文章を読み返すことが必要だそうです。大橋さんは、このことを『毎日無理矢理にでも、自分をイノベーションに向き合わせる時間を作る』と定義し、ブログを書き続ける目的のひとつとして挙げられています。イノベーションとは、技術革新の意ですが、ここでは生命の維持に必須ではないものの、生命活動において大切なことの意味で用いられています。これは本田さんの提唱する『仕組み化』を自分に定着させる意味でも重要なのではないでしょうか?

【感想】

文章はとても読みやすく、何度も読みたい本のひとつになりました。
フジタキリンさんの描くかわいいイラストもいい感じです。
脳にとってもブログは良い習慣になりそうです(3)


【参考文献】
1.
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
本田 直之
2007
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2.
新自分を磨く方法
スティービー・クレオ・ダービック
2006
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3.
脳が冴える15の習慣
2006
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2008年3月10日月曜日

お気に入りのタイマー

 少し前に、大橋さんのブログ、シゴタノ!: 仕事のスピードをアップさせるタイマー選びというエントリがありましたので、今日は、私が普段ヘビーローテーションで使っている便利なタイマーをご紹介します。本を読むとき、料理をするとき、仕事をするとき、実験をするときなどいろんなところでつかっています。勝間さんのパソコン3台(山といえば川:効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法)ではありませんが、仕事の並列処理をするときに便利なので、現在4個使ってます。

それは、

Canon 10キー式タイマー CT-20 BL



大橋さんのレビューと同じように9つの視点でレビューしてみます。

今回は、これら7つの機種について、以下の9つの視点でレビューしてみます。

 1.通知方法のバリエーション
 2.カウントアップ(ストップウォッチ)機能
 3.自立する/しない
 4.マグネットつき
 5.時計機能つき
 6.キーロック機能つき
 7.プレアラーム(予鈴)機能つき
 8.テンキー/時分秒キー/10分・1分・10秒キー
 9.最大計測時間

1.鳴るだけ。バイブ消音設定なし。
2.カウントダウン(h:mm:ss)カウントアップ(hh:mm:ss)あり。
3.自立型。
4.マグネットも搭載。
5.時計機能あり。(12/24時間切り替え付き)
6.キーロック機能はなし
7.
プレアラームなし
8.テンキーあり
9.最大計測時間:カウントダウン(9:99:99)カウントアップ(99:99:99 ←たしか)

***

2008年3月6日木曜日

7: 脳が冴える15の習慣


  • 書名:脳が冴える15の習慣—記憶・集中・思考力を高める
  • 著者:築山 節 (著)
  • 発売日: 2006/11
  • 項数:213ページ
  • ISBN:9784140882023
  • Amazon.co.jpで詳しく見る


【どんな著者か?】
 築山 節 先生は、ボケ治療に取り組んでいるお医者さんです。患者さんに脳にとって良い習慣をつけてもらうために、負担の少ない方法を考えて、提案されているそうです。

【要するに何が書いてあるのか】
 現代人の脳の衰えを回復するための、簡単に実践できる習慣を紹介してくれています。これによって、人生が豊かになると書かれています。

【私が注目したポイント】
1.脳にもウォーミングアップが必要
2.集中力は、上げようと思ってあげられるものではない
3.夜は情報を蓄えるのに向いている

1.脳にもウォーミングアップが必要

 脳の活動を安定させるためには、第一に、生活のリズムを安定させることが、第二に、脳のウォーミングアップが必要だそうです。この脳のウォーミングアップとは、手足口を意識して動かすことです。というのも、脳には、思考系と運動系があり、運動系は思考系の基礎部分にあたるようです。理想的には、朝起きて、3時間くらいをウォーミングアップに使うべきだそうです。

 では、具体的にウォーミングアップには、何をしたらいいのでしょうか?たとえば、散歩・部屋の片付け・料理・音読などが、良いそうです。特に脳機能を早く活性化させるには、目を良く動かすのが良いそうです。具体的には、キョロキョロしながら、散歩するのがいいみたいですが、やりすぎると怪しい人になりそうですね。

