2011年3月2日水曜日

あなたはなぜ理想の上司を求めてしまうのか?




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あなたの上司は本当にデキない上司ですか?

今日は理想の上司について考えてみます。


私たちは、知らず知らずのうちに“上司への期待”というものを抱いています。だから、もし上司の言動が期待とずれてしまうと、“この上司はダメだ!”と結論付けてしまうわけです。
上司取扱説明書(p. 49)



まったくその通りだと思います。
絶対的に「上司がデキないから」というよりもむしろ、自分の期待と上司の実際の行動との間に相対的な“差”があるから、上司に失望することになるのです。

つい私たちはこの“差”をどんどん広げて、ダメ上司と決め込むことで自分を落ち着かせてしまいがちです。でもこれではいつまで経っても、またどんな上司に当たっても同じです。これを繰り返していけば、「理想の上司を追い求める」ということになるのですね。

では、どうすればこの“差”は縮まるでしょうか。

例えば、
自分の困っている状況を的確に上司に伝えてみる。
上司にとって安心できる存在に自分がなってみる。
相手のアドバイスを歓迎していることを示してみる。

このように行動が、自分から理想と現実の“差”を縮めるきっかけになります。


理想の上司は、出会うものではなく、作る。
上司取扱説明書(p. 58)



今日も藤野 祐美さんの『上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意』の第2章の内容からご紹介しました。他にも、「上司が評価しやすいように立ち振る舞う」というポイントが大変参考になりました。ボスとの関係に悩まれている方は必見ですよ。

次回は「実は知らない上司の姿」についてご紹介します。

449604711X上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意
藤野 祐美
同友館 2011-01



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それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。







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