2011年7月3日日曜日

文章は写経のように書くのがいい 香山 リカ

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文章は写経のように書くのがいい



概要

自分の気持ちを整理するために、日常を淡々と記録する方法を説いた文章論。

内容は、次の通り。

 ・文章を書く動機
 ・書くことの効用
 ・テーマの見つけ方
 ・写経のように書く方法
 ・対外的な文章の書き方


後生まで名を残す書き手、ベストセラーを連発する書き手になりたくて、文章を書こうとするわけではない。ちょっとしたことを書いて、これまで誰にも言えなかった内面を表現することで、気持ちを整理して自分を磨きたい。もしできたら、そこから新しい発見や明日につながる発想を得たい。もちろん、そこで自分の書いた文章に誰か他の人も共感してくれたり感動してくれたりすればもっとうれしいが、それは一般の人たちが文章を書くときの最大の目的ではないだろう。(p. 20)


自分の抱えているモヤモヤを淡々と文字にしていく。
自分目線で文章を書いていく。

これによって、自分を省みたり、心を落ち着かせたりすることができるようになる。

この本を読めば、肩の力を抜いて文章を書けるようになると思います。

ライフログを書かれている人にとっても参考になりますよ。


タグ

文章術 写経 精神安定 自己分析 ライフログ ブログ 日記 文章論 四行日記


目次

第1章 そもそも何のために書くのか

 自分メディアにとらわれすぎない
 プロの書き手になることはむずかしくない
 自分のために書く
 (他)

第2章 「何を書くのか」の見つけ方

 質問からドラマ顔負けの人生ストーリーを引き出す
 自由連想方式
 「100の質問」方式
 (他)

第3章 どう書けばいいのか1―一定のペースで書く

 手書きとパソコン、どちらが一定のスピードで書きやすいか?
 写経のように書く
 学術論文の手順
 (他)

第4章 いつ書くのか

 スキマ時間で書く
 締め切りがあるからこそ
 自分の平均的な執筆時間を知る
 (他)

第5章 どう書けばいいのか2―細切れにかく、ひな型を使う

 細切れに書く練習
 “能力の封じ込め状態”に要注意
 ビジネス文章はシンプルかつ定型的に
 (他)

第6章 文章は写経のように書くのがいい

 実例・「写経」のように書く方法
 ウソや作り事は書かない
 ツッコミを入れる
 (他)

第7章 文庫本の解説を書く!

 何を書けばいいのか、と思ったら
 なぜ文庫には解説が必要か
 文庫解説の定型的なひな型
 (他)

第8章 カルテ書きから学んだ「効果的な書き方」

 POS方式カルテとSOAP方式カルテ
 「4行日記」は有効か?
 事実を見つめ、現実を少しでも良い方向に導く
 (他)

第9章 小説家タイプ・評論家タイプの書き方

 作家はどうやって作家になるのか
 作家と趣味で書く人の決定的違い
 小説家タイプ・評論家タイプ
 (他)

文章は写経のように書くのがいい

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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