使う力 知識とスキルを結果につなげる
御立 尚資
2006
今日は、ボストン・コンサルティング・グループの御立 尚資 さんの『使う力』をご紹介します。よい結果を出すために、この本を読みました。
はじめにでは、結果を出すために大事なことがシンプルに書かれていました。
「知識」×「使う力」 = 「結果」
使う力を挙げるコツを学んでいきましょう。
【目次】
はじめに
第1章 ビジネスリーダーの基本要件
第2章 「使う力」とは何か
第3章 企画という仕事と「使う力」
第4章 人を動かすコミュニケーションと「使う力」—戦略的コミュニケーション術・会議術
第5章 「楽しむ」ビジネスライフのすすめ
おわりに
【注目の3ポイント】
《1.ビジネスリーダーに必要なもの》
御立さんがビジネスリーダーの基本要件としてあげている4要素は、次の通りです。
- 人間力
- 業界・社内常識
- 経営知識
- 「使う力」
「使う力」 は、「知識」を使って「 結果」を出すために必要ですが、軽視されがちであると御立さんは指摘しています。2つめのポイントで詳しく説明します。
さらに、ポジションが上がってくると、知識よりも大事になることがあるそうです。それは、教養なのだそうです。教養は、先の人間力にも繋がってくるので、学びを蓄積しておくと良いそうです。
《2.使う力の定義》
マップにまとめました、フレームワークとして体系的に身につけようと思います。
《3.クリエイティブジャンプ》
クリエイティブ・ジャンプが出来る発想に必要なのは、右脳と左脳をバランスよく使うということです。直感的なアイディアを論理思考で検証するということでしょうね。また、他人の頭を上手に利用するのも、アイディアマンの特徴なのだそうです。ブレストや雑談からの発想を大切にしようと思いました。
【読書後の感想ひとこと】
速読しやすい本でした。既に知識として頭に入っていることが多かったからでしょう。
【関連記事】
● 児玉 光雄 直感力
右脳の直感力と左脳の論理力について記事にしています。
● セオリービジネス 才能がある人の生活習慣
御立さんの会社の採用基準について書いています。
【読みたくなった本】
■ 東山 紘久 プロカウンセラーの聞く技術 2000
アクティブリスニングについて、書かれているそうです。御立さんのオススメ本です。
【今日の折り目】
21折/203ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【読書カウンター】
★★★★★ ★★★★★
★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆ ☆☆
今月は、あと16冊!
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