せっかく書いた手帳をたまに見返してみませんか?
こんにちはchampleです。
前回の『いつもスペースが余る人が手帳にどんどん書き込めるようになる3つのポイント』では、手帳に書き込むポイントをご紹介しました。今日は『「2度書き」手帳術』連載3回目として『書きっぱなしの人が手帳を何度も見返すようになる3つのポイント』を、さとうめぐみさんの『マンスリー&ウィークリーで幸運を呼び込む「2度書き」手帳術』に載っているコツを交えて説明します。
ではポイントを見てみましょう。
1.手帳は1日8回見ましょう
せっかく書いた手帳は折に触れて見返しましょう。朝起きたときや寝る前だけでもいいのでぱらぱらっと眺める程度でも、「そうそう今日はこれをする日だな」とか、「あ~今日はこんなことがあった」など自分の行動について考える時間が持てるようになります。時には「次はこうしよう」といった対応策が思い浮かんだりすることもあります。そして良い考えが浮かんだら、『いつもスペースが余る人が手帳にどんどん書き込めるようになる3つのポイント』で書いたとおり、浮かんだ対応策を書き留めておくのも忘れずに。
『「2度書き」手帳術』で紹介されている手帳の見返すタイミングは8つ。
① 起床~外出までの間
② 通勤時
③ 仕事の始業前
④ ランチタイム
⑤ 仕事中
⑥ 終業後
⑦ 就寝前
⑧ エブリタイム(p. 72-3)
ちなみに私は手帳を持ち歩き忘れないように、メモ帳とセットにして持ち歩いています。
2.先送りしたことはマーキングしておきましょう
その日に予定したことが、すべて消化できないこともあります。そんな予定項目はそのままにしておかないで、「繰り越しマーク」と「次に実行する日」を書き加えておきます。そうすれば、後から見直したときに何度も延期している項目が目立つようになります。何度も延期している予定にはなんらかの理由があるはずです。そこで対策を練って実行に進めていけばいいですね。
『「2度書き」手帳術』では実行できない理由は「無理なスケジューリング」と「苦手意識」にあるとして、7つの対策が紹介されています。例えば・・・
「5分だけ」ルールを試してみよう
大きいもの(こと)から着手しよう(p. 95)
「繰り越しマーク」と「次に実行する日」は丸い点線で囲まれた矢印マークと日付です。
これで手帳を見直すたびに、先送りが見えるのでやり残しが防げるようになりますね。
3.毎月・毎週・毎日、振り返りましょう
『『いつもスペースが余る人が手帳にどんどん書き込めるようになる3つのポイント』』で紹介した通り、今月のテーマや1週間で「やること・やりたいこと」を記入しておけば、月末や週末に実行できたかどうか確認できます。
できたことにはチェックボックスに印をして、できなかったことはどうやったらできるかを考えて次の予定に組み込みます。また、1日の生活リズムや起こった出来事を記録しておけば、1日の終わりに手帳を見返したときに記憶の整理ができます。手帳を見返した後は、「ふりかえり」として自分の感じたことを手帳に書き込んでおきます。「ふりかえり」は『「2度書き」手帳術』では「プチ内観」として紹介されています。
私が1日の「ふりかえり」で書いている内容は、小林 惠智さんの『1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記』の形式を使っています。
4行日記とは「事実・気づき・教訓・宣言」を1行ずつ書く日記の様式です。いきなり4行書けなければ、「事実」や「事実と気づき」だけでも十分です。きっと後から見返したときに役に立ちますよ。詳細は『一日5分奇跡を起こす4行日記』で説明しています。
「ふりかえり」をすると、いろいろな良い考えが浮かびます。そんなアイデアもどんどん手帳に記入しています。
以上3つのポイントでした。
最後に、私の見返したくなる手帳づくりのコツを紹介します。『私の手帳を彩る3つの文具』で紹介した通り、私は『紙用マッキー』で記録しています。出かけたときの思い出や、お気に入りの写真も手帳に貼り付けています。こうしておくと、ぱらぱらとページを開くだけでも楽しくなり、手帳にさらに愛着が湧きますよ。手帳の見返しを習慣づけるのが難しかったら、スクラップブック感覚で手帳を作っていくのも一つの手ですね。
手帳に書き込めるようになったら、どんどん見返しながら「ふりかえり」をして2度書き、3度書きしてみて下さい。
それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
<手帳本連載記事>
第1回 10/11/06
『私の手帳を彩る3つの文具』
第2回 10/11/09
『いつもスペースが余る人が手帳にどんどん書き込めるようになる3つのポイント』
第3回 10/11/12
『書きっぱなしの人が手帳を何度も見返すようになる3つのポイント』
【今日紹介した本】
■ さとうめぐみ 『マンスリー&ウィークリーで幸運を呼び込む「2度書き」手帳術』
【目次】
はじめに
逆引き手帳辞典
1週目 書き方の基本をおさえよう
0 手帳を開く、その前に
1 5色ペンで色分けしてみよう
2 「今月のテーマ」を決めよう
3 可能形、進行形、完了形など肯定表現で書き込もう
4 「やりたいこと」と「やること」を振り分けてみよう
5 「人との約束事」と「自分との約束事」を書き分けよう
6 日常・定例の予定も記入しよう
7 1週間をふりかえってみよう
1週目のまとめと補足
2週目 手帳でライフスタイルを「整理整頓」してみよう
8 期限のない予定も記入しよう
9 予定が変更になったら「見え消し」で対策を考えよう
10 予定は「2度書き」することで確実に実行!
11 マンスリーページ1日分のマス目の使い方
12 仕事のピークを「見える化」しよう
13 「完全休息日」を設けよう
14 手帳を整理整頓しよう
2週目のまとめと補足
3週目 「2度書き」手帳で、もっと毎日を充実させよう
15 手帳の「2度書き」で毎日をコントロールしよう
16 今週「やりたいこと」と「やること」を振り分けよう
17 1日の物語を作成しよう
18 締め切りの前に「MY締め切り」を設けよう
19 「豊かさのギフト」と「ハッピーギフト」を探そう
20 「□一日一緑」を設定しよう
21 1日8回手帳を見よう
3週目のまとめと補足
4週目 思い通りの未来を作る手帳セラピーメソッド
22 思い通りの明日をつくる!「1週間未来宣言」をしよう
23 「夢への行動」の日を設定しよう
24 1日の自分をふりかえる「プチ内観」を記入してみよう
25 「シンクロ」と「直感」を意識してみよう
26 予定の「繰り返し」を減らそう
27 悪習慣を断ち切る「やらないことリスト」をつくろう
28 書けば引き寄せられる!「ほしいものリスト」をつくろう
29 将来の夢や希望を叶える「ワクワクリスト」をつくろう
30 1日の終わらせかた・寝る前の手帳タイムの取りかた
31 1ヵ月間をふりかえる月末手帳タイムの過ごし方
1ヵ月のまとめと補足
おわりに
■ さとうめぐみ 『マンスリー&ウィークリーで幸運を呼び込む「2度書き」手帳術』
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