はじめに
「ダメなパターン”にハマっていませんか?」
・ついイラっとしてしまって不機嫌になってしまう
・相手と何を話して良いのか迷って、いつも会話が盛り上がらない
・やることが溜まっているのにやればやるほど失敗してしまう
ほんの些細なことだけど、それが引き金になってどんどん悪い方向に転がっていく。ダメなパターン。
仕事をしていてこんな場面に心当たりのある方は、吉山勇樹さんの『ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫』を読んでみてはいかがでしょうか。
ダメパターンにおちいるのを防ぐために心がけたいちょっとした工夫が、50個紹介されています。
本書を手に取ったらまず目次をチェックして、自分ができていない仕事の基本を見つけてから読むことをオススメします。仕事の基本は、坂木浩子さんの楽しい4コマと共に解説されているのでとっても読みやすいですよ。
では3つのヒントを説明しましょう。
ポイント
① 「イラっと」したら実況中継してみる
自分の思うように事が進まないときに、ついイラッとしてしまいますよね。そんな時は、すぐに自分の行動や感情を客観的な言葉にしてみましょう。
実際に口に出さなくても、頭でイラッとする状況を考えたり、紙に書き出したりすると落ち着きやすくなりますよ。
私はよく「そもそもイラッとしている時間がもったいないな」と考えるようにしています。
② 会う相手のために差し入れを準備してみる
もっと話さなければならないのに、いつも何を話して良いのか分からない。そんな場面では、相手が喜びそうな情報や物を用意してみましょう。
無理やり相手の好みに合わすのではなく、自分も楽しめる事を準備するのがコツです。お互いに楽しめる話題ならスムーズに会話が続きますよね。
③ 忙しくても予定を立ててみる
やることが沢山あるとついつい予定も立てずに仕事を始めてしまって、ミスを連発したりしてしまいます。そんな時こそ、1日にやることを整理してから取りかかりましょう。
自分で優先順位をつけたり、抜けやモレをチェックしたり、上司や同僚と相談したり。どんな仕事でも予定を立てると先の見通しが良くなりますよ。
また取りかかる前に目標設定をした方が、内的なモチベーションを上げることができるそうです。
自問自答することで、人は自分に克服できそうな目標を自分で設定します。そして、この目標を達成したいという気持ちが、実際に挑戦しつづけるモチベーションを起こさせる
(いい仕事をするためには、報酬や昇進ではなく「内的モチベーション」を上げよう|ライフハッカー)」
おわりに
「当たり前のことをバカにせず、ちゃんとやること」(P7)
一流の方になればなるほど、“基本を本気で大切にしているな”と感じるんです。(P152)
と吉山さんが書かれているとおり、些細なこと、当たり前のことでも、実は仕事の土台になっていることが多いですよね。スムーズに仕事をこなすために、簡単なことでもできていないなら、きちんとおさえておきたいですね。
本書は広報担当 岩田様よりご恵贈頂きました。いつもありがとうございます。
それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
【今日紹介した本】
ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫 吉山勇樹 |
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