2010年2月23日火曜日

プレゼンテーションにストーリーを…


こんにちはchampleです。



私は仕事柄、学術会議(学会)や専門的な研究セミナーによく参加します。またそれとは別に、ビジネス著書セミナーにもよく参加します。


自分の専門にとらわれず、幅広い分野の学会やセミナーに参加して自分で研究発表をしたり、いろいろな方のプレゼンテーションを聴いたりしています。


経験している分、プレゼンテーションを見る目はかなりシビアになっています。


たとえば……、

  分かりやすいか、
 
  具体的か、 

  論理的か、

  ストーリーがあるか、

  要するに何が言いたいのか、


などなど考えて話を聞くようにしています。


最近受けたセミナーを聞いていて、特にストーリーの大切さを痛感しました。


ストーリーの組み立て方で印象がこんなに違うものかと…


  人を引きつけるストーリー


  人を動かすことの出来ないストーリー


人それぞれ、その時々のその場でしか聞けないストーリーから多くを感じました。


ということで、プレゼンテーションとストーリーについて考えていきます。


最近読んだ、プレゼンテーションの本にはこのように書かれていました。

聴者はあなたのデータにまつわる「物語」が聴きたいのである。(p. 96)

ガー・レイノルズ
『プレゼンテーション Zen』


講演者には、自分の話を聞いてもらう、あるいは自分の話した内容を実行してもらうという目的があるはずです。


人はデータよりも、物語に心を動かされます。


『仕事はストーリーで動かそう』と言う本で川上徹也さんもこう書かれています。


ビジネスの現場にいる方だと納得していただけると思うのですが、人は論理=ロジックやデータだけでは動かないものです。むしろ感情で動くことのほうが多いくらいですよね。(p.19)

川上徹也
『仕事はストーリーで動かそう』


『オオカミ少年』のお話は誰でも一度は聞いたことがある物語のひとつです。


「嘘をついてはいけません」


というシンプルなメッセージが、少年のエピソードと一緒に頭に残っていますし、「たしかに嘘はいけない」とあらためて思います。


これは物語(ストーリー)に力があるという例のひとつですよね。


このように、語り手は自分の言いたいメッセージにストーリーを加えることによって、聞き手の心に深くメッセージを伝えることが出来るようになります。


ですので、プレゼンテーションではストーリーを伝えることが一番重要だと思うのです。


自分自身もこのことをよく心がけて準備しようと思います。


それではまた。
今日もお読み頂き、ありがとうございました。



【参考書籍】

■ 仕事はストーリーで動かそう
川上徹也さんによるストーリーの大切さを説いた本です。物事を伝えるときには、人を感動させる必要性に気づかされた一冊です。


■ 論文・プレゼンの科学
科学研究者によるプレゼンテーションの本です。プレゼンの準備に関しては一般の方にも参考になる部分がたくさんあると思います。「プレゼンテーション Zen」と合わせて読むと効果的です。


■ プレゼンテーション Zen
ガー・レイノルズさんによるプレゼン本です。世界的ベストセラーです。




【バックリンク】

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