山といえば川: 幸せに働くための３つの心構え

2010年12月6日月曜日

幸せに働くための３つの心構え

今の仕事に満足して働いていますか？

こんにちはchampleです。

今日ご紹介するのは、横山信治さんの『仕事に幸せを感じる働き方』です。本書はあさ出版吉田伸様よりご恵贈頂きました。いつもありがとうございます。

仕事をしていると、だんだん自分の環境や仕事の内容に嫌気がさして、やめたくなったり、あるいは転職を考えたりすることがあります。

でも一度、仕事への不満についてよく考えてみてください。

その不満は自分でどうにかできることでしょうか。
あるいは、自分にはどうにもできないことでしょうか。

自分にどうかできることならば、少し努力できるでしょう。
自分にはどうにもできないのならば、不平不満を言ったところで何も変わらないでしょう。

著者の経験によると、転職を希望する3000人のうち、99.7%は年収が下がったりい、好きな仕事ができないそうです。逆に考えると、元の職場で努力すべき課題が残されていたということですね。

転職を考えられている方は、本書を読んでみて下さい。
今の職場でもできることがきっと見つかります。

私が注目した３つの心構えについて説明します。

① 今の環境で夢や目標にチャレンジする

転職してステップアップしたい。
私もたまに考えることがあります。

でも横山さんはこう言い切ります。

「環境が変われば成功する」ことは絶対にない
（p. 39）

そのステップアップのために、今の職場で自分ができることがあるのではないか。
と考えてみて下さい。

今、明確な夢や目標を持っていてもチャレンジしていないのならば、転職しても何も変わりません。
（p. 39）

② どんな上司であれ自分が折れる

上司との仲を悪くするのは、百害あって一利なし
（p. 69）

この教訓が本当に大事です。
上司に不満があると、ついつい周囲に愚痴ってしまいがちです。

でもたいていのことは、冷静になれば対応できます。
p72で説明されているコンプライアンス違反のエピソードを読めば、自分がもし同じようなことをすればどうなるか、よく分かります。

どんな上司であれ、自分にはわからない点が誰かに高く評価されているからこそ、上司となっているのです。

あなたがどう思うと、上司は何かよいところがあるから上司になっています。
（p. 131）

③ 大きな夢を持って仕事に取り組む

レンガ積みの話が出てきます。
自分はなんのために目の前の仕事をしているのか。

ただお金のためにレンガを積むのか、世のため人のためにレンガを積むのか。

心の持ち方が日々の生活の質を少しずつ変え、数年後の人生を大きく変えます。

横山さんによると、
成功者はみな、仕事に対して夢を持ち、仕事が好きになれた方々なのだそうです。

以上、幸せに働くための３つの心構えをまとめます。

　① 今の環境で夢や目標にチャレンジする
　② どんな上司であれ自分が折れる
　③ 大きな夢を持って仕事に取り組む

最後に、ぜひ読んで頂きたいのが、「For You」の精神です。
考えてみれば、私が尊敬する方々はみな「For You」の精神を持たれています。