2010年2月18日木曜日

お金を生み出す思考トレーニング本







その学び実益に繋がっていますか?


こんにちはchampleです。


今日ご紹介するのは、午堂 登紀雄さんの新刊『日々の行動を儲けに換える お金を稼ぐ習慣術』です。株式会社日本実業出版社 編集担当の長谷川 和俊様、本書をご恵贈いただき、ありがとうございました。


この本には、自分の人生におけるあらゆる経験を対象として思考し、着実に富を生み出す知的生産力を身につけるための練習メニューがまとめられています。


まえがきとあとがきには、午堂さんはこう書かれています。


「できそうなことだけ選んでやる」というのもよいですが、ぜひ一度、本書の目次をコピーしチェックリストにして、全部やってみることをオススメします。(p. 5)

習慣を見直すとは、そうやって感じたことを一つひとつ立ち止まって、より自分に負荷がかかる方法へとバージョンアップさせていくことです。(p. 220)

「これは使える」「これは使えない」と今の自分の能力を前提に取捨選択しても、自分の枠は広がらない(p. 220)


本文を読んでみると、生産性の高い思考法・時間や生活習慣の管理法、価値あるコンテンツの生み出し方に関する具体的な方法が詳しく書かれています。


まさに、「お金を生み出す思考トレーニング本」


これが、この本を読んだ私の印象です。


トレーニングというと、しんどいイメージがありますが、午堂さんの習慣術には、「エア社長になる」「ジェトストリームアタック仕事術」といった午堂さんらしい面白いネーミングがつけられているので、楽しく読みながら実践できるよう工夫されています。

この本を読みながら松下 幸之助さんの言葉を思い出していました。


学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である。

道をひらく 松下 幸之助


まさに、この本を読めば、人生のすべてが学びの場にすることができると気づくはずです。そして時間がないから勉強できないと思わなくなると思います。


ぜひ一度、手に取って読んでみてください。



【ポイント】

・日常の風景を題材に仮説検証を繰り返すことは、学びのチャンスを格段に増やす。そしてこれが他人の受け売りではない、自分だけの一次情報としての価値を持つ。

・漫然と目に映った事実を感想とするのではなく、予め物事を見る「視点」を準備しておいて、考えるようにする。

・仕事の本質をつかめば、自分でもできる可能性がある。例えば、セミナーの参加者でも主催者としてすべきことを吸収できる。



【今日紹介した本】

■ 日々の行動を儲けに換える お金を稼ぐ習慣術 午堂 登紀雄 2010



【関連記事】

● 「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
午堂 登紀雄さんの知的生産について書かれた本の紹介記事です。多くの書評ブロガーが絶賛しているとても反響の大きい本です。


【参考書籍】

■ 道をひらく 松下 幸之助



【目次】

はじめに
第1章 24時間まるごと学校化作戦

①頭で生活する
②ものごとを見る感性を養う方法
③一段高い視点でものごとを見る
④お金を稼げるようになる最適なトレーニング

第2章 知的生活につながる時間術

①スピードアップで2倍濃い人生を送る
②日常生活もスピードアップ
③24時間無駄なく過ごす方法

第3章 マルチプル時代を生き抜く知的生産術

①複眼思考で多様な人生を送る
②マルチタスク処理できる組み合わせを考える
③「壁を越える」スキルを育てる
④マルチプル時代を生き抜く生活術
⑤健全な稼ぎは健全な体に宿る
⑥知的生産を高める食事術

第4章 どこでもオフィス化計画

①生産性を高める物・場所の使い方
②知的生産を高める仕事術

第5章 情報をお金に換える作戦

①コンテンツを生み出す整理術
②思考の枠組みを拡大する
③自分の力を使い回す技術
④お金を稼ぐ読書術

第6章 知的生活を生む発想法

①知的生産につながる質問術
②知的生産につながる心構え
③知的生産を生み出す毎日の過ごし方
④生産性を高めるものの考え方
⑤WIN-WIN発想が他人を動かす
⑥未来につながる意思決定

おわりに






【バックリンク】

◦ お金を稼ぐ習慣術|本日の”いぶし銀”

自分で言うのも変だけど、なかなか面白い内容になっている。
特に第一章の「24時間まるごと学校化作戦」は我ながら傑作!


午堂登紀雄さんのブログで記事が紹介されました。ありがとうございます。




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レビュープラス



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