マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ
松山 真之助
2005
今日は、松山 真之助さんの『マインドマップ読書術』をご紹介します。フォトリーディングの講座では、読んだ本をマインドマップ化することを教わりました。本をマインドマップ化することで、脳内で有機的に知識を融合させられると思ったので、読んでみました。
まえがきには、本をたくさん読むだけでなく、まとめて、外に情報発信することによって、人は成長すると述べられています。また、情報を与えることは、大きな可能性をもたらすきっかけにもなるそうです。
【目次】
はじめに
第1章 なぜ、マインドマップ術読書なのか?
第2章 マインドマップとは何なのか?
第3章 実際に、読書マップを作ってみよう!
第4章 Webook読者からいただいた読書マップを公開!
第5章 読書とメルマガで人生が劇的に変わった!
おわりに
【注目の3ポイント】
《1.何かをアウトプットするという目的は、インプット効率を飛躍的に上げる》
養老 猛司さんのベストセラー『バカの壁』からインプットとアウトプットの法則について、引用されていました。
その本にこんな一説がありました。
「Y=aXの法則」です。
男女の医学生を集めて行なわれた実験から、この法則が導き出されたそうです。aは係数で、Xがインプットです。Yは、処理過程(スループット)に入る量あるいは、その先のアウトプット量ということでしょう。
つまり、例えば本を読む場合でも、読んだ後に何かを出そうとしているときは、そうでない時に比べて、aが大きくなるということですね。もともと本を読む前に、目的があるはずなので、アウトプットを意識することで、より情報抽出の効率も上がり、記憶への保持量も上がるのでしょうね。
というわけで、本書では本を読んで、その内容をマインドマップにしてまとめようと勧めています。
《2.読書マップに描いておくべき3つのポイント》
松山さんは、本の著者の意図に沿うようにマインドマップをまとめること以上に、重要なポイントを挙げられています。
- 自分にとって何がいいのか
- 何が共感できるのか
- 何に気づいたか
松山さんご自身の、メルマガでも、「本のひらめき」「僕の思いつき」という著者と自分自身の立場からコメントされています。メルマガについては、Webook of the Dayをご覧下さい。
《3.Webookおすすめの10冊》
松山さんの書評が掲載されています。私もこのうち4冊読みたくなりました。
【読書後の感想ひとこと】
松山 真之助さんの文章はとても読みやすいですね。今回のポイントでは、マインドマップは取り上げませんでした。詳細は参考書籍をご覧下さい。
【参考サイト】
Webook of the Day
松山 真之助さんのオフィシャルサイトです。
【参考書籍】
1.トニー・ブザン ザ・マインドマップ 2005
マインドマップ開発者の本です。描き方が基礎から説明されています。
2.トニー・ブザン コミュニケーションに奇跡を起こす マインドマップ活用術 2005
【読みたくなった本】
■ 大前 研一 考える技術 2004
■ 伊藤 守 コーチングマネジメント 2002
■ 加藤 昌治 考具―考えるための道具、持っていますか? 2003
■ 畑村 洋太郎 創造学のすすめ 2003
■ 松林 博文 クリエイティブ・シンキング―創造的発想力を鍛える20のツールとヒント 2003
■ 阪本 啓一 リーダーシップの教科書 2004
【今日の折り目】
12折/184ページ
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。
【満足度】
4
(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません
【読書カウンター】
★★★☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
今月は、あと22冊!
【バックリンク】
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