 横道にそれますが、本田 直之さんが、レバレッジ・シンキングに書かれていた習慣化のしくみを思い出しましたので紹介します(1)。

大きな習慣をつくるには小さな習慣から
  ・いきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さなことからやり始める
  ・途切れた習慣を立て直すときにも、小さな習慣をやる

 脳のウォーミングアップを兼ねて、散歩が習慣になるといいですね。もうひと脱線すると、佐藤 富雄 先生も最高のエクササイズとして、ウォーキングを勧められていますね(2)。

歩くだけで、脳も身体も最高の状態に!
 これは断言してもいいことだが、にまさる健康習慣はないし、これほど簡単に快楽ホルモンをつくってくれるエクササイズもない。
 歩けば歩くほど気持ちよくなり、しかも頭の回転も速くなる。


 お医者さん2人が、体に良い!頭に良い!とおっしゃるならば、これは歩くしかないでしょうね。私も少しずつ、歩いてみます。

2.集中力は、上げようと思ってあげられるものではない

 本書では、集中力のことを脳の基本回転数と呼んでいます。この基本回転数(集中力)は、上げよう思えば上がるものではないそうです。(ドラマなどでよくある注意散漫なシーンで「集中!集中!」とかいって頭を叩いていますが、あれもおんなじでしょうか?)

 では、基本回転数を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?それにはまず、脳のウォーミングアップ、ついで、時間の制約が必要だそうです。そして、いったんこのようにして高まった基本回転数はしばらく(2時間程度)持続するので、その間にババっと仕上げると良さそうです。そのあとは、いったん休憩して、またウォーミングアップしていけば、良いそうです。リズミカルに仕事が進みそうですね。一日これを2〜3回繰り返せばかなり効率的に仕事がこなせるのではないでしょうか?

3.夜は情報を蓄えるのに向いている

 実は、睡眠中も脳は動いているそうで、記憶の定着や思考の整理は起きているときより、寝ているときの方が進みやすいんだそうです。最低6時間は睡眠し、思考を整理すれば、起きた時にアイデアが浮かびやすいみたいです。6時間の睡眠を確保すべきという指摘は、最近では勝間 和代 さんも『効率が10倍アップする新・知的生産術』で指摘されていましたね(3)。また、記憶に関しては吉田 たかよし 先生が、『記憶の極意は”冷凍食品”にあり。眠る直前に頭に詰め込もう!』と睡眠前の記憶を勧めています(4)。
 したがって、寝る前の時間を効果的に使えば、目覚めたときに得るものは大きいということでしょうね。

最後に記事を書いている間に思い出した書籍について列挙しておきます。

【参考文献】
1.
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
本田 直之
2007
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2.
ちょっとした習慣であなたの人生は変わる —思いのままに望みが叶い、最高の自分を手に入れる!
佐藤 富雄
2006
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3.
効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法
勝間 和代
2007
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4.
脳を活かす!必勝の時間攻略法
吉田 たかよし
2003
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◦ 段取り力
◦ 栗田昌裕の「一夜づけ」超スピード勉強法
◦ ちょっとした習慣であなたの人生は変わる
◦ 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方
◦ 脳を鍛えれば今までの10倍うまくいく
◦ 頭の回転をよくする74の方法
◦ 【コラボ書評 with 読書I/O日記 #001】ブレインハックス


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2008年3月5日水曜日

山といえば川とは?


