2008年9月12日金曜日
人に2歩差をつける先読み仕事術
人に2歩差をつける先読み仕事術
村中 剛志,日本実業出版社
2008
「読書人の行き着く先」のトーマスさんが紹介されていた1冊です。
【感想】
有名な高い建物を目指して、初めて訪れる街を歩くときを想像してみてください。
まず、足下だけを見ながら、ひとりぼっちで歩いていたらどうなるでしょうか?
人にぶつかりそうになる、水たまりにはまってしまう、気づいたら袋小路に着いてしまう。
このままでは、目的の建物に辿り着けるかも分かりまんよね。
では、頭をあげて周囲を見渡しながら、行くとどうでしょうか?
地図を片手に目的の建物を探して、通りを見渡しながら、時には人に道を尋ねながら、進んでいくことができます。ほどなく、目的地に到着できるでしょう。
足下から視点を移すだけで、さまざまな情報をもとに進むことができるようになりますよね。
周りはどのようになっているのか、誰に道を聞けば良いか、ゴールはどこかこれらは、早く目的地に到着するために必要になる情報です。
先を見る、先を読むとはこういうことだと思います。
ある場所にたどり着くという簡単な作業でさえ、先読みの有無は結果に大きく左右します。複雑化する仕事では結果のぶれはさらに広がるでしょう。
1歩先を読んで、積極的に行動することを「プロアクティブ」と言います。プロアクティブ仕事術は入社5年目までに身につけるべき仕事術だと、村中 剛志さんは言います。
本書は具体的な先読みのノウハウが得られるだけでなく、「受け身ではなく、積極的に働こう!」そういうやる気を引き出してくれます。
『レバレッジ,アライアンス,プロアクティブ』
思考に焼き付けたいですね。
今日は少し、気合いの入った文章になってしまいました。
(金曜日なのに・・・ナゼダロウ・・笑)
ではまた明日。
【読書の目的】
吉越 浩一郎さんと村中 剛志さんの考え方を知る。
先読みの方法とその効用を学び実践する。
【注目ポイント】
主に、村中 剛志さんの言葉から引用します。
・仕事はゲームだと思え、架空時間に人生を投影するべきでない。(吉越 浩一郎)
・好楽円な仕事にばかり気を取られるな。(箱田 忠昭)
・即決・即行動で得られるメリットは、間違いによるデメリットをはるかに凌ぐ。
・最短10秒で読めるメールを送っているか?
・議事録では、何を・誰が・いつまでにを明確にする。
・小さな問題が大きな問題だと捉えれないように全体像から説明する。
最近、このスタイルを続けています。(短い文章のほうが印象的かなと思って)
【今日ご紹介した1冊】
■ 村中 剛志,日本実業出版社 人に2歩差をつける先読み仕事術 2008
【関連記事】
● 本田 直之 レバレッジ・シンキング
● 平野敦士カール 1の力を10倍にする アライアンス仕事術
● 大橋 悦夫,佐々木 正悟 スピードハックス
【参考サイト】
* 読書人の行き着く先:先週購入した本(2008/9/1-9/7)
3冊とも読みたくなって、購入しました。
* 「先読み力」で人を動かす:8/29(金)に「先読み力」のムック版(雑誌)が発売されます!
村中 剛志さんのブログです。「先読み力」で人を動かす』のダイジェスト版も掲載されています。
【読みたくなった本】
特別インタビューの方々の著書です。
■ 吉越 浩一郎 「残業ゼロ」の仕事力 2007
■ 吉越 浩一郎 「残業ゼロ」の人生力 2008
■ 箱田 忠昭 たった15分の早起きが夢をかなえる 頭のいい朝の習慣術 2008
■ 箱田 忠昭 「できる人」の仕事術&目標達成テクニック~なぜか、「人生が思い通りになる人」の技術と習慣~CD付 2008
■ 村中 剛志 「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~ 2008
チャットインタビューの方々の著書です。
■ 佐々木 正悟 脳と心を味方につける マインドハックス勉強法 2008
■ 佐々木 正悟 やる気ハックス 2008
■ 大橋 悦夫,佐々木 正悟 チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術 2007
【今日の折り目】
19折/96ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【目次】
特別インタビュー1 吉越 浩一郎
特別インタビュー2 箱田 忠昭
特別インタビュー3 村中 剛志
PART1 今日から先読み人間になろう
PART2 先読み仕事術の基本—タイムマネジメント
PART3 結果をものにするタスク管理
PART4 もう時間を無駄にしない「先読みメール術」
PART5 必ず成果がついてくる「先読み会議術」
PART6 ホウレンソウでも先読み力を発揮しよう
PART7 先読み人間の「伝える技術」にはその先がある
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