2009年10月11日日曜日
図で考えるとすべてまとまる
絵が下手でも図を使って、考えをまとめられる1冊!
こんにちはchampleです。
今日は村井 瑞枝さんの『図で考えるとすべてまとまる』をご紹介します。
図解に関する本は、たくさん出ていますよね。これらの本では、○や□を使った図の描き方について説明されているのですが、読んでもいまいち日常的に使っていませんでした。
でも、村井さんの本を読むと、それぞれの図の描き方だけでなく、それらの使い方が理解できるようになり、すぐに実践できます。本書4章の「7つの必勝パターン」では、それぞれの図を組み合わせることで、問題解決に迫っていくというストーリーが描かれています。
問題の因数分解から実際の進行スケジュール決定まで手書きで解説されていて、非常に参考になります。
問題を抱えている方にはぜひ読んで解決して頂きたいです。
それでは見てみましょう。
【ポイント】
・図を使えるようになると、入ってきた情報を自分なりに整理し、表現する力がつきます。これまで、ただ情報として頭を通りすぎていたものを、自分の中で消化し、血肉にすることができるようになります。
・図を使って考えると、モヤモヤしていることをすっきりシンプルに、より効率的に考えることができるのです。
・「そうそう、そういうことなんですよ!」
・手書きだと、まだ考えている途中に見えるから、相手も意見が言いやすいんだ。
・実は、仕事で成果を出している人の多くは、無意識に考えを広げたり、まとめたりしている。
・メッセージは、そのページで伝えたいことを端的にまとめたもの。
【読書の目的】
絵が下手でも図を書いて考えをまとめる。
【マインドマップメモ】
メインブランチには、手書きの重要性と考えをまとめることについて描いています。
【感想】
話が噛み合ない2人がみるみるイライラしている状況ってたまにありませんか?
それを横で聞いていると、当事者の食い違いを第三者は客観的に理解できることが多いですよね。そんなときは、話し合っている二人の話の要点を図にしてあげると話がまとまります。
「そうそう、そういうことなんですよ!」
上のフレーズは、本文に出てきます。実際に図にしてあげると、当事者にとってたしかに分かりやすくなります。
ぜひ本文を読んで試してみて下さい。
図の描き方とその使い方をとても分かりやすくされているので、図解初心者の方でもすぐ活用できます。
おすすめの1冊です。
【今日紹介した本】
■ 図で考えるとすべてまとまる 村井 瑞枝 2009
【関連記事】
● 説明上手になれる「らくがき」の技術
さらさらっと書けるようになります。
● アイデアマップ
アイコンの描き方が参考になります。
● 図解する思考法
【参考サイト】
* 図で考えるとすべてまとまる
【参考書籍】
1.日経ビジネス Associe (アソシエ) 2009年 10/6号 2009
スケッチのコツや図解の方法が特集されていて、とても参考になります。
【目次】
はじめに
第1章 あなたは文字で考える人?数字で考える人?それとも・・・
第2章 図で考える人の5つのメリット
第3章 絵を描くのがヘタでも大丈夫です!
第4章 7つの必勝パターンを身につけよう!
第5章 実際に、図を使ってビジネスを考えてみる!
第6章 プロフェッショナルの資料の作り方
おわりに
【バックリンク】
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2 件のコメント:
著者の村井瑞枝です。
まさに「図が苦手」、「図をあまり書いたことのない」人に読んでいただければと思って書いた本です。ご紹介ありがとうございます!
村井瑞枝 さま
すぐに実践できる図解法ですよね。
たくさんの方に使ってもらいたいです。
コメントありがとうございました。
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