あなたの上司は本当にデキない上司ですか?
今日は理想の上司について考えてみます。
私たちは、知らず知らずのうちに“上司への期待”というものを抱いています。だから、もし上司の言動が期待とずれてしまうと、“この上司はダメだ!”と結論付けてしまうわけです。上司取扱説明書(p. 49)
まったくその通りだと思います。
絶対的に「上司がデキないから」というよりもむしろ、自分の期待と上司の実際の行動との間に相対的な“差”があるから、上司に失望することになるのです。
つい私たちはこの“差”をどんどん広げて、ダメ上司と決め込むことで自分を落ち着かせてしまいがちです。でもこれではいつまで経っても、またどんな上司に当たっても同じです。これを繰り返していけば、「理想の上司を追い求める」ということになるのですね。
では、どうすればこの“差”は縮まるでしょうか。
例えば、
自分の困っている状況を的確に上司に伝えてみる。
上司にとって安心できる存在に自分がなってみる。
相手のアドバイスを歓迎していることを示してみる。
このように行動が、自分から理想と現実の“差”を縮めるきっかけになります。
理想の上司は、出会うものではなく、作る。上司取扱説明書(p. 58)
今日も藤野 祐美さんの『上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意』の第2章の内容からご紹介しました。他にも、「上司が評価しやすいように立ち振る舞う」というポイントが大変参考になりました。ボスとの関係に悩まれている方は必見ですよ。
次回は「実は知らない上司の姿」についてご紹介します。
上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意 藤野 祐美 同友館 2011-01 |
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今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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