2008年10月3日金曜日
「分かりやすい話し方」の技術
「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法
吉田 たかよし
2005
吉田たかよしさんの文章は読みやすいですね。
【感想】
最近、プレゼンテーションやスピーチをしたり、聞いたりする機会が増えてきています。自分で話していると、相手に伝わっていないと思うときがたまにあります。
本書はまず、書き言葉と話し言葉の違いについて問題提起されています。
話し言葉の最大のポイントは、ひと繋がりで相手に伝わっていくということです。
ですので、いかに滞りなく相手の脳に情報を届けるかが重要なのですね。
そのような伝達のために有用な方法が提案されています。
その方法とは、矢印で図解してストーリーを組み立てるという方法です。
このシンプルな方法を使うことによって、誰でも簡単に「分かりやすい」話の流れを組み立てることができるようになると思います。
人とコミュニケーションを取る必要のある全ての方に、おススメできるイチオシ本です。
【読書の目的】
相手に伝わりやすい話をする。
【注目ポイント】
・思いついたコメントを差し挟むと、聞き手は逆に理解できなくなる。
・一組の主語と述語で完結する。これが間違いなく理解しやすい。
・既知情報から新規情報への流れを守る。
・指示語と接続語を取り入れる。
・はなしを要約する。
・言葉を映像化する。
【今日紹介した本】
■ 吉田 たかよし 「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 2005
【関連記事】
● 西村 克己 図解する思考法
収集した情報を分かりやすく図解でまとめ、それを話していくのが、分かりやすい話をするために必要ですね。
● 久恒 啓一 図で考えれば文章がうまくなる―「図解文章法」のすすめ
図解することで、伝えたい構成を立体的に考えることができます。
【今日の折り目】
35折/177ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
5
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【目次】
はじめに
1 矢印メモで分かりにくい話し方の原因を探れ!
2 「要は何を言いたいんだ!」と言われないための、話の展開術
3 ちょっとした工夫で格段に分かりやすく話せるテクニック
あとがき
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