【何を書くのか?】

 ビジネス書・雑誌・経済書・科学書などを毎日読んで、自分が注目したエッセンスを紹介します。感想、意見、分析、考察などを記事にしています。


【なぜ書くのか?】

 始めたきっかけは、フォトリーディングセミナーで教わった速読法を使って、アウトプット力をつけたいと思ったことです。また、活字好きの友人たちにもこのブログを通して、紹介したいと思っています。
 また、論理思考のトレーニングもかねているので、論理的な文章を書くよう心がけます。

【読み方】

 ブックマークでも良いですが、RSSリーダーに登録すると便利なのでオススメです。RSSリーダーに登録しておくと、ブログの更新を自分で確認する代わりに、自動的に行ってくれます。私は、『Livedoor Reader』を使っています。RSSの詳細は、livedoor Readerを参照してください。

【お問い合わせ】

このブログについてのお問い合わせは、以下のアドレスまでお願いいたします。
tonbodmhlh_0906★livedoor.com (★=@)

ご質問、新刊のご案内などお待ちしております。

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ブロガー仲間のみなさんとの企画です。

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 本の画像から、Amazonへリンクしています。他の方々の書評など、詳しい情報など参考にしてください。
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 『あわせて読みたい』に参加しました(080329)。意外なブログが見つかるかもしれません。

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 シンプルが好きなので、少なめにしています。

【更新情報】




●090328

ラベルが増えすぎたのでシンプルにまとめました。

シンプルになりすぎましたか・・・。



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たま〜に気になる広告がありますね。



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これでこのブログが他のブログと繋がっていくといいですね。
Q and Aはコチラ

オンライン書評図書館 -Blue Sky Horizon-
で知りました。Masterさんありがとうございます。


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オススメ マイ ブログ リストを追加しました。
これでお気に入りのブログの更新を確認することができます。



●080828
ついにブログ検索の設置に成功しました!
1時間半くらいウェブを探しまわって、ついに理想の形に辿り着きました。

そうなのかな』というブログを参考にさせて頂きました。ほんとうにありがとうございます。

上手くできてよかった〜。

Google



●080827
・<body>をsmallからmediumに変更しました。全体的に文字を大きくして見やすくしました。
・記事のラベルに著者を追加しました。



●080825
コメントをたくさん頂くようになったので、コメント紹介機能を追加しました。

cf. クリボウの Blogger 入門:Blogger にも「最近のコメント」



●080824
人気記事ランキングを導入しました。月ごとの人気記事が分かりやすくなりました。



●080818
日本ブログ村 ランキング推移を撤去しました。1週間ごとにグラフでご紹介します。



●080807
日本ブログ村 ランキング推移を追加しました。



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日本ブログ村のランキングに参加しました。(32位からスタート)

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『【7月】人気記事ベスト10[7/1~31]』を開始しました。

1日からアクセスの多い順に記事を紹介します。週末に更新します。



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『オススメの10冊』を設置しました。



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『【週間ランキング】【月間ランキング】』を開始しました。

日曜日に一週間に読んだ本の『折り目と満足度』から計算したポイントを集計し、カウントダウンします。本のタイトルは、本ブログの記事にリンクしています。



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【関連記事】からリンクされている記事に【バックリンク】項目として引用元の記事を追加していきます。



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あわせて読みたいブログパーツ

2008年3月4日火曜日

6: 効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法


  • 書名:効率が10倍アップする新・知的生産術—自分をグーグル化する方法
  • 著者:勝間 和代 (著)
  • 発売日:2007
  • 項数:308ページ
  • ISBN:9784478002032
  • Amazon.co.jpで詳しく見る



*マインドマップはコチラ → MINDOMO:9784478002032_midomo


情報こそが通貨になる時代
フレームワーク、原理原則を軸に組み立てる
知的生産のスキル向上に必要不可欠なもの
(1)原理原則を学ぶ
(2)原理原則論に従ったテクニック(ケース)を学ぶ
(3)ケースを手本に、自分のやり方を試行錯誤して身につける
勝間流・1%の本質を見極める6つの技術
【1】「フレームワーク力」をつける
【2】「ディープスマート力」で経験値を重ねる
【3】「失敗力」をつける
【4】「ベスト・プラックティス」の共有で学びを分けてもらう
【5】自分の価値を出せないところはばっさり捨てる
【6】本代をケチらず良書を読む
勝間流・インプット力を高める6つの技術
手に入った情報の「空→雨→傘」
「空」が曇っている:事実
「雨」が降りそうだ:解釈
「傘」を持とう:行動
前半は、情報がいかに価値を持つかについて、説明されています。そして、情報をいかに効率的に取り込み、頭の中で整理してインプットしていく方法に続きます。『空→雨→傘』のことは、以前から知っていましたが、彼女の説明の仕方で、自分の頭にすっと入って記憶に定着することを実感しました。この実感こそが、本書(p. 199)で述べられる『情報を本質的なものに集中する』ための階層・簡略・フレームワークが構築されている証明になるのではないかと、思いました。

