2011年4月20日水曜日

グローバル時代を生き抜くための勉強法


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日本人が日本で働けなくなる日が来るかもしれません。

あらすじ

これまで日本は雇用鎖国状態だった。しかし、最近この状況が変わりつつある。多数の企業が積極的に外国人を雇用し始めたのだ。なぜこんなことが起こっているのか。それは、日本人と外国人の能力差が顕著に表れてきたからだ。「中国人の方が日本語を良く理解する」とは、企業採用者の衝撃的なコメントだ。

「超」シリーズの野口悠紀雄氏の最新の勉強本。今後激化するグローバル化の波にのまれないために、何をどのように勉強すべきかが分かる1冊だ。この本を読んだら、きっと勉強せずにいられなくなる。


ポイント

とくに印象的だったのが、「作家がアシスタントに資料集めを頼むべきか」という例題を使ったモデル思考の解説だ。「自分でやった方が早い!」と何でもやってしまうと、実は生産性が悪い。この例題を通して、問題を解くには本質に迫るための思考法「問題解決力」を使うことが重要であり、そのためには「数学力」を鍛える必要性に気づかされる。

これから本気で勉強する人にお勧めする1冊です。

問題をどう見つけ、どう解決するかというプロセスの大切さを、本書でぜひ汲み取ってください。


目次

第1章 就職大競争時代が始まった
第2章 かつては勉強は学歴取得の手段だった
第3章 シグナルから武器へ
第4章 英語と数学は、どんな仕事にも必要
第5章 求められるのは、ソルーション
第6章 勉強は楽しく、面白い
第7章 勉強社会が未来を開く
実力大競争時代の「超」勉強法
実力大競争時代の「超」勉強法野口悠紀雄

幻冬舎 2011-04-07


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