その努力のしかた、間違ってませんか?
こんにちはchampleです。
今日ご紹介するのは、紳竜の研究での島田紳助さんの講義を活字にした『自己プロデュース力』です。この講義は、2007年にNSC(吉本総合芸能学院)で1回限り行なわれたのだそうです。
この本を読むと、島田紳助さんの人生を追体験しながら、漫才だけでなく多彩な分野で活躍するために必要な努力と、芸能活動を越えて経営者としての心構えを学ぶことができます。
同じことをやっていても絶対勝てない。
負ける戦はしない。
たまたまの成功を疑う。
といった、“お笑い”の世界の方々に向けられた島田紳助さんの言葉は、異業種である自分の心にも響きました。
島田紳助さんの“お笑い”の哲学
さっそく見ていきましょう。
【ポイント】
・僕がまずしたのは「教科書」を作ることでした。(p. 11)
・売れ続けるには、常に「X」と「Y」がぶつかっていなければいけない。(p. 33)
・心で記憶したことは一生忘れません。(p. 82)
・5の筋力を持っている奴は時間がかかっても絶対成功する(p. 104)
・「いや、たまたまやで。たまたまツイててん」と思う自分が戦っているんです。(p. 109)
・だいたい、NSCの人間が、NSCの仲間と一緒にいたって、そこからはあまり何も生まれないんです。(p. 122)
【読書の目的】
自分の能力を伸ばすためにすべきことを知る。
【マインドマップメモ】
努力によって能力を伸ばすことと、人と関わることがメインブランチです。
【感想】
この本を読んで得られる2つの方程式
結果=才能×努力
成功=X+Y
きっと島田紳助さんは、弛まぬ努力と工夫の末にこの方程式に辿り着いているはずです。島田紳助さんの経験を通して、成功するための努力の仕方、自分の能力の見つけ方を学ぶことができました。
私は方程式だけでなく、その式が導かれた過程に着目すべきだと思います。
その人が正しく努力したからこそ、結晶化(法則化)したものだと考えるからです。過程が重要ということです。
同じ考え方が、以前ご紹介した、大石 哲之さんの『ロジカルシンキング・リーディング』にも書かれています。
本を読むときには、「雲雨」の部分、つまりデータと著者の解釈の部分を中心に理解するようにしています。”大石 哲之 ロジカルシンキング・リーディング(p.133)
本には、著者の方が見いだした法則が多くあります。その法則は個人の具体的な経験を抽象化することで一般化し多くの人に受け入れやすくしたものです。その一方で、法則の背景となった具体的な経験に著者の解釈や判断が含まれています。その部分もとらえ、自分で考えながら読み進めていくとより多くの気づきがあります。
自分とは異なる業種“お笑い”の世界で活躍されている島田紳助さんの『自己プロデュース力』とても良い本でした。きっと当時も熱気のある講義だったことでしょう。
島田紳助さんが本を読まないというのも驚きです。あれほどに詳しい知識は、きっとたくさんの人と話すことで得られているのでしょう。本から学ぶのではなく、人の話を聞いて学ぶということも重要な気づきでした。
話と言えば、明日東京で『一点突破の人生プロデュース力』というセミナーが開催されます。
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の池田 千恵さん
『大事なことはすべて記録しなさい』の鹿田 尚樹さん
『結果を出す人はノートに何を書いているのか』の美崎 栄一郎さん
『ワークライフアンバランスの仕事力』の田島 弓子さんがいらっしゃいます。
Twitterで質問を受け付けるという仕組みで行なわれるそうで、講演中もTwitter中継になるそうです。ハッシュタグは、#3210です。
参加する方もされない方も質問できますので、この機会に是非つぶやき質問してみてくださいね!
今日もお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた。
【今日紹介した本】
■ 自己プロデュース力 島田紳助 2009
【本書を読んだchampleのつぶやき】
*chample_ytk とても面白そうなのでドキドキしながら読んでいます。 "この世の中はすべて才能です。別に漫才に限らず、どんな仕事もね。そして才能は生まれ持ったもの。" 自己プロデュース力 島田紳助(p.9)
*chample_ytk 常に変化する世の中の流れに対応して、自分の能力も変化させていくことが大切。 自己プロデュース力 島田紳助(P.33)
*chample_ytk 心で記憶する自分だけの体験。 "本を読んで「頭」で覚えた知識だったとしたら、今頃絶対忘れてますよ。話を聞いて、「心」で覚えた知識。だから今でもこうやって話せるんです。" 自己プロデュース力 島田紳助(p.91)
【目次】
「努力の方法」を教えます
まずは「自分だけの教科書」をつくる
「ボケカス! お前らが間違ってる!」
結果さえ出せれば「生意気」でいられる
「本当の客」を見極める
「X+Y」の公式を確立
「技術派」と「感情派」
同じことをやっても絶対勝てない
「島田洋七」というシステムをパクる
直球がダメなら変化球で
負ける戦はしない
テレビで絶対売れる「企業秘密」を教えよう
東京なら「藤本」、大阪なら「赤松」
頭で覚えるな、心で覚えろ
心で記憶できる人たち
「ヘンな人」になりなさい
もっと必死になれ!
