2011年7月6日水曜日

「何を書こうか」と悩んだときに試してみる3つの方法

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文章は写経のように書くのがいい



はじめに

香山リカの『文章は写経のように書くのがいい』を読みました。

書きたいテーマを具体化する方法が参考になったのでまとめました。


1.人と話してみる

何も書くことが思いつかない。

そんな時は、近くの人とおしゃべりしてみましょう。このとき、なるべく相手にはよい「聴き手」になってもらうのが良いですね。

Yes/Noで答えられるような質問に答えたり、時系列におこった出来事を話しているうちに、自分がこだわっているポイントがあぶり出されることがありますよ。

人と話していると、自分一人で考えている時とは少し違った視点で物事を眺めることができます。相手からの意外なアドバイスが効いたってことも良くあります。

書けない時にふらっと話を聞いてくれる友だちっていいですよね。


2.何でもいいから自由に連想してみる

モヤモヤしてはいるんだけど、言いたいことがうまくまとまらない。

そんな時は、思いつきをどんどん文字にしていきましょう。「机が散らかっているなぁ」とか、「あれをしないといけないなぁ」とかでも十分。最初はバラバラです。

でもやがて、「そうそう、机の上にあったチラシ探していたんだよね、今から見に行こう!」とか、「しなきゃダメなことに必要なことがあったなぁ」というように、だんだん物事が絞り込まれてきます。

心理療法に用いられる方法なのだとか。



3.100の質問に答えてみる

一番簡単で、しかも一人でできるのがこの方法。

暇つぶし感覚で質問に答えて行きましょう。サラサラっと質問に答えていれば、中には自分が前のめりになれる質問があったりします。

100の質問はこんなかんじです。


Q.自分の長所と短所を述べよ!
 A.長所は気が長い、短所はやや意欲に欠けること

Q.座右の銘は?
 A.奢れるものは久しからず

Q.自分を動物にたとえると?
 A.牛かな
(pp. 40-5)



答えているうちに・・・

「あぁ、あの人は気が短いよな。この前も大変だったなぁ…」
「あれ、最近あの人元気ないよな…」
「牛といえば、焼き肉食べに行きたいなぁ」

と思いをはせることがあります。

その思いをとっかかりにして、膨らませると言いたいことが出てきやすいですよ。


まとめ

「なんでも自由に」というよりはむしろ、ある程度制限がある方が書きやすいんです。

それを強制的に作るのが、今日紹介した3つの方法。

 1.人と話してみる
 2.何でもいいから自由に連想してみる
 3.100の質問に答えてみる


みなさんの書きたいことのテーマ探しのヒントになれば嬉しいです。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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● 文章は写経のように書くのがいい 香山 リカ


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