また、後半で述べられる
インプット:アウトプット=5:5

自分の力が10倍アップする5つの人脈作りの技術
情報をGive & Give & Give & Give & Giveする
→見返りを全く求めずに、情報を他者に発信し続ける
は、このブログを作ろうと思ったきっかけになりました。自分自身も、読んだ本を紹介するこのブログを通して、さらに多くのことを学びたいと思います。

いい本があったら教えてください。よろしくお願いします。
 
【バックリンク】

◦ 「できる人」の話し方、その見逃せない法則
◦ 学びを稼ぎに変える技術
◦ 頭の引き出しが多い人の習慣

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2008年3月3日月曜日

5: 理系のためのMacで始める研究生活


  • 書名:理系のためのMacで始める研究生活
  • 著者:多田 眞作 (著)
  • 発売日:2004
  • 項数:233ページ
  • ISBN:9784837922544
  • Amazon.co.jpで詳しく見る


研究を進める上で、便利なソフトウェアがたくさん紹介されています。
CANVASやPower Point, NIH Imageなどが参考になります。

4: 仕事が10倍速くなるすごい!法—誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない


  • 書名:仕事が10倍速くなるすごい!法—誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない
  • 著者:松本 幸夫 (著)
  • 発売日:2007
  • 項数:220ページ
  • ISBN:9784837922544
  • Amazon.co.jpで詳しく見る


*マインドマップはコチラ → MINDOMO:9784837922544_mindomo


目的意識をしっかり持ち、素早く動く
地位が人を作る
高所得者の共通点
出会って10秒の印象
頭だけでなく、手足を使ってアイデアを出す


著者がいうように、日頃気をつけると仕事の効率アップにつながりそうな、ヒントがいっぱい詰まっていました。

2008年3月2日日曜日

3: 頭の回転が良くなる10倍速読術


  • 書名:頭の回転が良くなる10倍速読術
  • 著者:斉藤 英治 (著)
  • 発売日:2002
  • 項数:231ページ
  • ISBN:9784584186732
  • Amazon.co.jpで詳しく見る


斉藤先生の講座も受講したことがあります。個性的でとってもいい先生でした。


【バックリンク】

◦ 栗田昌裕の「一夜づけ」超スピード勉強法
◦ フォーカス・リーディング

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2: 図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める



  • 書名:図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める
  • 著者:フォトリーディング公認インストラクターズ (監修), 神田 昌典 (著)
  • 発売日:2005
  • 項数:95ページ
  • ISBN:9784894511958
  • Amazon.co.jpで詳しく見る
図解されているので、『あなたもいままでの10倍速く本が読める』と合わせて読むと理解がより深まります。

【バックリンク】

◦ 速読法と記憶法
◦ フォーカス・リーディング

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1: あなたもいままでの10倍速く本が読める



  • 書名:あなたもいままでの10倍速く本が読める
  • 著者:ポール・R・シーリィ (著), 神田 昌典 (翻訳)
  • 発売日:2001
  • 項数:264ページ
  • ISBN:9784894511194
  • Amazon.co.jpで詳しく見る

まわりの方々にもオススメしている本です。

技術的な部分は、本からでは習得が困難だと思い、フォトリーディングのセミナーを受けました。

フォトリーディングインストラクターの園先生の講座について

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◦ 栗田昌裕の「一夜づけ」超スピード勉強法
◦ 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方
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◦ 図解 スピード・ノート
◦ 勉学術

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