「5の努力」をすれば「5の筋力」がつく
なぜ店を経営するのか……その1
なぜ店を経営するのか……その2
M-1で勝つための方法論
君たちには10億円の価値がある
【バックリンク】
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こんにちはchampleです。
今日ご紹介するのは、紳竜の研究での島田紳助さんの講義を活字にした『自己プロデュース力』です。この講義は、2007年にNSC(吉本総合芸能学院)で1回限り行なわれたのだそうです。
この本を読むと、島田紳助さんの人生を追体験しながら、漫才だけでなく多彩な分野で活躍するために必要な努力と、芸能活動を越えて経営者としての心構えを学ぶことができます。
同じことをやっていても絶対勝てない。
負ける戦はしない。
たまたまの成功を疑う。
といった、“お笑い”の世界の方々に向けられた島田紳助さんの言葉は、異業種である自分の心にも響きました。
島田紳助さんの“お笑い”の哲学
さっそく見ていきましょう。
【ポイント】
・僕がまずしたのは「教科書」を作ることでした。(p. 11)
・売れ続けるには、常に「X」と「Y」がぶつかっていなければいけない。(p. 33)
・心で記憶したことは一生忘れません。(p. 82)
・5の筋力を持っている奴は時間がかかっても絶対成功する(p. 104)
・「いや、たまたまやで。たまたまツイててん」と思う自分が戦っているんです。(p. 109)
・だいたい、NSCの人間が、NSCの仲間と一緒にいたって、そこからはあまり何も生まれないんです。(p. 122)
【読書の目的】
自分の能力を伸ばすためにすべきことを知る。
【マインドマップメモ】
努力によって能力を伸ばすことと、人と関わることがメインブランチです。
【感想】
この本を読んで得られる2つの方程式
結果=才能×努力
成功=X+Y
きっと島田紳助さんは、弛まぬ努力と工夫の末にこの方程式に辿り着いているはずです。島田紳助さんの経験を通して、成功するための努力の仕方、自分の能力の見つけ方を学ぶことができました。
私は方程式だけでなく、その式が導かれた過程に着目すべきだと思います。
その人が正しく努力したからこそ、結晶化(法則化)したものだと考えるからです。過程が重要ということです。
同じ考え方が、以前ご紹介した、大石 哲之さんの『ロジカルシンキング・リーディング』にも書かれています。
本を読むときには、「雲雨」の部分、つまりデータと著者の解釈の部分を中心に理解するようにしています。”大石 哲之 ロジカルシンキング・リーディング(p.133)
本には、著者の方が見いだした法則が多くあります。その法則は個人の具体的な経験を抽象化することで一般化し多くの人に受け入れやすくしたものです。その一方で、法則の背景となった具体的な経験に著者の解釈や判断が含まれています。その部分もとらえ、自分で考えながら読み進めていくとより多くの気づきがあります。
自分とは異なる業種“お笑い”の世界で活躍されている島田紳助さんの『自己プロデュース力』とても良い本でした。きっと当時も熱気のある講義だったことでしょう。
島田紳助さんが本を読まないというのも驚きです。あれほどに詳しい知識は、きっとたくさんの人と話すことで得られているのでしょう。本から学ぶのではなく、人の話を聞いて学ぶということも重要な気づきでした。
話と言えば、明日東京で『一点突破の人生プロデュース力』というセミナーが開催されます。
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の池田 千恵さん
『大事なことはすべて記録しなさい』の鹿田 尚樹さん
『結果を出す人はノートに何を書いているのか』の美崎 栄一郎さん
『ワークライフアンバランスの仕事力』の田島 弓子さんがいらっしゃいます。
Twitterで質問を受け付けるという仕組みで行なわれるそうで、講演中もTwitter中継になるそうです。ハッシュタグは、#3210です。
参加する方もされない方も質問できますので、この機会に是非つぶやき質問してみてくださいね!
*chample_ytk ビジネス書を読まれている方へ、池田さん、美崎さん、鹿田さん、田島さんに質問したいことありませんか? #3210 cf. http://bit.ly/7Me0nU
今日もお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた。
【今日紹介した本】
■ 自己プロデュース力 島田紳助 2009
【本書を読んだchampleのつぶやき】
*chample_ytk とても面白そうなのでドキドキしながら読んでいます。 "この世の中はすべて才能です。別に漫才に限らず、どんな仕事もね。そして才能は生まれ持ったもの。" 自己プロデュース力 島田紳助(p.9)
*chample_ytk 常に変化する世の中の流れに対応して、自分の能力も変化させていくことが大切。 自己プロデュース力 島田紳助(P.33)
*chample_ytk 心で記憶する自分だけの体験。 "本を読んで「頭」で覚えた知識だったとしたら、今頃絶対忘れてますよ。話を聞いて、「心」で覚えた知識。だから今でもこうやって話せるんです。" 自己プロデュース力 島田紳助(p.91)
【目次】
「努力の方法」を教えます
まずは「自分だけの教科書」をつくる
「ボケカス! お前らが間違ってる!」
結果さえ出せれば「生意気」でいられる
「本当の客」を見極める
「X+Y」の公式を確立
「技術派」と「感情派」
同じことをやっても絶対勝てない
「島田洋七」というシステムをパクる
直球がダメなら変化球で
負ける戦はしない
テレビで絶対売れる「企業秘密」を教えよう
東京なら「藤本」、大阪なら「赤松」
頭で覚えるな、心で覚えろ
心で記憶できる人たち
「ヘンな人」になりなさい
もっと必死になれ!
「5の努力」をすれば「5の筋力」がつく
なぜ店を経営するのか……その1
なぜ店を経営するのか……その2
M-1で勝つための方法論
君たちには10億円の価値がある
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