2008年6月11日水曜日

67: 頭が良くなる秘密ノート


頭が良くなる秘密ノート

児玉 光雄

2003

 今日は、児玉 光雄さんの『頭が良くなる秘密ノート』をご紹介します。タイトルがとても魅力的だったので、購入しました。児玉さんの本は、以前『直感力』を紹介しましたね。かしこくなるために、この本を読みました。

 まえがきによると、天才と呼ばれる人々は、たった1つのやりたいことに執着して、それに人生を賭けているのだそうです。やりたいことをダイナミックにやる。これによって、天才になれる。あるいはそれよりも、充実した人生を遅れるようになると児玉先生は述べています。


【目次】

まえがき
第1章 天才の秘密の共通点
第2章 競争社会で勝ち残る天才の思考法
第3章 成功者になるための習慣
第4章 アイディアが次々生まれる法
第5章 脳を目覚めさせるトレーニング
第6章 頭が良くなる秘密のノート


【注目の3ポイント】

《1.思考をかえる12のパターン》

 思考パターンと行動パターンが、天才を形づくると児玉さんは述べています。思考が行動を支配するので、どのように思考するのがか重要なのですね。本書で挙げられている12の思考パターンを紹介します。

  1. 徹底して一つのテーマに絞り込んで、それに全力を尽くそう
  2. なんとしても午後5時までに仕事を切り上げて、オフタイムを楽しもう
  3. 自分のアイディアを精一杯盛り込もう
  4. 仕事は自分でつくっていくもの
  5. 仕事が楽しくて仕方がない
  6. この仕事の主役はボク。自分の主張を貫こう
  7. また、新しい朝が来た
  8. とにかく行動することを最優先させよう
  9. 派手な色が好きだ
  10. 自分に忠実に生きよう
  11. 人生のキャンバスに自分色で自由に思いのままを描こう
  12. 常に過激な発想を追い求めよう

 堂々と胸を張って仕事をしている人は、仕事の中に主張が込められています。また、たとえ指示された仕事ですら、自分なりの方法論を考え独自の仕事にしてしまうのだそうです。児玉さんの意見を引用します。

 仕事のプロととして、自分の資産価値を高めるために情熱とこだわりを絶やさない。これこそあなたを天才に仕立て上げる最大の武器なのです。

《2.人生が大きく変わる5つの質問》

 この質問をすることによって、成果が出るだけでなく、大きく生き方が変わるそうです。

  1. 私の当面の最大の目標は?
  2. 私が今一番手に入れたいものは?
  3. 私の最大の武器は?
  4. 私の今日一番のイベントは?
  5. 私が今日じゅうに必ずしなければならないことは?

《3.コミュニケーションの天才になる》

 「リッツの一時停止」という印象的な話が載っていました。リッツカールトンの従業員のあたたかい客への対応のことです。たった3つです。

  (1)相手の目をしっかり見て、ゆっくり話をする。
  (2)最高の笑顔を終始絶やさない。
  (3)心のこもった会話をする。


【読書後の感想ひとこと】

 具体的なトレーニング法が、たくさん載っていて、右脳活性化、直感力の向上、アイデア発想など参考になりました。


【関連記事】

●児玉 光雄 直感力
 直感力の必要性、直感力の磨き方について記事にしています。

【参考サイト】

児玉光雄web


【読みたくなった本】

  ■児玉 光雄  イラストでわかるここ一番!の集中力を高める法 2002


【今日の折り目】

38折/242ページ 
・・・赤ペンチェックが入ったページ数を示しています。本の興味度を定量化しています。

【満足度】



(指標の目安)
5:とてもおすすめ,何度も読みたい
4:いい本
3:ふつう
2:う〜んちょっと
1:あんまりおすすめできません

【読書カウンター】

★★★★★ ★★★★☆ 
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

今月は、あと16冊!


【バックリンク】

◦ 思考の整理学
◦ 一冊の手帳で夢は必ずかなう
◦ 脳を鍛えれば今までの10倍うまくいく
◦ 頭の回転をよくする74の方法
◦ 勉学術

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