2008年7月12日土曜日

94: 使う力


使う力 知識とスキルを結果につなげる

御立 尚資

2006

 今日は、ボストン・コンサルティング・グループの御立 尚資 さんの『使う力』をご紹介します。よい結果を出すために、この本を読みました。

 はじめにでは、結果を出すために大事なことがシンプルに書かれていました。

「知識」×「使う力」 = 「結果」

 使う力を挙げるコツを学んでいきましょう。


【目次】

はじめに
第1章 ビジネスリーダーの基本要件
第2章 「使う力」とは何か
第3章 企画という仕事と「使う力」
第4章 人を動かすコミュニケーションと「使う力」—戦略的コミュニケーション術・会議術
第5章 「楽しむ」ビジネスライフのすすめ
おわりに


【注目の3ポイント】

《1.ビジネスリーダーに必要なもの》

 御立さんがビジネスリーダーの基本要件としてあげている4要素は、次の通りです。

  1. 人間力
  2. 業界・社内常識
  3. 経営知識
  4. 「使う力」

 「使う力」 は、「知識」を使って「 結果」を出すために必要ですが、軽視されがちであると御立さんは指摘しています。2つめのポイントで詳しく説明します。

 さらに、ポジションが上がってくると、知識よりも大事になることがあるそうです。それは、教養なのだそうです。教養は、先の人間力にも繋がってくるので、学びを蓄積しておくと良いそうです。

《2.使う力の定義》
 

 マップにまとめました、フレームワークとして体系的に身につけようと思います。

《3.クリエイティブジャンプ》

 クリエイティブ・ジャンプが出来る発想に必要なのは、右脳と左脳をバランスよく使うということです。直感的なアイディアを論理思考で検証するということでしょうね。また、他人の頭を上手に利用するのも、アイディアマンの特徴なのだそうです。ブレストや雑談からの発想を大切にしようと思いました。


【読書後の感想ひとこと】

 速読しやすい本でした。既に知識として頭に入っていることが多かったからでしょう。


【関連記事】

● 児玉 光雄 直感力
 右脳の直感力と左脳の論理力について記事にしています。

● セオリービジネス 才能がある人の生活習慣
 御立さんの会社の採用基準について書いています。


【読みたくなった本】

  ■ 東山 紘久 プロカウンセラーの聞く技術  2000
    アクティブリスニングについて、書かれているそうです。御立さんのオススメ本です。


【今日の折り目】

21折/203ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません


【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★
★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆ ☆☆

今月は、あと16冊!

***

0 件のコメント:

Related Posts with Thumbnails