2011年10月18日火曜日

知的生産のための6つのコツ

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今日は、知的生産の技術研究会の『知の現場 』を読んでピックアップした『知的生産のための6つのコツ』をご紹介します。

① ながらアウトプットしてみる。
 奥野 宣之さんは英語学習のラジオを聞きながら執筆されているそうですよ。私は洋楽をかけています。

② ネット時代だからこそ、現場で情報を集める。
 IT教授の久保田 達也さんはネットで調べる代わりに、わざわざGoogleを訪れて生の情報に触れているとのこと。文字では伝えられない情報が、現場にはありますからね。

③ アウトプットありきで行動する。
 インプットではなく、アウトプットを前提にすべきだとよく言われますよね。久米 信行さんは「日々アウトプットすることで、頭の中のメモリを解放することができる」とおっしゃっています。

④ 異分野、他業種の人々と付き合う。
 自分のまわりだけのおつきあいだと、どうしても視野が狭くなります。外に出て、色々な人と付き合うと、楽しいですよね。久米 信行さんも次のように述べられています。


なるべく年齢、性別、職業などが異なる達人とつき合うことが重要です。(中略)異文化の人たちに、自らをさらけ出して本音で話すことが重要です。カオス空間に多い発想豊かな人たちと付き合っていると、いつしか自分もアイデアが出るようになります。
(p. 129)


⑤ 誤字脱字に気にせず、とにかく書く。
 思いつくまま、どんどん書いていきましょう。そして、外に向けて情報発信するときは、読んでくれる人を意識しましょう。


私の本は、読んだ人が楽しい気持ちになる、勇気づけられるということを考えて書いています。
(p. 157)


とは小山 龍介さんの言葉。また、山田 真哉さんは「誰が見ても傷つかない、不快に感じない、誤解されない表現を選んでいる。」そうです。

⑥ 物事の共通項に注目する。
 小飼 弾さんによると、「物事の共通項を見出すことは難しいので、人はあまりやらない。」だそうです。意外な物事の共通項を提示されると、新鮮な驚きがありますよね。

知の現場知の現場
知的生産の技術研究会


第1章 書斎派の人々

常に問題可決型思考で望む 多摩大学学長・日本総合研究所会長 寺島 実郎
1冊のノートさえあれば情報の整理ができる 作家 奥野 宣之
知とはイーグル・アイで考え、人と会って話を聞くこと 作家 北 康利
小論文指導こそ我が基本 多摩大学教授 樋口 裕一
現代ピラミッドの建設を提唱する 株式会社武者リサーチ代表取締役 武者 陵司
宇宙を構想して身の丈で生きる 都市プロデューサー 望月 照彦

第2章 フィールド派の人々

温泉で心と体を治し、「温泉学」の確立を目指す 札幌国際大学教授 松田 忠徳
鉄道と二宮尊徳が「知」の原点 作家 野村 正樹
実体験が「知の源泉」IT教授 久保田 達也
「知の現場」を創造する 多摩大学教授 久恒 啓一
領域を超え、大きな流れにつながる 久米繊維工業株式会社代表取締役 久米 信行
世界中に手作りおもちゃ教室を広げる 百三歳児・教育学者・しいのみ学園園長 昇地 三郎
「世界を書斎に」リベラルな国際活動を目指す 作家 小中 陽太郎

第3章 出会い派の人々

イノベーションを生み出すための仕事術 グリーンホールディングス株式会社代表取締役社長 小山 龍介
知識よりもアウトプット力 公認会計士 望月 実
Moso力で社会企業的プロジェクトを 日米商社米国代表駐在員 松山 真之助
「オンリーワン人生」を楽しむ 弁護士 舛井 一仁

第4章 場所を選ばない人々

自然体で、高いレベルのアウトプットを生み出す 公認会計士 山田 真哉
優れたデータベースシステムから優れた企画を生み出す マーケティング・プランナー 原尻 淳一
落語に知の究極を見る 公認会計士 田中 靖浩
暴れる「情」を「知」で抑える ブロガー・プログラマー・投資家 小飼 弾


それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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