先日紹介した午堂 登紀雄さんのMook『ノート思考術』に掲載されていたお一人の下関マグロさんの本を読んでみました。
なぜ、この本なのか?
それは、下関マグロさんがインパクト大きすぎだったから。(笑)
一度聞くと忘れられないネーミングセンスが素晴らしいですね。
【感想】
文庫本です。内容は見開きで完結しているので気になるページだけ読むことができます。手っ取り早く読みたい方にオススメです。
下関マグロさんのメモ術のアイデアはとても豊富で、数えてみると71個も掲載されていました。
「メモは気楽にとろうよ♪」という雰囲気もとってもいいですね。
今回の読書で得た一番の気づきは、
・書き留めたメモを見ながら話すことで“信頼”が生まれる。
でした。
では詳しくご説明しましょう。
【読書の目的】
下関マグロさんのメモ術を学び、自分のメモ法を磨く。
【マインドマップメモと注目ポイント】
本書は5つのパートで構成されています。
「情報収集」「発想」「仕事」「人脈」「健康」
それぞれに気になるポイントがあったので、マインドマップが緑の枝で伸びています。
「情報収集」のパートでは、まず、『刑事コロンボ』が紹介されています。
「え〜っと。なんだったけかな〜。・・・あっそうそう。それともう一つ。」というピーター・フォークのセリフが印象的ですね。ここでポイントになるのが、メモを見ながら相手に質問するということです。これによって、相手は自分の話をしっかり聞いてくれているという信頼感を抱くのだそうです。
さらに、下関マグロさんのメモグッズも紹介されていました。
マグロさんのセット(左)と自分のセット(右)
下関マグロさんはA5ノートとA6手帳とA4を折り畳んだメモ帳を使っているそうです。自分は、A6メモ(文庫本用カバーをしている)とA4リングノートとほぼ日手帳です。下関マグロさんも書かれていますが、日付の入ったメモは便利ですね。時系列の記憶は結構残りますから。
「発想」のパートでは「後から見て楽しいメモにする」というのが印象的でした。自分もマインドマップメモを取るようになってからノートを見返す頻度も上がりました。
「人脈」のパートでは。メモの意外な落とし穴について紹介されています。
メモを取る行為は一般的に良いことだという認識の方が強いと思いますが、コミュニケーションにおいては逆効果にもなることがあるということです。メモ取りに必死になり過ぎると、話の内容に集中できなくなりますよね。ここが問題なのです。(マインドマップにはメモが壁にぶつかっています。)
【おまけ】
手帳を使って予定を管理していると、月別のページと毎日のページを行ったり来たりするのが結構不便です。そこで私は、月間スケジュールは別紙に印刷して使っています。
1ヶ月分をExcelで自作して、A4に4ヶ月分印刷して折り畳んでほぼ日手帳に挟んでいます。ほぼ日手帳はA6サイズなので、A4を2回折ればピッタリ収まります。
罫線はほぼ日にあわせて格子状にデザインしています。
これで、1週間先から数ヶ月先までほぼ日手帳と照らし合わせながらスケジュールを確認することができるようになりました。
みなさんも、ぜひご自分に合った方法でスケジュールを管理してみてください。オススメ情報があれば教えてくださいね。
【今日紹介した本】
■ メモ人間の成功術―たった10秒で人と差がつく 下関 マグロ 2008
【関連記事】
● ノート思考術
● A6ノートで思考を地図化しなさい
● 仕事で差がつくメモ術・ノート術
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● 脳を「見える化」する思考ノート
午堂 登紀雄さんの本も紹介しています。
【参考サイト】
* 下関マグロの日記
下関マグロさんのブログです。
【今日の折り目】
11折/115ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【やまかわポイント】
64 pt
【目次】
はじめに 漱石に学ぶ!? IT時代にお気楽メモ術
Chapter 1 メモ人間は情報収集がうまい
Chapter 2 メモ人間は発想が豊かだ!
Chapter 3 メモ人間はとにかく仕事が速い
Chapter 4 メモ人間は人脈が広い
Chapter 5 メモ人間は心身ともに健康だ
おわりに
【読書カウンター】
★★★★★ ★
今月は、6冊目!
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