夢を図にしてみませんか?
今日ご紹介するのは、池田 千恵さんの『夢が現実化する「1枚図解」』です。
池田さんは『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』という本で有名になられた図解コンサルタントです。
今回の本では、夢を図解化するメリットと具体的な作図の方法が紹介されています。
小さい夢なら目的と方法を考えて、仲間を集めれば実現しやすくなります。また、壮大な夢でも小さい夢に分けて少しずつ実現させていけば、確実に夢の達成に近づいていきます。
自分の夢は大きいけど、なんとか実現したいと思ったら読んでみて下さい。
ポイント
では夢をかなえる図を書くための、3つの手順を説明します。これは本の中で「目的」・「過程」・「チームワーク」として紹介されている手順です。
① 何のために?
今の自分に不満がある場合は、その不満に基づいて「目的」を設定する方法があります。
それはWWHの木という、自己分析の方法です。このWWHとは・・・
Why?(どうして不満なのか)
What?(その不満は何があれば解決できるのか)
How?(具体的にはどうすればいいか)
ここでポイントになるのが、原因を自分の中に見いだすことです。そうすれば、自分の行動の改善点を考えやすくなりますよ。
② どういう手順で?
「目的」を見いだしたら、次はどう行動するかという「手順」を考えます。
やるべきこと(to do)がたくさん出てしまった場合、どれから手をつけるか混乱してしまいますよね。そこで4色to doマトリクスで整理して実行の順番を検討しましょう。
4色to doマトリクスとは、やるべきこと(to do)を緊急性と重要性のマトリクスと色に分ける方法です。
緊急度と重要度(成果に結びつきそうな事柄)を見える化して、実行していくとよいでしょう。池田さんは急ぎではないが重要な項目(種まき)が重要だと指摘しています。
この方法のコツは、目的に沿ったto doを集めて4つに分類することです。例えばライフto doとワークto doはいったん分けて考えたほうがいいです。
③ どうやって人を巻き込む?
「目的」「手順」がはっきりしたら、次は「チームワーク」です。
自分の目標の意義をまわりに納得してもらうために準備しておくとよい3つ質問を引用します。
・目標は明確か?
・準備はできているか?
・達成できたらどれだけの効果があるのか?
(p. 174)
自分の「実現したい目標」をわかりやすく伝えることは、もちろん必要です。本書に出てくるPREP法がオススメですよ。
おわりに
今回は図解のプロセスについて説明しました。具体的な図解の方法以外にも・・・
・図解するなら朝
・オススメの図解文具
・図解を埋めるプロセスと極意
など、図解を上手にするコツがたくさん載っています。
自分にあった図解のヒントを探してみてください。
それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
夢が現実化する「1枚図解」 (アスカビジネス) 池田 千恵 明日香出版社 2010-03-19 |
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