大きな文字で見やすい 故事・ことわざ事典
金田一 秀穂
先日の『新版 ことわざ・名言事典』のエントリで、ことわざ事典を紹介しました。今回はそのとき買ったもう1つです。なぜ、こちらも購入したのかというと、3つ理由があります。
1.2つの事典でことわざの意味を比べたかった。
2.こちらはキーワード索引が充実している。
3.ことわざのすぐ横に簡潔な説明が載っている。
(1)横断的にことわざの意味を理解したいという個人的な欲求です。
(2)『新版 ことわざ・名言事典』では、名言集の検索性の低さを指摘しましたが、本書は故事・ことわざが50音順に配列されているスタンダードな作りになっているだけでなく、巻末にはキーワード索引も付けられていて、検索しやすくしてくれています。例えば、「猿」という単語で探すと、文中に含まれることわざも見つかります。
(3)本で意味を調べる最大のメリットは、検索結果がすぐに出ることですよね。本書では意味が青文字で真横に大きく書かれているので非常にわかりやすいです。また、由来などもそのすぐ下に掲載されています。
それでは、お気に入りのことわざを3つご紹介しましょう。
人間万事塞翁が馬
人生は何が起こるかわからない
明鏡止水
静かで落ち着いた心
手のない将棋は負け将棋
策がなければうまくいかない
★最近では、web辞書も充実していますし、横断検索で複数の辞書から言葉の意味を検索することもできます。しかし、ことわざに関しては、まだまだ少ないようです。ことわざは、成り立ち自体が歴史的エピソードに由来しますし、事典には挿絵や漫画のついていることが多いので、エピソード記憶されやすいと思います。なので、ことわざは、webよりも本で引くのがいいなと思いました。
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