こんにちはchampleです。
今日ご紹介するのは、平野敦士カールさんの『アライアンス・ランチの教科書』です。本書は徳間書店 高嶋様よりご恵贈頂きました。ありがとうございます。
『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』や『がんばらないで成果を出す37の法則』でアライアンスの必要性に気づかれた方はたくさんいらっしゃると思います。では、その“アライアンス”のきっかけをどう作っていくか・・・・・・。それがこの本に書かれているアライアンス・ランチなのです。
本書はアライアンス・ランチ初心者のために書かれた本で、これを読めば、「どんな人を誘えばいいのか」「どんな振る舞いをすべきなのか」がよく分かります。人見知りの方にぜひオススメ!
人付き合いの苦手な人が初めて行くアライアンス・ランチの3つのポイントをご紹介しましょう。
1.なぜランチなのか?
大切なことは、他者の方や他部署の方と時間がある限りランチを繰り返してみることです。何度もやっているうちに、人付き合いが苦手な人であっても余裕ができて、いろいろな発見が生まれます。
(p. 41)
人付き合いがたとえ得意でなくても、何度もランチをしていれば「人と会う」ことに慣れてきますし、自分と価値観が合う方や趣味が同じ方と出会う可能性が上がります。
私自身も共同研究や勉強会を通じて、他部署の方ととても親密になれた経験があります。これからもどんどん外に出ていろいろな方とお話ししたいと思います。身のまわりだけでなく、外にも案外価値観の合う人がいるものですよ。
夜はダメでもランチならOKという方は結構多いですよ。
2.どんな人とランチに行くのか?
「損得勘定は考えず、心の赴くままにどんどん会ってみる」
(p. 41)
「波長とは、能力よりも優先されるもの」だと私は思います。
(p. 44)
「半径3メートル」の仲間を誘ってみることから、始めてみてはどうでしょうか。
(p. 46)
カールさんの“波長”というキーワードが印象的です。
人脈というと、つい肩書きを意識してしまいがちです。人脈というよりもむしろ、「人とのつながり」という言葉をカールさんは使われています。
たとえ目の前の方がセレブやエグゼクティブでなくても、普通に会話を楽しめる。ただそれだけで「人とのつながり」は成り立つはずです。
「人は好きな相手と仕事をする」と言われます。後に一緒に仕事をすることになったとしても波長が合っていればきっと良い仕事ができるでしょうね。
3.ランチの場でどう振る舞うべきか?
・相手を待っている時間にオススメメニューを聞いておく
・もし自分が遅れるときは店から相手に伝えてもらう
・話のネタは相手の近況から(著書,ブログ,ツイッターなど)
といったランチ当日の振る舞い方についても丁寧に解説されています。
これをチェックしておけば話題に困ることはないでしょう。
以上、今日のポイント3点でした。
いろいろな方と気軽にランチをしてどんどん人との繋がりを広げていきたいですね。
それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
【今日紹介した本】
■ 平野敦士カール 『すごい人脈は昼1時間で作られる アライアンス・ランチの教科書』
【関連記事】
▼ カールさんの本を紹介した記事です。
■ 1の力を10倍にする アライアンス仕事術
■ がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー
▼ カールさんがスペシャルゲストで講演されたときの記事です。
■ 『聞くが価値』vol.02に参加してきました!
【目次】
はじめに
大きな夢を実現させるのは、「人とのつながり」
「アライアンス」とは「助けてもらえる存在になること」
行動するための読書でなければ意味がない
他者をごぼう抜きさせた「アライアンス・ランチ」の威力
自分に魅力がなくとも、優れた人とランチができる!
第1章 「アライアンス・ランチ」は、なぜ必要か
人見知りでも簡単にできる「アライアンス・ランチ」
「プライベートを浸食しない」のが、エグゼクティブの掟
「リアル情報」は金のわらじを履いてでも探せ
世界中のエグゼクティブとの「交流」で未来を当てる大前研一先生
リアルな会話で起こる「化学反応」に価値がある
第2章 「アライアンス・ランチ」は、どんな人とするべきか
能力よりも、「波長」を重視する
まずは「半径3メートル」にいる仲間たちを誘う
できる上司を誘って、「研修ランチ」を受けよう
ランチは部下の「得意」を見極める絶好のチャンス
「会社の看板」を借りれば社外の大物ともアポがとれる
「足りないものを補ってくれる人」も簡単に誘える
「相手のメリット」を考えることが成功者の条件
不況だからこそ「高級店」のランチが狙い目
誘う前に、相手の「時給」を考えてみよう
「時は金なり」がエグゼクティブのモットー
人見知りなら「ビジネス仲人」がおすすめ
「ギブ・ギブ・ギブの精神」が、いずれ実を結ぶ
異業種交流会では「3行自己紹介」で、輝く
第3章 「ぜひ会いたい」と思われる「アライアンス・ランチ」の誘い方
多忙な人は「1ヶ月前に誘う」のが理想
“正味一時間”がその後の人生を決める
「会いたい理由」が書いてある「お誘いメール」は効果的
「署名欄」で情報を発信しておくと断られない
ブログがきっかけで大学教授に
第4章 欠点をカバーしてくれる「アライアンス・ランチの名店」の選び方
「誘ったほうがごちそうする」のが基本ルール
「誘ったほうが、店を選ぶ」のも基本スタンス
「中間地点」にあるお店を選ぶケースもある
食べ物の好みは「事前に確認」する
ジャンルに迷ったら「和食」が無難
メニューは予約の際に決めると早い
多くの話題を提供してくれる「高級店」
予約の際には「商談です」と言っておくこと
店が決まったら、「すぐに」相手にメールする
第5章 いざ当日!「アライアンス・ランチ」の作法
誘っても誘われても、待つほうは「下座」
メニュー選びは、「誘ったほうが」主導
話が10倍弾む「ビジネス手土産」
事前に店に行っておくと、「自信」が持てる
「ビジネス仲人」の場合は、事前情報が大事
はじめの20分間は、「聞き役」に徹すると信頼される
「話をよく聞く」とは相手の感情を汲み取る作業
相づちは最高の「潤滑油」
相談には「リアル・ストーリー」で答える
相手に「おっ、賢い」と思われる話し方のコツ
「重なりがなく、漏れもない」よう論点を整理するといい
頭のいい人は「結論+3つの理由づけ」で話す
ランチ前の詰め込み学習は「図書館」がおすすめ
優秀な人は「断りメール」も上手
エグゼクティブが選んだ「ビジネスに使える名店60」
■ 平野敦士カール 『すごい人脈は昼1時間で作られる アライアンス・ランチの教科書』
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