2010年12月20日月曜日

タテとヨコの質問で上手に問題を解決するための3つのポイント










目の前の問題、解決できていますか?

こんにちはchampleです。

今日ご紹介するのは、諏訪 良武さんの『たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法—「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す』です。本書はダイヤモンド社 久我 茂 様よりご恵贈頂きました。ありがとうございます。


本書は、タテとヨコに問題を掘り下げるというシンプルな問題解決の方法を説いた一冊です。

諏訪 良武さんはワクコンサルティング(株)常務執行役員エグゼクティブコンサルタントをされていて、多摩大学大学院客員教授も務められています。

問題解決というと、企業がコンサルタントにお願いするような大きな案件と考えがちです。でも、私たちの身のまわりにも些細な問題って、たくさんありませんか?

本の中にも「早起きが出来ない」といった個人的な問題から「部下の仕事が見えない」といった仕事上の問題まで、いろいろと例題として出てきます。ある程度の問題なら、自分で的確に分析してスムーズに解決したいですよね。

タテとヨコの質問で考えるシンプルな問題解決メソッド。とっても使える方法ですよ。



たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出すたった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す
諏訪 良武

by G-Tools




ではポイントを説明しましょう。



① 問題の原因を見つけたら、必ず「それですべて解決できるのか?」と考える

これが本書の鍵となる問いかけです。

解決すべき問題の原因を挙げたら、それを深く追求するだけでなく、「その原因を取り除けば、問題が解決できるのか」と必ず自問しましょう。こうすることによって、問題の全体像を把握しながら原因の深掘りが出来ます。


② 事実に基づいて考える

現場を知らない人、自社のことしか知らない人たちによる議論は、客観性に欠けることが多く、議論のための議論になりがちで、しばしば間違った結論に結びつきます。(p122)


この点はチームで問題解決にあたるときに覚えておきたいですね。


③ 重要度・緊急度ではなく効果がありそうで実現可能なものから着手する

重要だと選んだ項目は「タテマエ」になりがちです。また、緊急項目ばかりをこなしても肝心な原因が残ることもあります。問題全体を解決できるような効果の高い項目と実現可能な項目から取り組みましょう。


以上がポイントです。





繰り返しますが、この本の最大のポイントは「ヨコの質問」です。
全体像を把握しながら問題に取り組むことが大切ですね。

また、先日紹介した山崎 拓巳さんの『1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書』と組み合わせて実践されると効果大です。

それではまた
今日もお読みいただき、ありがとうございました。



【今日紹介した本】


たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出すたった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す
諏訪 良武

by G-Tools




このエントリーをはてなブックマークに追加
【バックリンク】

◦ 



【ツイッター】


▼champleのつぶやきをみる

chample_ytkをフォローしましょう

今読んでる本や、参加しているセミナーについてリアルタイムでつぶやいています。






レビュープラス




0 件のコメント:

Related Posts with Thumbnails