2008年7月28日月曜日

107: すぐに使える!仕事ができる人の話し方


すぐに使える!仕事ができる人の話し方

THE21編集部

2007

 今日は、THE21の『すぐに使える!仕事ができる人の話し方』をご紹介します。この本は、『THE 21 2008年 08月号』でおススメされていたので買ってみました。仕事を効率的に進めるために、この本を読みました。

 はじめに、9人のビジネスリーダーの言葉を書き出しておきます。

・渡邉 美樹 「言葉」よりも「空気」を伝えるように心がける
・佐々 木かをり 「アイ・ステートメント」で語ることを習慣づける
・森下 篤史 「他者否定」ではなく「他者肯定」で常に話す
・伊藤 正裕 プレゼン成功の鍵は「精神」「目的」「前提」だ
・宮嶋 宏幸 “お客の気配”を背中でさりげなく感じ取ろう
・窪山 哲雄 お客には父性愛と母性愛でアプローチしよう
・平尾 誠二 「意外性」のある言葉で部下のやる気を高める
・平野 岳史 「最初の五分」にこだわって心の距離を縮めよう
・相澤 賢二 お客様は神様ではなく「弱者」と思って接しよう


【目次】

はじめに
第一章 話し方は自分で磨くしかない
第二章 初級編 最低限知っておきたい話し方の基本
第三章 業績を伸ばす人の話し方はここが違う
第四章 中級編 社長とうまく話せれば、業績は伸びていく
第五章 経験した人にしか語れない大切なこと
第六章 上級編 相手の問題を解決する人の話し方テクニック


【注目の3ポイント】

《1.話す時に心に留めておくべきこと》

 『話のうまい下手よりも、「この人なら」と信頼できる空気というかオーラというか、そんなものを全身から発している人のほうがトップセールスマンになっているように思います。』と、渡邉氏は自らの経験を紹介しながら、述べています。伝わるように話すことが大切ですが、必ずしもそれは“話がうまい”ということではないのですね。

 『上司と話すときは「結論から話す」、「提案型ではなす」、自分を主語にして話す』これは、話すときの佐々木氏が挙げたポイントです。「結論から話す」のは、聞き手にまずフレームワークを与えるという意味で有用ですね。また、「提案型ではなす」は、建設的であるとかアイデアがあるということでしょうか。「自分を主語にして話す」は、曖昧さをなくす上で重要ですね。覚えておくべきですね。

《2.人脈のつくり方》

 佐々木氏は、「自己紹介させていただいてもよろしいですか?」と、初対面の方に話しかけられるそうです。また、人脈をデータベース化し、再び合う時に見返して昔会ったときのことを思い出すのだそうです。ちょっとしたことですが、いい関係を保つ上で大切なことですね。

《3.他者を肯定するべき》

 『要するに、小さなことでも自分がいったことを否定されりゃ、顔も見たくなるし、逆に肯定されるとつい、いい気分になっちゃうんだよ。』

 森下 篤史氏は、だから、「他者否定」ではなく「他者肯定」で常に話すべきだと述べられています。たしかにこの通りですね。雑談レベルから仕事の打ち合わせまであらゆるレベルで、あてはまりますね。

【読書後の感想ひとこと】

 インタビュー形式の本なので、ハイスピードで読むことが出来ました。


【関連記事】

● PHP研究所 THE 21 2008年 08月号
  THE 21を読むと、おすすめ本がたくさん紹介されていて、読みたい本がたくさん出てきます。


【今日の折り目】

9折/189ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★★
★★★★★ ★★★★★
★★★★☆ ☆☆

今月は、あと3冊!

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