知的ストレッチ入門—すいすい読める書けるアイデアが出る
日垣 隆
知的ストレッチ。この響きにひかれて読んでみました。知的生産力が効率的に伸ばす方法について説明されていました。
【目次】
序章 知的ストレッチとは
1章 読むーストレッチ読書術
2章 構えるーストレッチ書斎術
3章 考えるーストレッチ検証術
4章 創るーストレッチ仕事術
5章 書くーストレッチ文章術
6章 疑うーストレッチ回避術
7章 決めるーストレッチ決断術
【注目ポイント】
序章 知的ストレッチとは
●知的ストレッチの基本3原則
1.インプットは必ずアウトプットを前提にする
2.うまくいった諸先輩の方法をどんどん摂り入れる
3.おのれを知る
アウトプットに全く繋がらないインプットは無駄だと肝に銘じてください。
「方法や技術を発見する能力」自体は、自分で一から生み出すのではなく、盗んだ方が早い。
自分のクセや弱点に自覚的であることが重要になります。
(1)は、例えば、本は読んで終わりだと無駄ということですね。ですので、私の場合は、ブログに書く、マインドマップにまとめる、人に教えるということを実践しています。(2)は、既にある技術を習得することを目的としないということですね。ついつい自分でも出来たことを自慢してしまいがちです。気をつけるようにしようと思いました。
1章 読むーストレッチ読書術
●黄金の5分間
いったん本を読み終えてから、5分程度かけて、付箋を貼ったり角を折ったり書き込みをした箇所だけ、まとめて再読します。この「まとめて再読」があるのとないのとでは、その後の読書力は30倍くらい違ってくるでしょう。
復習の5分間が大切ですね。本田さんの『レバレッジ・リーディング』に出てくるレバレッジメモを作っています。
3章 考えるーストレッチ検証術
●的確なメモを取るために有効な処方
1.メモをしたら、その裏側には絶対にメモしない。
2.だらだら書かず、数単語程度か、図式化して記す。
3.メモはできるだけ一元管理する。
4.記憶力に絶対自信のない人は、常にメモ帳と筆記具を持ち歩く。
4章 創るーストレッチ仕事術
●アウトプットの本質は説得力
何かについての報告をまとめるためには、4つの要素が大切になります。情報収集、分析、解釈、評価です。
7章 決めるーストレッチ決断術
●択一で悩む無駄
選択する前にあれこれ悩んでも、やってみないことにはわからない。そのような類いの選択に人は迷うものなのである。直感でもくじ引きでもいいから迅速に選び、その後にこそベストを尽くす。それしか処方はない。
【読書後の感想ひとこと】
今回は紹介しませんでしたが、本を置いておくに必要なコストやオススメの本棚の情報などが書かれていました。私は、本をたくさん読むので、参考にしています。
【今日の折り目】
20折/221ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【読書カウンター】
★★★★★ ★★★★☆
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ 今月は、あと11冊!
【バックリンク】
◦ ラクをしないと成果は出ない
◦ 情報の「目利き」になる!
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