「原因」と「結果」の法則
ジェームズ アレン,坂本 貢一
2003
今日は、100年以上もの間、聖書についで多くの人に読まれているジェームズ アレンさんの『「原因」と「結果」の法則』を読みましたので紹介します。
この本は、勝間 和代さんが、『無理なく続けられる年収10アップ勉強法』で紹介されていましたので、読むことにしました。
翻訳を担当されている坂本 貢一さんは、アメリカ人の老婦人から原著をプレゼントされたそうです。その時に彼女に言われたことは、
「何かあって落ち込んだりした時に読んでごらんなさい。人生なんてとても単純なものなのよね。」
だったそうです。
【目次】
訳者まえがき
はじめに
思いと人格
思いと環境
思いと健康
思いと目標
思いと成功
ビジョン
穏やかな心
訳者あとがき
【注目の3ポイント】
《1.私たちが手にするもの》
心は、それ自身が密かに抱いているものを引き寄せます。
私たちが手にするものは、私たちが手にしたいと願い、祈るものではなく、私たちが公正な報酬として受け取るものです。私たちの願いや祈りは、私たちの思いや行いがそれと調和したものであるときにのみ叶えられるのです。
自分自身を意欲的に改善しようとする人間は、明確に設定した目標の達成に、けっして失敗することがありません。
《2.穏やかな心》
悪意、羨望、怒り、不安、失望は、肉体から健康と美しさを奪い去ります。
気高い思いは、自制の利いた穏やかな生き方として、つづいて平和にあふれた静かな環境として姿をあらわします。
人間は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな権威を手に出来ます。
人々はつねに、冷静で穏やかにふるまう人間との関わりを好むものだからです。
《3.運命を作る》
人間の心は庭のようなものです。
夢は現実の苗木です。
「人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である」
私たちは、人生で直面するどんな状況にも賢く対処する能力と、自分自身を望みどおりの人間に作り上げるために使うことができる、変容と再生のための装置を内側に持っています。
【読書後の感想ひとこと】
この本が多くの人に読まれている理由が、読めばわかると坂本 貢一さんは言っています。私は、気高い思いでこの本は書かれたからだと思いました。
もっと早く読んでおけば、とも思いましたが、これからも読まなければ、とも思いました。
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● 熊谷 正寿 一冊の手帳で夢は必ずかなう
人は、自分で夢に描いた以上の存在にはなれない。と熊谷さんは言っています。
【今日の折り目】
16折/95ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
5
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【読書カウンター】
★★★☆☆ ☆☆☆☆☆
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