山といえば川: A6メモをデジタル化してどんどん活用しよう！

今週はA6メモをノート代わりに使うコツを連載でご紹介しています。５日目の今日は私のA6メモのデジタル化をご紹介します。

まず、A6メモをデジタル化する目的を説明します。
手書きのメモをデジタル化するのには３つの理由があります。

理由①
メモの内容をバックアップするため

A6メモ帳には、ふっと湧いたおもいつき、本やテレビなどからの学び、やりたいことリストなどを記しています。どのページも自分の脳内フィルターを通してアウトプットされたもので、メモのほとんどがオリジナリティの高い内容です。

自分の記憶力には限りがありますので、メモをなくしたら当然二度と復元できなくなります。ということで、私は自分の書いた内容をデジタルでバックアップするようにしました。

理由②
携帯（同期）して常に確認するため

『情報を書き込む１枚のA6メモ用紙の３つのルール』でご紹介したように私はメモにページ数をスタンプしているので、自分でメモした内容は記憶を頼りにページをめくってある程度さかのぼれます。

でもだいたい３日くらい経つと、それ以前のメモの内容の記憶があやふやになってきて、「どっかにメモったような・・・」となってしまいます。

そこで、自分の書いたメモを切り離した後でも時系列に確認できるようにデジタルで管理するようにしました。

理由③
メモをまとめたり検索するため

自分のメモをページ順に読み返してみると、「今日のスケジュール」「やることリスト」「読書メモ」「仕事の計画」「ブログの記事のアイデア」というかんじでバラバラに記録されていきます。

切り離したA6シート（紙片）のうち、一定のテーマに関連するシートクリアファイルに入れてストックしていると『これであなたのメモはなくならない！』でご説明しました。私のA6メモのシートは時系列に飛び飛びに並んでいるか、テーマ毎にクリアファイルの各ページにまとまっています。

時系列とテーマ別のシートをそれぞれ片っ端からめくれば、自分の探したいページのメモを見つけることはできます。しかし、探すのに時間がかかるうえに、せっかくテーマ毎にまとめたシートを机に広げるのは結構てまどります。

というわけで、メモ自体をめくって探さなくてもメモを検索したり、まとめたりできるように工夫することにしました。

つぎに、デジタル化する２つの方法を説明します。

① メモのイメージファイルを作る

スキャンスナップとカメラでデジタル画像にしてストックしています。

スキャンスナップは複数ページを一挙にPDF化するときに、ケータイのカメラは書いたメモをその場でデジタル化するときに使っています。

イメージファイルは『ドロップボックス』に入れてMACとiPodに同期していつでも過去の全てのメモを参照できるようにしています。メモの枚数が増えて画像ファイル化しておけば、かさばらないし、重たくないですね。

② タイトル・タグブログを作る

『A6メモを使う3つのメリット』で少しお話ししたように、A6メモのタイトルとタグだけをブログの記事としてクラウド化しています。メモを書けば書くほど、内容だけでなく、「タイトル」と「タグ」の重要性が増してきます。

メモを書いた日時順に１枚１枚のメモのタイトルとタグが並んでいるので、「ページ」「タイトルキーワード」「タグ」「日付」ならすぐに検索できます。自分でつけたタグが見えるので分かりやすくなるのがメリットです。

一日のメモの内容を振り返って頭が整理できますし、タグで過去の全てのメモがつながってメモが整理できるので、入力は少し手間がかかりますが得られる効果はとっても大きい作業です。

手書き文字も認識してくれるので、イメージファイルを作ったら『Evernote』を活用する手もありますね。

さいごに、デジタル化したメモの活用例をおみせします。

スキャンした画像をiPodで表示させています。