5分で送信! ビジネスメール 速書き文例集
川島 冽
2008
【読書の目的】
最近、メールを書く頻度が高いので、参考書を探していました。今まで『ビジネスメール ものの言い方「文例」辞典』を使っていました。これと本書を参考にして“速書き”メールを出したいと思います。
帯には、本書のポイントが書かれています。
・構成要素がひと目でわかる
・ピッタリの表現を使いこなせる
・書き換え例がすぐ引ける
【感想】
書店で確認して購入したのですが、本書はとにかく分かりやすい!それは、メール文章を図解をして解説したり、文章を形成する語句の組み合わせを図示化しているからです。また、メールを送るときのマナーや文章の長さ・構成など一度目を通しておいて良かったです。知らないと失礼にあたることが沢山あるのですね。
この手の本を読まれてことがない方には、読まれると飛躍的にメール力が向上すると思いました。
というわけで、本書はメールに時間が掛かって困っている方、メールをどう書いていいのかさっぱり分からない方、日常的に書いているけどちょっと自分のメールに不安を感じる方にオススメな1冊です。
【注目の3ポイント】
《1.相手にとって読みやすいメールを書く》
当たり前のことですが、忘れがちなポイントを挙げておきます。
・短く簡潔に書く
・1行は30字以内が見やすい
・行頭を揃える
・頻繁に1行あける
・一段落は長くとも5〜6行
・引用は必要最低限に
《2.文をつないだ場合は、後を丁寧に》
くどい文
決定いたしましたので、お知らせいたします。
スッキリ文
→ 決定しましたので、お知らせいたします。
《3.本文の基本形》
1.宛名
先方の所属組織・肩書き・名前など
2.自己紹介
3.簡単な挨拶
決まり文句でOK
4.用件
伝えたいことは、1メールにつき1用件が原則
5.末文
締めくくりの挨拶
【参考書籍】
1.シーズ ビジネスメール ものの言い方「文例」辞典 2005
こちらの本をずっと使っています。良い本です。評判もいいようですね。
【今日の折り目】
15折/207ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
5
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【目次】
プロローグ 今日からメールは1通5分以内
第1章 基本をきっちり押さえて、「速く」書く!
第2章 迅速・確実な対応が命!「業務メール」の書き方
第3章 とにかく早く気持ちを届ける「社交メール」の書き方
第4章 “一目読み”が原則「社内メール」の書き方
第5章 事務的にすまない「微妙な状況」のシーン別対処法
速わかり! ビジネスメール用語 ミニ辞典
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2 件のコメント:
こんにちは。
思わず「なるほど~」と思いながら読んでしましました。
メールの文章って、いつも悩むことが多くて・・・
文字で説明するのは、対面や電話以上に難しいですよね。
ぜひ、私も参考にしたいと思います。
sugiyuzuさんへ
コメントありがとうございます。
メールは封書とは違ったマナーがあるのですね。
どう書いたらいいのか悩ましい時は、電話してしまいそうになりますよね。
文字にすると感情や雰囲気が飛んでしまいますし、逆に文字から感情が発生したり・・・。
本当に難しいですね。
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