私は約2年前からA6ノートを使い続けて、27冊になりました。使ったページは1600ページ以上。ノートにはライフログや仕事のことなどが書かれています。使ったノートはモレスキンや文庫本ノートを愛用していました。
ところが最近、ノートをやめてA6の方眼罫のメモ帳を使いはじめています。なぜノートを使うのをやめたかというと、ノートに書くべき情報をもっと活用するためです。
それでは私のA6メモ帳の使い方のルールをご説明します。
①日付と時間をかならず入れる
これは思考の時系列が後から分かるようにするためです。これを書いておくと後から便利なことに気づきます。1日に何枚も記入する場合は時間を入れておくのがおすすめです。
②ページ数を記入する
メモ用紙間のひもづけ用に使っています。何ページにも同じテーマで書いてあるということが分かるようにするためです。
私はシャチハタのスタンプ印を使っています。すこしかさばりますが、ナンバリングスタンプはサクサク押せるので便利です。
③タイトルをつける
テキスト化したり、スキャンしたりして電子データを作ったときに、ファイル名に設定するためです。具体的なタイトルにしておくと、あとでメモをめくって探すときにとても便利です。
本文を書くときは、昨日『メモ帳に残したキーワードに考えこんでしまう人への処方箋』に書いたとおりきちんとした文章で書きます。マインドマップやイラストを描くこともあります。
タイトルは先に決めて内容を書くか、先に浮かんだことを書いた後で、「要するにこういうことだ」とタイトルを決めています。1項目につき、1ページ使います。
以上が私の3つのルールです。
こちらが実際に使っている1ページです。
このA6メモにライフログ・研究メモ・読書ノート・TV視聴メモなど、どんどん書き込んでいます。
ノートからメモに切り替えたきっかけは、梅棹忠夫先生が考案されたカードです。私は枚数が多くなるのでメモ帳にしました。
『知的生産の技術』から、「カードとそのつかいかた」の章から引用します。カードに書く理由がよく分かりますよ。
新書判より少し小さいハードカバーの手帳にかいた内容を分類・整理するためにも、ページの追加や順序の変更ができたらいいのにと思った。(P36●)
フィールドワークで書き留めた野帳を項目別にカードに写した。その後は、直接カードにメモするようなった。(P41●)
ノートに書かれた知識は、しばしば死蔵の状態におちいりやすいので、カードにしよう(P58)
カードは、蓄積の装置というよりはむしろ、創造の装置なのだ。(P58)
●は私の要約です。
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明日はカードではなくA6メモを使う理由についてお話します。
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