セオリービジネス vol.1 (2008) (1)
才能がある人の生活習慣
講談社
今回紹介するこの雑誌は、『生物と無生物のあいだ』の福岡 伸一 先生、レバレッジ本の本田 直之 さん、佐藤 可士和 さん、『ビジネスブックマラソン』の土井 英司 さん『シゴタノ』の大橋 悦夫 さんなどインタビューが載っています。生活習慣やアイデア発想法、読書、継続力について特集されていて、お得な内容だと思います。
【目次】
佐藤可士和「頭も空間も、整理整頓が大切です」
御立尚資 「歩きながら、読みながら、見ながら、見つける」
岸田周三 「シェフは時間の管理人でもある」
本田直之 「流されないために、時間割を作る」
福岡伸一 「効率の良さは、疑う」
大宮エリー「テレビ見ない、本読まない、他人から聞く」
宮田拓弥 「その場で決断、後ろは見ない」
箭内道彦 「昔から朝勉でした」
石渡美奈 「朝7時から社員と1対1のグッドモーニング・ミーティングを」
森田恭通 「雑踏の中で、ひたすら妄想してみる」
土井香苗 「試験は要領で、いまは行動で」
中井広恵 「やることに優先順位をつけない」
樹林伸 「アイデアにつまったら、ひたすら歩く、ひたすら話す」
亀田誠治 「音楽って勤勉が大事なんです」
和田裕美 「水曜日に線を引いて、考える」
海堂尊 「時間がないから、時間が作れる」
稲本健一 「クリエイティブな発想は肉体から始まる」
荘司雅彦 「大型書店と家電量販店をハシゴする」
土井英司 成功するビジネス読書習慣
講師羽根拓也 「英会話を身につける生活習慣」教えます
伊藤真 「三日坊主を気にするな」
篠原菊紀 「 脳の機能からいえば、やる気が3日も続くほうがおかしい」
石田淳 続けられない人は根性がないのか
大橋悦夫 続けられない理由はどこにある?
古市幸雄 1日たったの30分、それが人生を分ける!?
【注目ポイント】
本田直之 「流されないために、時間割を作る」
●逆算して人生設計
「明確なゴールが見えると、そこまでのギャップを簡単に見つけられる。逆にゴールがはっきりしない見切り発車では、それができないんです。それでは遠回りを強いられる。」
御立尚資 「歩きながら、読みながら、見ながら、見つける」
●ボストン・コンサルティング・グループの採用基準
1.一定程度、賢いか?
2.その人と2週間、旅行する気になるか?
根本的な価値観の部分で、その人が好きかどうかがポイントだそうです。
和田裕美 「水曜日に線を引いて、考える」
●年104回のゴール設定
一年を53週に分けて、さらに、水曜日で一週間を二分する。すると、104になる。この区切りごとに目標を設定して、こまめにゴールを作るというアイデアです。千里の道も一歩からですが、細かく目標設定するには、良い仕組みだなぁと思いました。
土井英司 成功するビジネス読書習慣
●土井氏の読書の目的
1.人の”情”(人間の性質)を知ること
2.世の中の道理を知ること
●日々よい情報を得ることの効能
世の中には人に多くを与えた人が、結果的により多くを得るという一面があるものです。
●続けるための仕組みを作る
*必ず「毎日」の習慣にする
*常にアウトプットを意識して読む
●本選びは「プロフィール」に注目
*キャリアの断絶部分に著者の本質を探る
*目次で内容の要点をチェックする
*問題意識をもって読む
『成功読書術』に詳細が書かれているそうです。良質の読書のため、早速読んでみます。
篠原菊紀 「 脳の機能からいえば、やる気が3日も続くほうがおかしい」
●人間には続かないという生理的基盤がある
脳を活性化させる脳内物質にはノルアドレナリンとドーパミンがあり、単純作業を続けると、これらの脳内物質の分泌量は低下するそうです。つまり、三日坊主は生理的必然というわけだそうです。なので、それほど気にせずに、気長に取り組むのが良いとのことです。
【読書後の感想ひとこと】
第一線の多くの方々のコメントが満載で、とても参考になりました。紹介した他にも、英語を習得するコツなども掲載されていました。
【今日の折り目】
12折/118ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【読書カウンター】
★★★★★ ★★★★★
★★★★★ ★☆☆☆☆ 今月は、あと4冊!
【バックリンク】
◦ 使う力
***
0 件のコメント:
コメントを投稿