2009年10月26日月曜日

ぼくは悩んだぶんだけ成長できた。


仕事に迷ったときに読むべき1冊。

こんにちはchampleです。

今日は、ふと自分の仕事について考え直す機会があって、読んでみた浜田直太さんの「ぼくは悩んだぶんだけ成長できた。」です。

この本は、仕事をするすべての人に読んで頂きたい1冊です。

 ・人はなんのために仕事をするのか。
 ・人生とはなんなのか。
 ・悩みとどう向き合えばいいのか。
 ・メンターはなぜ必要なのか。

といった人生や仕事において、浜田さんが得た価値ある教訓とそのエピソードを追体験することができます。


【ポイント】

・成功することではなく成功するまでの努力(挑戦)し続けること自体に人生の真の価値がある。

・一度お金を貰って仕事をしたら、プロ意識を持たなければなりません。それは依頼いただいた人がやる以上に効率的、効果的、経済的かつスピーディーに仕事をしなければならないのです。もし、真剣にしようとすると、必ず壁にぶつかります。しかし、無理したり背伸びしたりしなければ、いい仕事はできません。そうすることで、どんどん実力がつき、伸びていくのです。

・真実の人生とは何か。自分らしく、個性豊かに進む人生であろう。また、人生において最も尊いものは何か。自分の信ずる道を、誰が何と言おうと、胸を張って堂々と貫いていくことに尽きると言えよう。その上で、社会のため、人のために、少しでも貢献できる人生でありたい。

・悩むことはいいことです。真剣に悩むことは人間だからこそできることで、人間性向上に大いに役立ちます。悩んでいると謙虚になれますから。悩まないということは、問題が起きているにもかかわらず問題視していないことなので、真面目に生きていない証拠です。いい加減に毎日を過ごしていれば、悩む必要はありません。良くしたいと思うから悩むのです。

・自ら悩みながら、悩んでいる人の相談に乗りまくるのです。そうすると、相談に乗っている手前上、激励もしなければなりませんから、自分も頑張らざるを得ないのです。

・メンターを持つと、早くメンターのレベルまで達しようとするために、メンターからどんどん学び吸収します。そうすると、伸び方がメンターがいない時より比較にならないほど速いのです。また、身近に目標とする人がいるわけですから、具体的にどう努力したらいいのかがわかり、頑張りやすいのです。一方、メンターの方は、弟子がどんどん力をつけてきますから、自ら負けないくらい更に努力します。と同時に、弟子がいつか自分を越えてくれるよう、どんどん引き上げます。自分の持っているものを全て伝授しようとするのです。ですから、双方から物凄い力が働き、弟子は短期間で恐るべき成長を遂げるのです。


【読書の目的】


何のために仕事をするのかを考える。


【感想】

浜口さんは、生きることに疑問を持つくらい小さい頃から苦労されていたそうです。現在では世界的なコンサルタントとして活躍されています。

本当に色々なエピソードが描かれているのですが、中には涙が出るくらい、いい話もありました。トーベンさんとの出会いは、きっとかけがえのないものなのでしょうね。ぜひここだけでも読んでみて下さい。(p. 108です)

この本は、本当に読んで良かった。いつも手元に置いて、折に触れて読むことになると思います。

お仕事をされている方に特におすすめです。ぜひ読んでみて下さい。


【今日紹介した本】

■ ぼくは悩んだ分だけ成長できた。 浜口 直太  2009


【関連記事】

● 選ばれ続ける社員の法則


【読みたくなった本】

■ 仕事が速い人のすごい習慣&仕事術 浜口 直太 2009


【目次】

プロローグ 日本のフォレスト・ガンプを目指して
第1章 仕事について 楽しさは自ら作り出すもの
第2章 人生について 悩むから、人は成長できる
第3章 出会いについて 出会いによって人生は開ける
第4章 対話について 言葉の奥にある想いを伝える
第5章 能力について 「あきらめない」ことを心に刻む
第6章 成長について 激励し応援するということ
第7章 人間性について 欠点だらけでも誠実であればいい
エピローグ ローラースケーター時代の私
不可能を可能にしてきた私の軌跡


【バックリンク】


 

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